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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[4797] 今日も今日とて
詩人:どるとる [投票][編集]


今日も今日とて 変わらない時間がまわる
明日も明日とて 今日と何も変わらない

君も君とて 僕も僕とて 変わらないだろう
君が僕でも 僕が君でも 変わらないだろう

だけどなんてなんていい日だと思うのは
当たり前に笑って 泣いている そんな当たり前なことがあるからだ

今日も今日とて 日が沈みまた日は昇る
今日も今日とて 夜が来てまた朝が来る

そんな毎日が僕はとても幸せなんだ。

2013/04/02 (Tue)

[4798] 荊の道
詩人:どるとる [投票][編集]


みんなでいるより
ひとりがいい

ひとりがいいから
群からはずれる

闇の中に光はない
光の中には闇はない

僕の心に光はある
光を食らう闇がある

荊の道は 果てなく
何処までもつづく

何かと引き換えに
今日も何かを
手にしては
その何かのために
またひとつ闇を抱える

荊の道は 終りなく
何処までもつづく

命が 腐り果てるまで
時が世界に満ちるまで。

2013/04/04 (Thu)

[4799] 朝をさがしに
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夜が 夜が おとずれて 何も見えない
闇の中に 目を凝らしても 何も見えない

聴こえない音や触れないもの 一つ一つ
余すことなく 数えて宝物にするのさ

僕は僕の今日を
君は君の今日を
精一杯生きたなら
それで今日は
もうひと段落

押し寄せては 引いてゆく 波のようだね
明けてはまた暮れてゆく 空の彼方に
また 月が 昇る夜は何も見えない

何も見えないのにね
あなたの優しさが
闇の中にそっと
確かに 灯っている

わかるんだ
わかるんだ
この涙さえ
あなたの優しさで
どこかに消えていく

気づけばそこに
朝がやって来て
夢から覚めた僕は
行ってきますと
ドアを開ける

なくした笑顔
追いかけていた夢
そこにあるなら

朝をさがしに行こう
夜を越えて 今。

2013/04/11 (Thu)

[4800] 
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耳をふさいで 聴こえない音を聴く
目をつむって 見えない景色を見る

それが出来たなら僕は心というものがわかる

そんな気がする。

2013/04/13 (Sat)

[4801] 夜のむこうに
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泣いている君のほほに 流れる涙に歌おう
大丈夫だよ、いつの日か晴れる 君の空は

か弱い人間は 優しさを持っているんだ
力任せじゃない 柔らかな愛を知っている

夜のむこうに ほら 朝が見え隠れしてる

ごらん、そこから見えるかい?

生きる意味が にじみ出てくるだろう
だから生きよう 苦しいけど僕といっしょに

笑っている 君の顔をイメージしながら
楽しいことだけを考えて 僕は歌を歌うよ
君が幸せであるように へたくそだけど

まっすぐな愛を 君に捧げよう

揺るがない愛を 君に捧げよう。

2013/04/20 (Sat)

[4802] マチのオト
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街が音を発してる
小さな音から
割と大きな音まで
聴こえない音さえ
僕には聴こえる

静けさの中の
かすかなざわめき
ほらあちこちから
聴こえる街の音

僕は僕のまま 君は君のまま
それだけは変わらずに
明日も当たり前なくらいに そうであるように 誰かの口笛の果てに消えるつかの間の泡沫

夢から覚めて気づく出来事の顛末

悲しみさえ わからないまま過ぎていく

そして街に 朝が来る 僕は朝だと気づくまもなく朝を知っていた それなのに朝は僕に朝が来たと気づかせる

それはそれはまるで街がくれる 見えない幸せのように

カタカタと音を出すありふれた魔法のひびき。

2013/04/20 (Sat)

[4803] 少年の日の夏
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雨が降っている 5月の空の上から
そろそろ 上着をしまってシャツを出そうか
夏の夜がゆっくりと流れていく
見上げたら満天の星空が 瞳のスクリーンに映る
冷やしたスイカや
汗ばみながら登る長い坂道
今年もそんな夏に出会えるかな
まるではじめての事ばかりだな
毎年毎年同じような夏なのに
今年もまた古いようで新しい夏が
青い空の下に広がってる

そんな夏に会いに行こう
瞼閉じてみれば 庭先に揺れる向日葵
風に踊ってる 如雨露で朝顔に水を遣る
宿題の絵日記には夢が広がってる
虫取りもする 海にも行く 夏が近づいてる
アスファルトの彼方
逃げ水が遠く光っている
今年はどんな夏に出会えるかな
いつか忘れていた少年の日の夏が
坂道から登ってくる もうすぐ見える
長い長い夏の日々は幻のように過ぎれば 遠く振り返っている
そんな夏がこれから始まるだろう
まるではじめての事ばかりだな
毎年毎年同じような夏なのに
今年もまた古いようで新しい夏が
青い空の下に広がってる
そんな夏に会いに行こう
そんな夏がこれから始まるだろう。

2013/05/06 (Mon)

[4804] 夜はいつも
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夜はたまに 悲しい
夜はたまに 切ない
夜はたまに 泣いてる

だけど夜はいつも
何かを教えてくれる
そうだ夜はいつも
ずっとそばにいる

朝が明けるまで
日が昇るまで
夜は隣にいてくれる

優しくなれる
穏やかでいれる
この気持ちは
夜から習ったんだ

ぼくの夜はいつも
何かを伝えている
きみの夜もきっと
大切なこと伝えてる

夜はたまに 悲しい
夜はたまに 切ない
夜はたまに 泣いてる

だけど夜はいつも
何かを教えてくれる
そうだ夜はいつも
ずっとそばにいる

ああ大切なこと伝えてる。

2013/05/06 (Mon)

[4805] ぴりおど
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僕は今日で 終わりだ また明日からは
違う僕で生きる
今日とはまた違う僕で

世界は今日終わる また明日には
違う世界に変わる
昨日と同じようでまるで違う世界に

終わりを 抱きしめて 始まりを迎える
ぴりおどの先の物語 夢から覚めれば
そこは今日という明日の世界

片付いたそばから散らかしてゆこう。

2013/05/06 (Mon)

[4806] 詩を書くこと
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詩を書くことは
心を記すこと

詩を書くことは
恥をさらけ出すこと

生きることに 通じる何かがある
笑い 涙流すことに通じる何かがある

真っ白い紙が一枚あったなら そこに詩を書こう

下手くそでもいいさ
不慣れな字でもいい
詩を書くことから
はじめよう何もかも

すべてにつながるさ
すべてにつながるさ。

2013/05/06 (Mon)
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