詩人:どるとる | [投票][編集] |
積み重ねた思い出がいつしか 二人の思い出になった
同じ思い出を持っていることの幸せをかみしめている
時には泣いたり 時には笑ってみたり
時にはケンカもして 時にはいちゃいちゃして キスをして
それから…
多分愛なんて そんなたいそうなもんじゃなくて
ただそばにいるだけで いつの間にか伝わってしまうものだと思うからね 特別なことは何もなくて
あなたがいる ただそれだけで僕の世界は輝くんです
ほら僕の記憶の彼方までずっと続く道に残っている
思い出が歩いた足跡が いつかの涙や笑顔を覚えてる
時には真面目に 時にはふざけたり
時には嘘もついた 傷つけ傷ついた
すべてが大切な思い出だ
多分、愛してるなんて言うだけならば簡単だと思うから
愛してるなんて言葉にはしないでも 愛されてるって気づかせて
いつでもそれが当たり前みたいに あなたのことだけを誰より 思っているからね
また季節のページをめくる いたずらな風が
花を咲かせては散らせていくのを
君と二人 この小さな窓から 眺めよう
分け合う喜びは小さくても 味わい深い時間となるでしょう だから
多分愛なんて そんなたいそうなもんじゃなくて
ただそばにいるだけで いつの間にか伝わってしまうものだと思うからね 特別なことは何もなくて
あなたがいる ただそれだけで僕の世界は輝くんです
あなたがいる ただそれだけで僕はいくらでも強くなれる。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
悲しいことがあったんだ
だからたくさん泣きました
瞳からつぎつぎにこぼれる涙
心までとどいて濡らしました
通り過ぎてく季節の数だけ
歳を重ねて いつの間にか僕も大人になったよ
優しくなろうと思えば思うほどに
なぜだろう 泣きたくなるよこの世界は
つまらない見返りを求める人ばかりで
ありがとうも悲しく聞こえてしまう
それでも僕はどこまでも単純でお人好しな優しい人でいたいよ
とっぷりと日が暮れて
いつもの帰り道を歩けば
いつまでも見ていたいほど
きれいな夕焼けが街を包んでいた
たとえば出会った人の数だけ
思い出があるのなら 悲しみさえも抱いたまま
誰かを愛そうとすればするほどに
なぜだろう 傷つくばかりで悲しくなるよ
憎むことに慣れてしまった僕たちには
優しさの置き場すら心にはないかなあ
それでもたまに見せる人の弱い部分が僕にはたまらなく優しく見えるんだ
簡単なことだ 多分僕たちが苦戦してることは
心と心で会話すればいいだけなのに
目と目を合わすたびつまらない計算をするからこんがらがる
優しくなろうと思えば思うほどに
なぜだろう 泣きたくなるよこの世界は
つまらない見返りを求める人ばかりで
ありがとうも悲しく聞こえてしまう
それでも僕はどこまでも単純でお人好しな優しい人でいたいよ。
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情けないよなあ 君に頼りきっている
いつだって君をアテにしてばかりだ
365もの日付に 追われながら
僕らはこうしてどこまで歩くのか
いい加減だよなあ いつも口ばかりで
嘘もつくし ごまかしてばかりだ
自分の悪いとこは知っているよ
痛いほど だけど変われない
寂しいときは そばにいるよ
悲しいときも そばにいるよ
ケンカもしよう そのたび仲直りをしよう
お互いの足りないところを補いあおう
君と行きたい場所がこんなにたくさんあるんだ
君と観たい映画が 君に見せたい景色があるんだ
難しいことはいい
僕は君が好きなんだ
なんでもない景色の中に 咲いた
ふたつの花が 寄り添ってる
いつでも どんなときも離れない
幸せは こういうことを言うのかなあ
寂しいときは そばにいてよ
悲しいときも そばにいてよ
うれしいときは 一緒に笑って
泣きたいときは一緒に泣いてね
こんなにたくさん君にしてほしいことがあるんだ
こんなにたくさん君としたいことがあるんだ
わがままな 僕だけど 君だけを 愛してる。
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沈むように 落ちるように眠った
目覚めればもう窓の外はすっかり夜で
あたためていた思いを唇にのせて声にしたのに
下手くそな言葉になったよ
どこまでもただ 暗い夜だ
だけどなぜかやさしい夜だ
世界は僕に笑ってくれてるだろうか
せめて傷ついた僕らに嘘でもいいから
生きることは間違ってないと教えてよ
うまく言葉にならないからね
とりあえず繕うよ 糸と針で縫うように
隠せずにはみ出した傷跡が 雨に濡れてる
誰かの優しさがしみるよ
どこまで行っても 闇ばかりだな
だけどその中に灯る見えない光
あなたは何も言わずに笑ったままで
いつも悲しいときはには勇気をくれる
ハンカチを差し出してくれてるみたいさ
難しいことは何もわからないしわかろうとも思わないけど
ただ「あなたがいること」
それだけが僕の光
どこまでもただ 暗い夜だ
だけどなぜかやさしい夜だ
世界は僕に笑ってくれてるだろうか
せめて傷ついた僕らに嘘でもいいから
生きることは間違ってないと教えてよ
君をどこまでも愛せるように
君にいつまでも愛されるように
二人がいつまでも二人でいれるように。
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僕らは箱の中 時間を閉じ込めた箱の中
巻き戻す 夜が過ぎたはずの朝になる
世界はそれでも何も変わらないままだ
顔を隠してる 恥ずかしがり屋の太陽が
光で僕らの目をくらませているんだ
降り止んだ雨さえもまた 降り出せば
きのうの青空が嘘のように
僕らは箱の中 命を取り留めた箱の中
血を混ぜて 手を結んで ひとつになる
ずっと覚めない夢の中 終わらない夢の中
誰かを待っている あるいは誰かを待たせてる
たとえば この小さな呼吸ひとつだって
かけがえのないものだ
あなたの近くで僕のそばで そっと脈打つ音に耳をかたむけて
僕らは箱の中 時間を閉じ込めた箱の中
巻き戻す 夜が過ぎたはずの朝になる
世界はそれでも何も変わらないままだ
心臓の脈打つリズム
聞こえますか?聞こえますか?
