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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[6500] まっさら
詩人:どるとる [投票][編集]


なんとなくが いつも幸せを描いてる

名前もない日だまりのそばですくすく育つ

花を咲かせるための種が芽を出したら

新しい 旅のはじまり

真っ白なノートのように 汚れない空のように

これからたくさんの夢を描ける

あなただけの物語がページの先へ続く

楽しいも悲しいもあなたが見つけるんだ

愛しいも恋しいも出会いも別れも

まだ言葉も多くは知らずまっさらな世界を

君は何色に染めるんだろう。

2015/09/28 (Mon)

[6501] ささやかな抵抗
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おかしな おかしな人たちが
巻き起こす 笑いの渦
くるくる 回る 時計の針をじっと
見つめていたら昨日が今日になっていた

脈略なんていらない
理由なんていらない
意味なんてなくていい

笑えればそれでいい
そもそも なんのために生きてるかもわからない
生きなきゃいけないルールもない
それでも僕らは生きている 明日も僕らは生きていく
命があるならもったいない なおさら僕らは生きなければ

生きる 悲しみにささやかな抵抗を
たとえば 意外な方法で 驚くべき悪あがきを
見せつけてやる 見せつけてやる。

2015/09/28 (Mon)

[6502] PM
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何もかも忘れられない 大切なことなんかはなおさら

嘘ついて歩いていたら ぬくもりはこの手からいとも容易く消えた

裸のままで 空を飛べたなら きっと傷ついたりなんかしないのに…

悪魔になりたい 自分がいる でも
優しさを 捨てれずにまた誰かを思うから

悪魔にはなれない 優しくてでもどこか
足りない そんな自分が愛しいことも

僕は 忘れられない。

2015/09/28 (Mon)

[6503] ただいまおかえり
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夕暮れを すっかり追い越してしまったくらいに

もうすぐで夜だなあ 早く君に 会いたいなあ

ただいまっていう声が喉のここら辺までもう出てる

家までもう目の前

ただいま おかえり この世界にはいくつあるんだろう

いつものそのやりとりがどれだけ大切か気づくには

あとどれくらい 君にただいまって言えばいいだろう

帰り道で考えていたんだ 僕がただいまって言うまえに

君はおかえりって言うから それがなんだか可笑しくて笑ってしまうの

何気ない君の優しさほど気づけない 鈍感なのは

昔からだとかすぐ話をそらすのも昔からだって思う

愛してるって言うのは恥ずかしいから ごまかすように言うよ

いつもの言葉に隠して

おはよう おやすみ そんな言葉をあとどれだけ言えるかな

指折り数えているんだよ どれだけ長くてもこの時間は

永遠じゃないから たまに我に返ったように気付くと

涙なんか流してる自分がいるんだよ そんな僕を君が見て

君も泣いてしまうからしかたのない二人だねって笑うことにしてる

大切な人やかけがえのないたくさんのものに
それは そっと灯っている あたたかな光

まるで足の遅い僕を待ってくれているように 行く先を 照らしてくれる 優しげな道しるべ
それは、あなただったりするよ

ただいま おかえり この世界にはいくつあるんだろう

いつものそのやりとりがどれだけ大切か気づくには

あとどれくらい 君にただいまって言えばいいだろう

帰り道で考えていたんだ 僕がただいまって言うまえに

君はおかえりって言うから それがなんだか可笑しくて笑ってしまうの

喧嘩しても 笑って許してしまうの
いつの間にかなんで喧嘩してたのかも忘れてしまうの。

2015/09/28 (Mon)

