詩人:どるとる | [投票][編集] |
ひとりぼっちになってはじめてわかったよ 人はひとりじゃ何も出来ないこと
強くなるためには まずは自分の弱さを知ることだ
握りしめた拳は 誰に向けるためにあるの
ただ弱い者を殴るための拳なら
そんなものは強さじゃない 弱い自分をごまかすための単なる弱い者いじめだ
強がってばかりいる弱い自分と向き合って
悲しみにちゃんと涙を流せる素直な人になって
他人の痛みを理解することで 本当の強さを手にすることが出来るんだ
だからもう 無理やり自分を押さえ込むのはやめよう
自分より強い誰かに立ち向かう強さはありますか? 悪いことを悪いと言えますか
正しさに形なんてないけれど 何が正しいかはわかる
繰り返す後悔と挫折 君も同じように打ちひしがれてるのか
どうにもならないことやうまくいかないことを 誰かのせいにしていないかい
それを弱さっていうだよ
涙を流すことも知らない弱虫は 我慢することが
強い人間だって勘違いしたまま大人になって
後ろ指さされないようにと常に周りの目を気にしてるからかっこ悪い
つよがりの君へ 泣いたってちっとも恥ずかしくないよ
泣かない強さを覚えるよりも
泣けない弱さを覚えるよりも
泣ける強さを覚えなさい
そして気持ちよく笑えたら 一番いいだろう
強がってばかりいる弱い自分と向き合って
悲しみにちゃんと涙を流せる素直な人になって
他人の痛みを理解することで 本当の強さを手にすることが出来るんだ
だからもう 無理やり自分を押さえ込むのはやめよう。
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君の笑顔が涙でにじんで いつもの君が隠れん坊してる
どこにいっちゃったのかなあ いつもの明るい君は
僕は君の笑ってる顔が一番好きなのに
泣いていたら 笑顔が見えないじゃないか
泣いてる君を見るたび何をすればいいのかわからなくて ただ雨が止むのを待つように遠くから眺めてたよ
いつの間にか 君はいなくなって
この部屋から君の笑顔が消えて
僕はひとりぼっち なぜか考えたけれど
答えが出せずに ただ君の帰りを待ってた
やっと答えを出せたときには 君のメアドは変わってた
べつの誰かの優しさに寄り添っているのかなあ
今更何を言うつもりはないけれど
僕は自分の価値観を君に押し付けてた
誰もいない 夕暮れ時のリビング
ここから見えるキッチンに 君の面影が見えた気がして
僕は急いで部屋を出た
降り出した 夕立の中君の家に向かった
言葉はうまくまとまりゃしないけど
君がいなくなってこんなに寂しいんだって 少しは素直になれたって伝えたくて
僕はまだ君にそういえば一度も伝えてなかった
愛してるって言葉 今言うには遅いかなあ
でも今しかないと思ったんだよ
君は こんな僕を 許してくれるかなあ
ずぶ濡れでドアを開けて 泣いてる僕を
君は何も言わずに部屋に上げてくれた
ひたすら謝る僕に君はいつもの笑顔くれた
そんな君を僕は傷つけたんだなあ
そんな君を僕は愛せなかったんだなあ
でももしもう一度チャンスがあるなら
そんな君を僕に愛させてくれないかなあ
君の隣で また一緒に笑っていたいなあ。
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日々はただ 風の向こうに流されてゆく
今日が明日に身をあずけているように
雅なる 着物を纏うように
心にいつでも 揺るがないもの 抱えて
明日は 風の中 どこへ吹いていこうか
迷いの森は深く 暗く生きる私たちを悩ませる
遠くに 見える 海は凪いで
思い出を 笹舟に乗せ もう出会えぬ人へ
手を振るのです 静かに今 風が立つ
物語はここから
はじまるのさ。
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僕は今日から 変わる
何かが 変わる
昨日とはまるで違う
今日の中で
思いきり息をする
思いきり駆け抜ける
昔話は遠い道端に捨ててきたのです
いうなればそれは一歩前に進むこと
だけど同時に居心地のいい場所を離れること
僕は明日また僕になる
同じ僕だけれど
昨日の僕はいないよ
今日の中で
目いっぱい笑って
目いっぱい泣いて
少し 色違いの
今日を生きるのさ。
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いきなり砂が落ちてきて
泥まみれになった街がほら
テレビの中に 映っています
おはようと言ったあの人が
ケンカしたままのあの人が
今度会うと約束したあの人が
簡単にこの世界から消えました
今日はあの人のいなくなった
悲しい日です いつか思い出すのかな
もういない人の話をしようか
夜が明けるまで 終わらない宴
酒が涙に変わってゆく
もういない人の話をしようか
埒が明かないや 中途半端な思い出
アルバムが 土砂に埋もれてる
あぁあ言葉もないな
今日もまたあの人がいない世界に朝が来て
目覚ましがリリリと鳴る。
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泣けない僕の代わりに雨が降ってる 傘を差して歩いてる人が兵隊みたいに群れをなして行進してる
少しくらい悲しいことがあったってさ
誰ひとり見向きもしないや 今日あの人が死にました 自殺らしいよ
目をつむる 悲しみに
口をつむぐ 痛みに
さよならは なぜか
重ねた傷跡にしみてゆく
自販機の明かりに寄りかかって
僕は下手くそな嘘をついている
生きることは素晴らしい
生きることだけが正しい
嘘をついたぶんだけ汚れてく
そんな事はどうでもいいみたいにまた夜が過ぎてく
全くもって言葉にならない。