それが生きてる音。
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花が咲いて 散っていくだけのことなのに
人が生まれ 死んでゆくだけのことなのに
なぜにこんなにもうれしいのだろう
なぜにこんなにも悲しいのだろう
もう降らない雨 明けない夜 過ぎ去ったきのうの世界
生きることは 通り過ぎること 忘れ去ること。
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歳を重ねるのは 何かをなくすことだ
そして何かを手にすることだ
ひとつひとつ 私が消えていく
今日を生きた私はもういないよ
あしたにはもう今日の私じゃない
だから覚えていよう私だけは今日の日の私を
私だけが覚えていられるから
頑張った自分や悲しかったこと嬉しかったこと 消えない痛み
全部背負って生きていくんだ
それが私が私である証だ
砂時計が落ちるように いつかなくしてしまう
時間は永遠じゃないんです
ひとりにひとつ ある命だから
あなたがいなくなればもうあなたは
この先、生まれることはないんだ
だからかみしめよう生きていられるこの時を
喜びも悲しみも全部抱きしめて
後悔したきのう 雨に降られた日 傷ついた日
全部残らず私のかけら
それが私が歩いた足跡
意味などなくていいまたここに誰かが生まれるとき 私が歩いたこの道が 轍になれば
ひとつひとつ 私が消えていく
今日を生きた私はもういないよ
あしたにはもう今日の私じゃない
だから覚えていよう私だけは今日の日の私を
私だけが覚えていられるから
頑張った自分や悲しかったこと嬉しかったこと 消えない痛み
全部背負って生きていくんだ
それが私が私である証だ
それが私が私だった証だ。
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この夜は ただ道の上に闇を背負っている
路地裏の小さな空き地で見つけたよいつかの忘れた光
僕たちは いつも人の幸せを願いながら
自分の幸せも願ってる
それは悪いことじゃない
なくしたものを指折り数えるよりも
手に入れたものや残された日々を思おう
目を閉じたときに少しだけ見えるもの
耳をすましてつかまえる君が生きている音
それはひとつひとつ違う色と形で
いたるところに咲いてる
それを幸せと名付けましょう
痛みは消えないよ 帰らない人を残す
それでもまだ僕には向かうべき明日がある
僕の声は積み重なってやがて夜空に輝くひとつの星になって
ありふれた気持ちのそばでそっと僕が気づくのを待ってる
それはまるで 深い土の中で 息をひそめる
時の中で だんだんと化石になった
アンモナイトのよう
僕たちの中で 少しずつ形になる
わずか百年ほどのはかない命を縁取るみたいに
言葉にもならないほどうれしかったから
悲しかったから まだ生きている
きのうのようにまたいつかみたいに 笑ったり泣いたりしたいから
たったひとりのあなたを愛したいから
たったひとりのあなたに愛されたいから。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
ついてないと思うのは高望みするからだ
膨らみすぎた欲望はそのうち破裂するぞ
ついてないこともあるのさと思っていりゃ最初からため息つくこともないのにね
人間ってのは馬鹿ですから 理想を高く持つのです
誰かがついてないと言う
たかが少し転んだだけで
おいおいまだまだこんなとこ
人生の入り口からそんなに離れてないぞ
人生を悟ったような顔すんな
若さを腐らせるな
どう生きるかはおまえ次第
その命は その魂はおまえのもの
どう扱おうがおまえ次第
だけど忘れるな おまえは生きてるだけでついている
いつも忘れるな おまえは世界を見れば幸せなほうだ
人を羨ましがるのは隣の庭がきれいに見えるのは
他人の笑ってるとこしか見てないからだ
他人だってただの人間さ どんなに賢い人間だってみんな同じように弱くって
だからつよがり笑うのにおまえはそれを知らずに羨ましがる
誰かが 微笑むそのそばで誰かが泣いてる
この世には光と影がある
戦争もあれば平和もあるさ
たまたまおまえの住む国は
平和ってだけで青空しか見えない
目に見えるものに惑わされるな
見渡せるだけの世界を全てだと思うな
途中で死ぬのもありだけど
死んだらきっともったいない
まだまだ笑えたかもしれないし
まだまだいいことあったかも
僕は死人より 少しだけ生きてるだけでついている
僕は死人より 生きてるだけでまだマシな人生おくってる
また言ってるね
ついてないと言う
それだけであなたはついてない
肝心なことわかってないから
人生を悟ったような顔すんな
若さを腐らせるな
どう生きるかはおまえ次第
その命は その魂はおまえのもの
どう扱おうがおまえ次第
だけど忘れるな おまえは生きてるだけでついている
いつも忘れるな おまえは世界を見れば幸せなほうだ
早く気づけるといいね。