詩人:どるとる | [投票][編集] |
たとえばこの世界から争いが無くなったら
世界は少しは明るくなるかなあ
未来を夢見ることが出来るかなあ
わからない 今はまだ見えないから
遠い未来を 星でも見るように眺めてるだけ
だけどどんな未来でも子どもたちが
笑いあえるような
誰もが幸せであるような そんな未来ならいいなあ
夢を語る 子どもたちの声をただ聞いていたい
夢を語る 子どもたちの瞳の輝きを見ていたい
子どもたちに僕らは誇りを持って愛を語ってゆけるかな
なにが正しいとかなにが間違ってるとか偽りないことを
ひとつひとつの言葉が
僕らのつつましやかな頑張りが
未来を照らすひとつの光になればいい
たとえば人が同じ人をいじめることを
良しとしてるような世界になんか
いたくない でもそれを悪と言いたいよ
わからない 今はただ迷ったまんまさ
迷子のように はぐれてしまった愛を探してる途中です
いつか 誰もが大人と呼ばれるようになる
大人になるってことは難しいことじゃない
だけど心は置き去りにしちゃいけない
明日を夢見る 子どもたちの 声を拾い集めて
明日を夢見る 子どもたちの 声を歌にして歌いたい
子どもたちに自信を持って渡せるような未来をつくれるかな
夢とか希望とか きれいごとはいい ただやってみるんだ
ひとつひとつの当たり前が
僕らのひそやかな優しさが
未来を支えるひとつの要になればいい
耳をすますと 聞こえる
大人ってなんだろう
なりたくないようななりたいような不思議なものだ
今は遠く見つめてる未来をやがて 目の当たりにしたとき
いつか子どもたちだった君たちはなにを思うんだろう。
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誰かのことを 愛すること
或いは誰かに 愛されること
そんな幸せに 僕はいつも照らされてた
恋をして 傷ついて
人を思うことを知って
かなわぬ思いを抱いて
恋をすることの喜びと悲しみを知りました
通り雨に遭ったようなそんな出来事だと
笑うことが出来るかい?
だけど僕はこの思いにだけは嘘をつくことが出来ないよ
だって君が好きだから
手をつなぐと ただそれだけで
伝わるぬくもりが全ての答えさ
ほらね魔法のよう 見る間に変わってく
桜が咲くときも散るときも一緒だった
なんとなく言葉にしなくても
顔を見ればわかったよ 隠した寂しさも
通りすがりの恋だから 人はそう言うけれど僕はそうは思わない
あなたと積み重ねた思い出の多さの数だけ悲しみは深く
この胸を えぐるのさ
朝の光の中に とけてる君の面影が
いつも優しくて 僕はまだ前に進めなくて
通り雨に遭ったようなそんな出来事だと
笑うことが出来るかい?
だけど僕はこの思いにだけは嘘をつくことが出来ないよ
だって君が好きだから
ずっと君が好きだから。
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夜の中に目を凝らせば 闇の中に浮かぶ光
朝の中に耳をすませば無音の中に息づく音
それをハナから無いと決めつけるには
甚だ愚かなことだから 僕はありえないを信じる
あるはずもない景色や実体のない感情に寄り添うように僕は生きる
それは この世界にそっと花開いた命
様々に形を変えながら存在している
たとえば 神様が歩く
スピードに合わせて回る時計のあとをひたすら追いかける
僕らの足取りはやがて大きな渦の中へと消えていく
そして静けさだけが残る世界には全ての命はもはや跡形もない
そんな避けられない未来を僕たちは知らない。
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夜の中に 生まれる声 しだいに光に変わる
闇を照らす 形のない光は見えない悲しさに寄り添いながら
君の涙を遠くから見つめてる
ああ なんとなく眺めている景色は
まるでどこか 知らない世界のようで
僕は目を閉じて 闇の中に目を凝らす
本当に大切なものなら闇に閉ざされても
けっして消えることはないと知っている
温度を持っている それぞれの要領で
向かうべき場所まで 命を運んでいく 運んでいく
ああ なんとなく 抱きしめている愛は
少し汚れてるけどそれが人間らしくて
僕は耳をすまして たくさんの音の中から
本当に受け取るべき君の声を探し出す
いつでもそばにあるものを愛している
ああ なんとなく眺めている景色は
まるでどこか 知らない世界のようで
僕は目を閉じて 闇の中に目を凝らす
本当に大切なものなら闇に閉ざされても
けっして消えることはないと知っている
夜はまたたくものだと知っている。
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ねえ まっすぐに目をそらさないで
心から愛する人を見つめてごらん
容易には 間違えることなんて出来ない
あなたが絶え間なく愛をくれるから
空や雲や風のようにただそこにあるだけの存在じゃない
だって 確かにここにある ぬくもりまでもあたたかい
途方もない旅だ 終わりはまだ見えない
このまま手をつないでどこまで行けるかわからないけれど
時が許すかぎりあなたと一緒にいたいと思う
あなたを好きでいたいと思う
それがただひとつ僕が祈ること
ああ 命には決められた終わりがある
そんなことも感じさせないほどなんだ
いつまでも一緒にいれる そんな気がして
どれだけ年を重ねても愛は途絶えない
悲しみも喜びが重なり合った 思い出がまたひとつ増えて
どんなときも君とならば 心には青い空が広がってるよ
時計が終わりに向かって 刻まれていく
はたして僕になにが出来るかわからないけれど