[6504] 大丈夫
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ぼんやりと浮かんでるやわい光

誰かのことを 意図せず照らしてる光

ああ 悲しみは 生きるすべての人を

ああ 同じ雨の下にさらして濡らすのに

痛みはそれぞれ違うから 難しい

たやすくは 君に大丈夫って
言えない僕がいる

でも このままにはしておけないから
結局余計な世話を焼いてしまうの

でも それでもなんだかんだ 君も嬉しがっていたりするんだよ

それが ねらいさ それがねらいさ

暗闇に浮かび上がるあなたの顔

目を閉じてなんとなくイメージしてみる

ああ 腐るほど見ているのに思い出せない

ああ でも君を思うとき胸があたたかくなる

それが愛というのなら間違いじゃないさ

いくらでも喧嘩してすれ違っても
何度でも仲直りして

道に迷ったふりして同じ道をまた二人で歩いてる

いくつもの嘘と本音を 巧く織り混ぜながら続く会話

噛み合わなくてもふとした瞬間重なればいい

大切なものは 多分
目に焼き付けるより肝心なとき 道に迷ったとき ふと思い出される そのくらいでいい
愛なんてごたいそうなものじゃなくても

たやすくは 君に大丈夫って
言えない僕がいる

でも このままにはしておけないから
結局余計な世話を焼いてしまうの

でも それでもなんだかんだ 君も嬉しがっていたりするんだよ

それが ねらいさ それがねらいさ。

2015/09/28 (Mon)

[6505] 旅立ちの歌
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わからないのその向こうへ
心を単身旅させてみよう

意味のないこともひっくり返せば
意味のあることに変わる

この世界で正しさの形を決めつけるには
まだ 僕は何も知らなさすぎるから

何色でもない 色に染まってみよう
僕はまだまだ いくつもの余白残したノート

悲しいこと 嬉しいこと 涙ぐましい努力
色鮮やかな思い出 見届けなければいけないことが沢山ある

わからないのその向こうには
きっと僕がまだ知らぬ

景色や 言葉が 待っているから
会いに行こう レールをはみ出して

旅立ちの歌を道連れに。

2015/09/28 (Mon)

[6506] さすらい
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ふいの瞬間に 紛れ込む寂しさに

僕は すっかり してやられてしまう

悲しいよって 言えたならいいのに

弱音吐けたなら いいのに…

ああ 負けないつもりで 闘ってるから

一歩も引き下がる訳にはいかない

ああ 弱くても強がるくらいはできる

このまま、さすらうように風まかせの旅

行く先も 行く宛もない気まぐれな風の旅。

2015/09/28 (Mon)

[6507] 
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悲しいって伝えたいその声を言葉にして

嬉しいって伝えたいその声も言葉にして

今すぐ 伝えたい人に届けたい

ありがとうや愛してるじゃ足らない
気持ちを 歌にして届けたい

レッスントゥザミュージック

言葉にならない気持ちなら

レッスントゥザミュージック

歌にしてしまえ

思い出の中に

花をひとつ 咲かせて。

2015/09/28 (Mon)

[6508] 大人になれない僕達は
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つまらないこと言わないで このまま大人になれない僕達は

幼い心 捨て去らず いつまでも あの日上げた産声忘れない

思い出は 誰の胸の中にも変わらない足跡を刻み付けたまま

今もあの日の時間を閉じ込めた時計がその時を待っている

何一つわからずに まだ 何も知らずに

つまらないこと言わないで このまま大人になれない僕達は

覚えたての言葉で 意味も知らない愛を世界に叫ぶだろう

大人よりずっと大人らしい 心で何が正しく何が間違いかを

たどたどしい声でつまずきながらゆっくり明日の夢を語るだろう

いつか。

2015/09/28 (Mon)

[6509] さよならをしよう
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雨は昨日のうちにやんでしまった

覚えているのはあのどしゃ降りの音

痛みだけが 残されたのならば

僕達は もう笑うことすら難しい

このまま何処までも優しく流れる

君の髪のような 緩やかな時の流れ

さよなら 僕は今

少しずつ 変わる

色も形も昨日とはまるで違う僕になる

遠くから差し込むささやかな 兆し

ドアを開けて 世界をあとにしよう

昨日はもう何処にもないよ

思い出は辛い場面さえ見せるなら

さよならをしよう あまりにも僕は

多くの思い出を 愛しすぎたみたいだ。

2015/09/28 (Mon)
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