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どうして 嘘をついてまでみんな笑うんだろう
どうして 自分をごまかしてまでわざわざ心を偽るのかな
蝙蝠みたいに世界を逆さまに見て 悲しみの中にいるのに
雨に降られるのがうれしいみたいに振る舞うの
胸をえぐる悲しみが心の奥深くまで 突き刺さる
こんなんじゃサーカスの 道化師のようじゃないか
お客さんに笑いを振りまく 道化師のようじゃないか
楽しくもないのに さも笑われるのが うれしいみたいにさあ
ずっと 笑ってる僕らは馬鹿みたいだろう それでも笑ってる
それをよしとさせる常識とはなんと滑稽なんだろう
そのおかしさに気づいた時には もう僕は素直に泣けなくなってた
逆さまに見た世界は 何もかもが 逆さまで
幸せもまるで 嘘のよう よく出来た劇の中で今日も
精一杯 自分を偽るのに忙しい
そして 僕は 今日も逆さまの歌を歌ってる。
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誰より 近くにいるのに気づかなかったよ
誰だって 悲しい そんなことにも
君の太陽のような笑顔に隠れて
見えなかった 見ようとしなかったんだよ
そして気づけば君は嘘をつくことも
無理してるみたいで
誰が見ても疲れているのがわかるくらい
ため息ばかりついてた
特別なことなんて きっと出来なくていい
ただそばにいてね
私が見えるところでいつもの笑顔見せてくれる それだけで私は元気になるから
あなたの笑顔は私の笑顔になるんだよ
だから今日も あなたが笑えるように
私も笑うから 明日、綺麗な笑顔が咲くように種を蒔くよ
僕の前では嘘なんかついてくれるなよ
少しくらい醜くたって愛せるんだからさ
君のそんな言葉に何度救われたかわからない
今日も感謝してばかりさ ありがとう
雨が降るのは 当たり前なことだろう
でも濡れなくてもいい雨があるんだよ
僕のために泣いてくれるのはうれしいけど申し訳ないんだ
魔法みたいな不思議な力も持ち合わせてない ふつうの僕らにはただ人を一途に好きでいることしか出来ないよ
でもそれだけ 出来れば いいと思うんだ
私の心はあなたを映す 鏡だから
あなたが悲しいと私まで悲しくなるんだ
あなたが笑うとね 世界がばら色になって一日中幸せな気持ち
たった一人の人を愛することって
簡単だと思っていたら意外と難しい
道は一本しかないのに迷ってばかりだ
特別なことなんて きっと出来なくていい
ただそばにいてね
私が見えるところでいつもの笑顔見せてくれる それだけで私は元気になるから
あなたの笑顔は私の笑顔になるんだよ
だから今日も あなたが笑えるように
私も笑うから 明日、綺麗な笑顔が咲くように種を蒔くよ
僕はあなたの笑顔になるよ
だからあなたは僕の笑顔になってくれたらうれしいなあ。
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うまくさよなら出来ないんだ
昨日の僕に 手を振ることが出来ない
夕暮れの 真っ赤な景色の中を
息が切れるまで走ったことだけ覚えている
目をつむったまんま
何かを 見ようとすると
暗闇の中にも 光を描き出す事くらいは簡単なんだ 本当は
さよならをするのはいつでも 今このとき
変わらないさ 離れ離れの存在を
引き合わせるみたいなささやかな偶然が
連れてきた この巡り合わせに 涙をくれてやる
なぜか ありがとうが言えない
感謝しているのは 嘘じゃないのに
途方もない ルールを覚えきるために
費やしているこの時間はやがて消えてしまう
耳をふさいだ手をゆっくり離す
遮断されてた音が一気に流れ込む その中にひときわ輝く君の声がある
別れてく時の中 もう二度と会えないのさ
ドラマのような 出来すぎたハピネス
終わらないさ 映画の最後に流れる
エンドロールが 通り過ぎたあとにも
目を覚ました誰かの為に新しい物語が綴られる
さよならをするのはいつでも 今このとき
変わらないさ 離れ離れの存在を
引き合わせるみたいなささやかな偶然が
連れてきた この巡り合わせに 涙をくれてやる
僕が与えられるわずかな愛を くれてやる。
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君が生まれてきて
はじめてむかえる朝
小さな手を閉じたり開いたりして
たくらみのない素直な笑顔を浮かべながら 君は僕を見つめてる
何もかもが はじめてのことだ
僕もゆっくり 大きくなっていくから
君もゆっくり 大きくなっていこうね
愛が何かもわからないうちに
僕はパパと呼ばれる存在になってたんだ
何が愛か わからないくらいでいい
手探りしてる 一生懸命さが伝われば
愛されてるって君にわかってもらえるかな
君が 数を数える
まだ数本のろうそく
誕生日に ケーキを食べようね
僕は不器用で取り分けるのも下手くそだ
こんなパパでごめんね
何もかもがぼんやりとしたまんま
今はまだ 真っ白な地図だけど
少しずつ 家族で 埋めていこう
もうすぐ この街に新しい季節が来る
吹き抜けてく風が夏にさよならしてる
愛してるって言葉じゃなくて 伝えたい
澄んだ空に 雲がたゆたう 午後
なんとなく書いてみた手紙のような 詩のような そんなラブソング
愛する人がいる誰かの心に 届けばいいな
そんなふうに 思いながら つくったよ
愛が何かもわからないうちに
僕はパパと呼ばれる存在になってたんだ
何が愛か わからないくらいでいい
手探りしてる 一生懸命さが伝われば
愛されてるって君にわかってもらえるかな
もうすぐ この街に新しい季節が来る
吹き抜けてく風が夏にさよならしてる
愛してるって言葉じゃなくて 伝えたい
僕から君へのラブソング。