詩人:どるとる | [投票][編集] |
一日の終わりは心に何かを置いていくね
昨日にまだ何か置き忘れて来ているような
そんな気持ちが僕を寂しくさせている
天高く振り上げた 腕がつくった
いびつな半円 心を空に投げた
明日にめがけて 明日の僕よ頑張ってください
笑えずにいる僕を笑っている僕が
悲しそうに見つめてる僕を内側から
佇む僕の影がやっと腰を上げて
土手沿いいつもの道を歩けば
沈んでく夕日が僕の涙を照らした
投げたはずの心はまた僕の中に戻ってくる
意気地なしと言うのならこの涙を止めてみてよ
生きることは思ったよりつらくて時々
簡単に死にたいなんて思ってしまうから
天高く振り上げた 腕がつくった
いびつな半円 心を空に投げた
明日にめがけて 明日の僕よ頑張ってください
頑張ってください。
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何気ないいつもの景色の中にある
さり気ない誰かの優しさが僕らを支えてる
何気ないいつもの会話の中にある
なんでもない一言が僕らを笑わせてくれる
考えてみればいつも僕は誰かしらに
助けられてる たとえばあなたの愛にこたえられるかな
目と目が重なったら うまく言葉に出来ないよ
そんなときは 何も言わずに 笑いかけてみてごらん
きっとあなたなら笑ってくれるさ
何気ないいつもの毎日の中にある
太陽みたいな笑顔が僕らを照らしてる
何気ないいつもの会話の続きを
またあなたとしたいから僕は今
君に向かって手を伸ばす 心と心でお話しよう。
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たったひとりのあなたがいて
たったひとりのわたしがいる
たったひとつのせかいの中に
たくさんの物語が生きている
ほら その笑顔の中に その涙の中に
息づいてる 星のようにちりばめられてる
たったひとつのせかいの中に
たくさんの人の暮らしがある
たったひとつのせかいの中に
たくさんの物語が生きている
ほら その笑顔の中に その涙の中に
息づいてる 星のようにちりばめられてる
君もその中のひとつの星だよ
ほら 空の遠くから見れば どんな星もきれいに輝いている。
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人は歩く ただどこまでも続くような
一本道を 僕ら歩く ただずっと
長いトンネル抜ければそこは海だ
季節が変われば 気持ちだって変わる
僕は歩くことしか出来ないよ
息を吸ってまた吐くように
当たり前なことをただいつまでも
繰り返してるだけでやがてくたばるだろう
人は歩く ただどこまでも続くような
一本道を 僕ら歩く ただずっと
一万回の後悔と数えきれない失敗も
振り返ってみれば美しい思い出
僕は泣くことも下手だし
笑うことも大の苦手 だよ
だから誰かの後ろをついて歩く
そんなちっぽけな生き方で構わない 笑え愚か者たちよ
僕は歩くことしか出来ないよ
息を吸ってまた吐くように
当たり前なことをただいつまでも
繰り返してるだけでやがてくたばるだろう
骨となり皮となり果てても
杖をつくような歳になっても
僕は変わらず歩く人 君も変わらず歩く人
上手い下手はさておいて あなたがあなたらしくあるように
生きる努力を忘れずに
生き抜く知恵を蓄えて
どう転ぶかよりも
どう歩くかを考える。
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何気ないいつもの風景の中には
いくつもの「幸せ」が隠れているんだ
ほら、見てごらん 道端の小さな花
風に揺れて 笑ってる そよそよと
ほら、見てごらん 青い空に浮かんだ雲
気持ちよさそうに 空の海を泳いでる
目を凝らせば 何でもない景色が いつもよりも少しだけ 違って見える
聞こえるかい? 見えるかい? あなたの心にふと過(よ)ぎるように 映る誰かの優しさが
それはささやかな神様からの 贈り物
僕らが生きる 暮らしの音だよ
夕暮れの台所 お母さんがほら
まな板の上で野菜を切っています
ほらもう少しで夕ご飯が出来るから
今夜は手作りハンバーグだよ
ほら、気づいたかい そんな声の陰から
窺うように 幸せは僕ら見つめてる
耳をすませば いつもは聞き逃してしまうような誰かの言葉にふと心をとめる
届いたかい? 伝わったかい? あなたの心に直接 触れてるようなぬくもりがわかるだろう
それは 心ある人だけにわかる気持ち
僕らが生きていることを示す証しだよ
目を凝らせば 何でもない景色が いつもよりも少しだけ 違って見える
聞こえるかい? 見えるかい? あなたの心にふと過(よ)ぎるように 映る誰かの優しさが
それはささやかな神様からの 贈り物
僕らが生きる 暮らしの音だよ
耳をすませば いつもは聞き逃してしまうような誰かの言葉にふと心をとめる
届いたかい? 伝わったかい? あなたの心に直接 触れてるようなぬくもりがわかるだろう
それは 心ある人だけにわかる気持ち
僕らが生きていることを示す証しだよ
ほらまた聞こえた
