詩人:どるとる | [投票][編集] |
とぼとぼと歩いていく 急ぐ街を横目に
僕は 何も考えず歩いていく ひとりきり
嘘に埋もれた街は今日もよそよそしい
「行かないで」
思い出の中に まだ君が揺れている
僕は引き返せない道を歩いてる
空の中に 部屋の中に 君が揺れている
僕は 何かを忘れて来てしまった
夜の背中は丸まった 猫背です
冷えきった通り 歌を歌う若者 ひとりきり
必死にうったえる 「生きる正しさ」を
「わざとらしい」
言葉の中に あなたが揺れている
僕は雪の冷たさを知っている
夢の中に 近所の道に 君が咲いている
僕は君を うまいこと愛せなかった
思い出の中に まだ君が揺れている
僕は引き返せない道を歩いてる
空の中に 部屋の中に 君が揺れている
僕は 何かを忘れて来てしまった。
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何かが悲しくって
僕は泣きました
何かがうれしくって
僕は笑いました
「生きている」とか「生きていられる」とか
ただそれだけのことがとてもうれしくて
悲しくて たまらない
泣きながら 笑いながら 歳を重ねていく
ただそれだけの人生です
やたら真面目に 時に不真面目に 自分の今と向き合ったりして
忙しないそれからに僕らは 追いかけられてる
気づけば、ずい分 遠回りしている
そうだね 笑うことが出来そうなら
今は 悲しくても笑ってみようかな。
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ほんとの悲しみは 歌になんかならない
ほんとの喜びは 言葉になんかならない
ほんとの憎しみは 映画になんかならない
ほんとの幸せは 写真にはおさまらない
ほんとの世界は 生きることを
心から 歓迎したりしない
あしたの世界は あなたがいなくても
回る 誰かが あくびをする
それでもあなたの生きる今はどんなに
笑われたって 掛け替えないものに決まっている
ほんとがなんだっていい ただあなたがそこにいることが
ただひとつのほんとのこと
だから生きていて。
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波が押し寄せて 君は流されてく 彼方へ
波に押し戻され 君はまた今日に辿り着く
さよならの夜も おはようの朝も
いつもそばにいるよ
僕が そばにいるよ
波は知っている 君の悲しみも喜びも
波がささやく 生きることをやめないで
雨降りの今日も 晴れ渡る明日も
いつも 僕は 君を見ている 見ているよ
さよならの夜も おはようの朝も
いつもそばにいるよ
僕が そばにいるよ。
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今日の悲しみは 明日の喜び
希望の朝が 僕を励ましている
夜明けの呼び声が 遠くから近くから聞こえているよ
鳥のさえずり
風のささやき
川のせせらぎ 僕を呼ぶ君の声
悲しみは もう 消えて あるのはただ
朝食のパンと珈琲とスープだけ
涙の雨は もう 止んで 降っているのは
陽射しの雨 闇はもう消えて 君が笑う
いつもの当たり前な朝に君が笑うだけ
どんな悲しみが 僕をおそったとしても
夜が明けてしまえば いつもの朝が
僕の隣に何気なく座っている
座っているのさ。
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太陽光線が カーテンを燃やして
ほら開けた窓 飛び込んでくる
君の瞳の中いっぱいに広がる青い空
何ひとつ特別なことはない日々だ
それでも君がいる それだけでいいと思えてしまえる
君と一緒に笑う 君と一緒に泣く
そしてたまには喧嘩もする
君と一緒に手をつないで 出かける
離れたり 寄り添ったりする二人は
今日も どこに行くのにも一緒さ
ほらまた 二人の心に思い出が 刻まれる
ラララ 大切なのはいつでも二人が二人でいることなんだよ
君は気づいてるかな
僕は君だけを 見ているってこと
月の光が 照らすいつもの夜
僕から 差し出した手を君がつかむ
少しは かっこよくなれているかな
弱くって 情けない僕だけど
君のことを 好きになることに関しちゃ右に出る人はいない
君と一緒に並んで 君と一緒に生きる
歩く歩幅はそれぞれ違うけど
遠慮したり譲り合ったりしながら
不器用に お互いを愛しているんだ
今日も 誰より 好きな人を思うんだ
愛することが時おりわからなくなったら
単純にただ 伝わるぬくもりに答えを見いだせばいいんだ
大切なのは ばかばかしい程の ありふれた気持ち
