詩人:どるとる | [投票][編集] |
夜の中に 朝の中に
悲しみは流れ
幸せは あふれ
蟻の行列 群れをなし 砂糖をはこぶ
何をしようか 日曜日
風船の飛ぶ 真っ昼間
何を 歌えばいいのやら
わからない 日には
適当な鼻歌 歌ってみる
裸眼で眺めた世界は
素直なまでに綺麗
嘘のない世界には
本当のことだけが
見える 見える
時の外れでバスを待ってる
行き先は未定
ビルの雑木林を抜けて 市街地へ
ひたすら 笑って
ひたすら 泣いて
世を照らす太陽に 手をかざしてみる
裸眼で眺めた世界は
痛みさえ偽らない
色眼鏡なんて必要ない ぼやけた世界を生きよう
暮れゆく空の向こう
ぼんやり浮かぶ雲が
ちぎれてく意味を悟り なんとなく沈んだ
やがて来るだろう夜を待つ
裸眼で眺めた世界は
素直なまでに綺麗
嘘のない世界には
本当のことだけが
見える 見える
裸眼で眺めた世界は
痛みさえ偽らない
色眼鏡なんて必要ない ぼやけた世界を生きよう
ありのまま生きよう。
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悲しみの中にも幸せはあるんだよ
幸せの中にも悲しみはあるんだよ
悲しみを 欲しがればもれなく幸せがついてくる
幸せだけを 欲しがれば 悲しみだけが頬伝う
幸せが欲しけりゃ 悲しみも 欲しがりなさい
涙をのんだ人にだけ幸せは微笑むのさ
草花に重なる生き方 光を集めて 生きている
暗闇の中に 佇み 光を探しながら 生きている
だから僕も 草花を見習って生きてみる
出来るかな 出来るだろう とりあえずやってみよう。
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月の光を浴びて 涙をお空に 返すのよ
押し寄せる 感情の波 引いてゆくのはこの窶れた命
時の渦潮 くるくる 回って 二度と戻らぬ旅をする
そして 再び 夜はやって来て 誰かしらを悲しみで包むのよ
朽ち果てた 廃屋で見る 甘い夢の終わりはあなたの声
箱庭のような 部屋に 感嘆のため息がもれる
陽の光に 濡れた命を 浴びさせて 乾かすのよ
繰り返す言い訳と皮肉の終着駅は空の上さ。
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トントン ガラガラ
組み立てる
壊れた街を立て直す
再出発!再出発!
僕らは 負けない
僕らは 泣かない
笑う強さを知っている
挫けぬ勇気を持っている
今日も トントン ガラガラ 組み立てる
嘗ての街を 取り戻す
再出発!再出発!
僕らは 負けない
僕らは 泣かない
笑う強さを知っている
挫けぬ勇気を持っている
輝く明日を夢見てる。
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生きていくことは 正しいことなのかな
生きていくことだけが正しいことかい
季節は足早に過ぎていく 僕を追い越してく
何かが やっぱり僕には足りなくて
でも何が足りないのかわからない
訳もなく生きたくて
死ぬ理由ならいくつもあって
だけどいつ死んでもおかしくないのにね
なんとなく生きたくて
やっぱり死にたくなんてなくて
だけど気づけばいつでも死にたいと思う
例えばこのまま 醜い自分をさらしてでも
生きることで見える光があるのならば
僕は生きていこうと思う
生きていくだけで 生きているだけで
こんなに苦しくて 辛いものなんだね
天気と同じだね 心にも雨と晴れがある
時にはざあざあ降りの日もあれば
時には青空のぞく快晴の日もある
訳もなく 笑ってるのは
涙を隠したいからじゃない
不器用で弱い自分を変えていきたいから
なんとなくでも生きたいと
心から思ったその日に
何かが僕の中で変わった気がしたからね
例えば あした何が起ころうと生きたいと思う気持ちは 捨てないでいようと思う
僕は笑っていると思うんだ
訳もなく生きたくて
死ぬ理由ならいくつもあって
だけどいつ死んでもおかしくないのにね
なんとなく生きたくて
やっぱり死にたくなんてなくて
だけど気づけばいつでも死にたいと思う
例えばこのまま 醜い自分をさらしてでも
生きることで見える光があるのならば
僕は生きていこうと思う
僕は生きていたいと思う。