それは 僕らが生きる 暮らしの音だよ。
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不器用な指先で描き出した 僕らの毎日
時に優しくなれず あなたを傷つけた
でも気づけば 波のように引いてもまた
押し寄せるように あなたの元へ心は帰りたがる
滲んでゆくように 霞んでゆくように
鮮やかだった僕の毎日は 色あせてしまう
あなたという色をなくして 途端に 物寂しくなったんだ
ペンをとったその日から
時は確かに 終わりへと向かって
動き出していたけれど
鉛筆だけで描かれた下書きの絵のように色味のない 独りだけの喜びや幸せならば
ただでも要らないよ
許されるのならば もう一度あなたの笑顔に帰りたい
24色のどの色鉛筆でも出せない色で
あなたは毎日を染めてくれたんだ
些細なことで 喧嘩した夜は自分ばかり
責めてしまうよ あなたは今どうしてる
流されるままに 流れるように
ただ時の川にはこばれてゆくけれど
ひとりぼっちじゃ答えの出せない 時もあるんだよ
歩き始めた頃から命はほころんで
やがて来る終わりをどこかで知っていた
感情だけで描かれた 心のない絵なんてさ
誰の心も 動かせない あなたと描いてきた毎日は 最後まであなたと
描ききらなくちゃ 二度と完成なんてしないんだから
心重なった その日から
僕らは 愛という意味も知らないままで
ペンをとり描き出した筈だから
許されるのならば もう一度あなたの優しさに包まれたい
鉛筆だけで描かれた下書きの絵のように色味のない 独りだけの喜びや幸せならば
ただでも要らないよ
許されるのならば もう一度あなたの笑顔に帰りたい。
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何気なくつかってる言葉の中に心はあるか
向かい合わせで語り合う 会話の中に 愛はあるか
世界中の平和はあるか
僕らは嘘つきだね
平和だとごまかす人にすべてを守れるか
神様もいない世界は
何が救いになるのか
光は誰を照らすためにあるんだろう
ありがとうも愛してるも 言葉だけでは
無いという 「当たり前な大切」を
今こそ 言葉に込めて大事なあなたに贈るよ
きれいごとも 輝くような世界ならば
きっと 悲しいだけなんだよ
だから、僕らは本当に 心から 笑うんだ
誰もが幸せになる為に。
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いつも傍にいてくれる 誰かの優しさに
感謝して 生きているかい
当たり前なんて思った事はないかい
ありがとうって言葉は 感謝したことを
示す証じゃないんだ
何気ない毎日の中に そっと灯ってる
誰かの優しさに向かい合って
あなたが優しくしてくれるように
あなたにも優しく向かい合えているかな
あなたが優しくしてくれるように
あなたにも優しく向かい合えているかな
あいのうた 歌うように そっと なんでもない言葉や仕草の中に 心を織り込んでみよう
優しさは優しさでしか お返し出来ないんだ
一生かかっても返しきれない愛をもらったなら
せめてできる限りの優しさであなたを
愛してみよう
画用紙やノートに書き出してみたんだ
誰かへの感謝の気持ちを
絵にしたり文字にしてみたりした
なかなか面と向かうと感謝してるって
言いづらいものだね
素直になれない 僕らの心はまるで
掛け違っているボタンのようだね
あなたが愛してくれているように
僕もあなたを愛してみたいんだ だから
あいのうた 奏でるように そっとなんでもない場面や瞬間に 思いやりを 混ぜ込んでみよう
愛情は愛情でしか 伝わらないんだよ
たとえばそれが親でも恋人でも同じさ
愛する人たちに向けて 隔たりのない まなざしで
見つめてみよう
あなたが支えてくれているように
ねえ 僕もあなたを支えてあげたい
生んでくれた人に
愛してくれた人に
いつも優しい人に
傍にいるすべての
感謝すべき人たちに
あいのうた 歌うように
あいのうた 歌うように そっと なんでもない言葉や仕草の中に 心を織り込んでみよう
優しさは優しさでしか お返し出来ないんだ
一生かかっても返しきれない愛をもらったなら
せめてできる限りの優しさであなたを
愛してみよう
そして 素直に 愛されていることを
感謝するように 愛されてみよう
愛されてみよう。
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とりあえず 身近にある機械に頼る
とりあえず 無駄に増える貯金を眺める
とりあえず 企業のいい加減さに憤る
とりあえず 冬のボーナスを待つ
そして 波に乗り福袋買いあさる
次いで 彼女と映画観に行く そのあとは
26世紀の初日の出に迎えられ ホニャララ
ホニャララ。
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遺言状を書こう ぺらぺらな遺言状を書こう
遺言状を書こう 心や愛を込めて書こう
遺言状を書こう 達筆で書こう
年賀状より遺言状を書こう。