僕は 気づいているよ 君が僕を好きなように僕も君を好きなこと
当たり前なことなのにそれが一番大切
君と一緒に笑う 君と一緒に泣く
そしてたまには喧嘩もする
君と一緒に手をつないで 出かける
離れたり 寄り添ったりする二人は
今日も どこに行くのにも一緒さ
ほらまた 二人の心に思い出が 刻まれる
ラララ 大切なのはいつでも二人が二人でいることなんだよ。
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空を泳ぐ 雲を見ていた
よく晴れた日の朝
いろんな形に見えるもんですね
魚みたいな雲や ソフトクリームみたいな雲
何か悲しいことがあった日は
あの雲に愚痴を聞いてもらえばいい
ただひとつ どれひとつ なくしていい
ものなんてない ましてや命なんて
歩いていこう この果てしない道を
つなぐ手が ないのなら
いつでもそばにいる優しい人の
ぬくもりに頼ればいいんだよ
人はひとりではけして生きられない
それを教えてくれたのは 君だったよね
ラララ 越える強さと越えられぬ弱さの
両方を持っている
僕らは誰もいつでもどこかしらでつながってる
目を閉じたままじゃきれいなものも見えません
汚いものを 見なければ きれいなものも見えないんだよ
消えない世の中の醜い景色を 君の目はどう見ているかな
誰ひとり生きちゃいけない人なんていない
その命は君だけのものじゃない
泣きながら 生きていこうよ
無理して 笑うことなんてないから
君の頑張りを笑う誰かのこと 君は気にすることなんてない
ひとりにひとつ 与えられた命 わずか数十年の生涯の中で見つけるものは
小さなものだろう
だけどあなたが今笑ってること 頑張ってることは 遠い明日できっと君の力になる
夕暮れ はぐれた雲を見つけたよ
君も僕と同じなのかい? ひとり風に吹かれてる
「心寂しくて たまらない時は ただ
その雨が降り止むまで そばにいるよ」
誰かの声がする
歩いていこう この果てしない道を
つなぐ手が ないのなら
いつでもそばにいる優しい人の
ぬくもりに頼ればいいんだよ
人はひとりではけして生きられない
それを教えてくれたのは 君だったよね
ラララ 越える強さと越えられぬ弱さの
両方を持っている
僕らは誰もいつでもどこかしらでつながってる。
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素直に生きることは思うよりも難しい
ありのままに生きることはそれより難しい
素直な気持ちだけでもしも生きれたなら
「悪」も「善」もなくなってしまう
人は誰でも 孤独な生き物で 光と影の境を行き交っている
素直に 笑って
素直に 泣いて
誰かに 愛されたなら
人を愛することも
簡単なのにね
それが出来ない程
心は 誰かを信じることを 恐がってる
愛されていることに気づけない
人は 人を愛することも知らない
誰かのぬくもりに見出した答えは
ただこの手を伝い 心をふるわせる
間違っても思わない 愛されていることが当たり前だなんて
悲しい程 笑って
心に嘘をついてた
昨日までの僕なんて
誰も愛せやしない
誰かがくれる ほんのささいな優しさに
閉じていた心はゆっくりと開いてゆく
今なら僕は少しだけ誰かのために 生きれそうな気がする。
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雪降る道に続いてる
一本道
屋根の上の雪が解け
滴る水の音
雪に隠れて 春を待つ 小さな蕾 その身を頑なに固めて
寒くないかと 話しかける子供の
無邪気さに 雪は ほころんで
あまりの優しさに 熱を帯びたように
雪は 解けて 嬉しそうに笑った
君のあとを追いかける夕暮れ うっすら残る
誰かがこしらえた 雪だるま
ぽつり灯る 明かり揺れる通り
はるか先には 早くと急かす君の手がある
春を待つだけの 凍えた日々の中に 見つけた 小さな幸せ
僕の中に 芽生えた。
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言葉を紡げば 悲しさが生まれる
重なる想いに 寂しさが 紛れる
月の満ち欠け 今夜は三日月か 明日は満月か
空を見上げて 太ってるやせてると言う君
ふらふらと おもてに出て 足を 伸ばせば
悲しみも 薄らいで 傷跡は 凍りつき
涙 寒さに紛らわし
僕は 白い息
吐き出して 消え入りそうな笑顔で月を見送るだけ
ああ 今夜は どんな月
それでも紡がずにはいられぬ
僕は灯りに 群がる 蛾のように 貪欲
何を 引き換えに 僕は謳うの
愛と嘯けば 月は 無邪気に 空へ昇る
只闇深く 音は 遠のき 夜を朝へ連れ去る。