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流れる街並み 空はただ何事もなかったようにどんなことがあった日でも 顔色ひとつ変えない
何かを探していたような気がするけれど
むなしさ抱えすぎてどうでもよくなってしまったよ
疵痕に疵痕を重ねて 生きていくことなんて
もう嫌になってしまった 人はこの街の中だけでも
どれだけいるだろう
僕の流す涙は ただ夕焼けに照らされて
こぼれていくだけで
どんな慰めも 聞く耳も今は持てないね
わがままに 悲しんでいたいだけさ
止められぬ 涙を笑わないで
この涙は いわば必死に生きる僕の証。
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そこに映る 本当の心を あなたは どんなふうに思うだろう
鏡に映した 裸の心はありのままを映し出しているけれど
あなたが ゆがめば 鏡に映る あなたも歪んで映る
あなたが 姿勢を正せば 鏡に映る あなたも姿勢を正す
へたくそに傷つけるのならば
不器用に誰かを 愛しましょう
それでいいということはないけれど
真っ直ぐな瞳で あなたと 僕は向き合うから
笑えばいいさ どれほどの時が 風に流されても ねえ
不器用さまで あなたらしいのに どうしてそれを笑う
あなたが 笑うなら 僕は鏡になって 笑うよ
あなたが 泣く時は僕も泣いている ほほに伝う涙
終わりに向かって生きるのに なくす事がとてつもなく怖い
人の流れに 紛れ込み 僕らは何を見つめてる? 残酷なほど美しい世界で
僕らは いつも 誰かしらと向かい合ってる
へたくそに傷つけるのならば
不器用に誰かを 愛しましょう
それでいいということはないけれど
真っ直ぐな瞳で あなたと 僕は向き合うから
あなたは僕を映す鏡
僕はあなたを映す鏡
お互いの心にお互いの心を映してる。
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終電は夜 星の光がまたたくのは夜
寂しくない 悲しくない 切なくない
ああ もういいや 何もかも終わり
世界の掟であしたがくるだけ
当たり前のように 行き場のない夜
ただ世界が ありのままの姿に戻るだけ
ただ世界が ありのままの形に戻るだけ。
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僕の心まで 白く染めていく
冬の夜 星はまたたくまま 声をひそめて
子供の眠った頃を見計らって
語らう 小さな声 それは星のまたたき
静かな夜に 寄り添う意識が ほら少しずつ朝へと手がとどく
たどり着いたその朝があなたにとって
素敵なものでありますようにと
願う僕の心は よどみのない色です
たとえるなら雪によく似た白い色。
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どんな悲しみの中にも いてもね
聞こえるよ 君の優しい声が
君が励ましてくれるその声に僕はいつも助けられてる
自分だって悲しい癖して いつも自分より人のことを思いやる
君に僕は 日々支えられている
「大丈夫だよ 愛してる 大好きだ」
当たり前な言葉なのに 君がくれると
ありふれた言葉も特別なものに聞こえる
些細な出来事に 落ち込んでる僕の背中
さすりながら 君は言うよ どんな雨もどんな夜も 終わらないものなんて ないから
ラララ そんな君の言葉に救われた僕はやっと笑えたんだ
いつも 気づけばそこにいる
僕が笑いかければ君も笑う
誰にも大切な人がいるように 僕にも大切な人がいるよ
それは言うまでもなく君だってこと 何気ない瞬間に伝えたいよ なんでもない場面に僕は何度も気づくんだ
「どこにも行かないで消えないでね」
いつかあなたが居なくなってしまうような気がして しまうのは何故なのかなあ
すっかり夜気に冷やされた僕の背中
頼りなくてごめんねと謝る僕を責めない君の優しさに 僕は胸うたれてしまうんだ
ラララ 君がそばにいる ただそれだけで生きていけるんだ
「大丈夫だよ 愛してる 大好きだ」
当たり前な言葉なのに 君がくれると
ありふれた言葉も特別なものに聞こえる
些細な出来事に 落ち込んでる僕の背中
さすりながら 君は言うよ どんな雨もどんな夜も 終わらないものなんて ないから
ラララ そんな君の言葉に救われた僕はやっと笑えたんだ。