まるでそれが当たり前のように 君のそばにいるから
いつもの顔で笑ってるからね
それが僕に出来る君への精一杯
そしてやがて道に迷ったとき
気づくんだろう 愛がある意味に
愛されていることがこんなにも 幸せでたまらなくて
言葉になんかならないんだ
途方もない旅だ 終わりはまだ見えない
このまま手をつないでどこまで行けるかわからないけれど
時が許すかぎりあなたと一緒にいたいと思う
あなたを好きでいたいと思う
それがただひとつ僕が祈ること
今はまだ それだけ
確かであればいい。
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まばたきするたびに変わってゆく世界
さっきまでの世界はもうどこにもない
人はいつもその瞬間その瞬間を生きる
どこにもないさ
答えなんて
うたかたのうちに 消える 命だから
せめて最後はただ静かに眠るように
いくつもの 夜が 過ぎていって
いくつもの 朝が 過ぎていって
世界はただ同じことばかり繰り返して
いつもの僕の部屋に朝が来て ただそれだけを全てと呼ぶんだ
つかの間の夢のように消えてゆく世界
今日の今日は今日だけど明日の今日は
今日だけど今日じゃないよ わかるかな
少し生きるのには
痛みがついてくる
うたかたのように 終わる物語だけど
本を読むようには 簡単にはいかない
今日が過ぎてもまだ
明日には今日と同じ世界で今日を生きる
猫はただにゃあと鳴いて犬はただわんと鳴くよ ただそれだけが世界の掟のように変わらないままだ
たとえば 意味もなく これといったわけもなく
明ける夜 それはまるで見えない誰かが次のページをめくったように見えたんだ
想像はきりもなく まだ続く
うたかたのうちに 消える 命だから
せめて最後はただ静かに眠るように
いくつもの 夜が 過ぎていって
いくつもの 朝が 過ぎていって
世界はただ同じことばかり繰り返して
いつもの僕の部屋に朝が来て ただそれだけを全てと呼ぶんだ
大切に抱きしめるんだ。
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僕たちは所詮、細胞の寄せ集め
或いは欲の塊
ただそれに肉がついただけの存在さ
適当な水面に
命を浮かべているだけさ
今日もまた 瞳の中
真っ赤な太陽が
沈んでゆく
僕は手を振ることさえしなかった
いつもそうさ 無駄なことはしたくない
君は ただ笑う
汚れなんて知らないかのように
君が泣くときは 決まって誰かが君を傷つけたときなんだ
そう僕のせいだ
たとえば 特別なことは何も出来やしない
だから 君が生きるために必要な 微かな力になれればとようやく思えたんだ
だから僕は君にとっての酸素になる。
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心はね塩化ビニールで出来てない
だからちゃんと痛みも本物だよ
血を 流すこともたまにはあるだろう
分かり合えない憤りがはみ出して
心は透明 いろんなものを映してしまう
心を透かして見えるこの世界の素顔
それは どれだけ汚いのだろう
それは どれだけ美しいのだろう
僕は 言葉に出来るかなあ ひとつひとつの絶景を
心はね絶縁体じゃないから
だからまっすぐ素直に涙は落ちる
涙を流すことは悪いことだろうか
形だけを見ずに 携わってみなさい
心は透明 ありのままを見つめている
騙されやしない 一番純粋なものです
いつも いつでも 君のそばにあって
君を 誰よりわかっているだろう
僕は感謝出来るかなあ ひとつひとつの恩恵に
ここからの眺めは
全ての世界を見渡す
さも自分たちの心が全てだとでもいうように思い込みは視野を狭くする
ねえ君が見てる世界なんてこの広い世界のごく一部だよ
心は透明 いろんなものを映してしまう
心を透かして見えるこの世界の素顔
それは どれだけ汚いのだろう
それは どれだけ美しいのだろう
僕は 言葉に出来るかなあ ひとつひとつの絶景を
自分という存在の解りにくさを。
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宝物と呼べるものがもし僕にひとつでもあるなら
それは自分というこの世界に たったひとつだけの命
だけどなぜだろう
生きていくうちにひとつひとつ大切なものが増えていく
君がいて 僕がいる
そんな毎日が 僕にいつも変わらない幸せをくれるんだ
君を愛したいと思う
君に愛されたいと思う
だから
手をつないで 喧嘩もたくさんしよう
いろんな話をしよう いろんな景色を見よう
そしてかけがえのない思い出をつくろう
いつか必ず尽きてしまう命だけど
宝物だよ 誰かとの時間やその時抱いた気持ちは 間違いなく大切なもの。
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夜の中朝の中そのどこかに隠れている
微かな でも 確かな呼吸
全てのものたちが生きてることを
僕たちに教えるように呼吸している
見えないものも 呼吸しているんだよ
知っているかい?
わからないものをわからないままにしていたら何もわからないままだよ
あじさいの葉っぱどかせば かたつむりがいるみたいに
どんなものでも 探さなくちゃわからない
闇の中 光の中 手のひらに走るいくつもの曲線
枝のように伸びている
たまに寄り添うようにくっついて
意味もなくそこにあるようでも
何かしらの 意味があってそこにある
僕たちは呼吸して 命をつなぎ止めている
たとえばそんな見えない力に支えられて
生きているように 全ては解き明かせないけれど
心地よい苦悩の中で生かされている
こころよい 暮らしの中で呼吸している。