詩人:どるとる | [投票][編集] |
移り気なふりをして 同じ場所をぐるぐる回ってる
あがりを目指す旅は再び振り出しからのスタート
色とりどりの世界は僕らの心の色が映っているだけ
この世界を染めているのはほかの誰でもない僕らの命だ
うるさいくらいの拍手で夜明けを迎えろ
物語のはじまりはいつも頼りない一歩から
同じ色したドキドキ脈打つ音色
この気持ちを忘れなければ
何度でも同じ気持ちで歌えるさ
生きていること それ以外
楽しいことはない 幸せなことはない
戯れているのさ おどけたふりして実はもう限界なんだ
気持ちを偽れるほど器用でもない だから涙はぬぐえない
さよならが 染めていく 季節を新しい色に
君が見つけた希望
やがて花となり 未来をにぎやかにする
悲しみなんて殴り飛ばして 笑顔で今日を迎えろ
どんな物語もはじまりは無防備だ
それは誰にとっても等しく同じルール
ただひとつ例外はないと知っているなら
何度でも同じ気持ちに立ち返れるさ
生きていること それ以外
生きていることを証明する手段はない
心を満たす すべはない
物語のはじまりはいつも頼りない一歩から
同じ色したドキドキ脈打つ音色
この気持ちを忘れなければ
何度でも同じ気持ちで歌えるさ
生きていること それ以外
楽しいことはない 幸せなことはない。
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それはまるで それはまるで いつか見た
光のような 優しい闇のような ぬくもり
瑠璃色の夢が 誘う幸せだけが憩う場所
そんな夢の続きがあの向こうに
自己満足でも ままごとの延長でも
日々を繋げていこう。
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よくできたドラマの結末を期待してたわけじゃないけど
君の悲しみを少しでも 和らげさせてあげられたなら
そんなことを思いながら 君と手をつなぐ
いつかなくしてしまうぬくもりを
永遠のものにするには その場しのぎの気持ちじゃ追い付かない
だから いつでもあなたを思うこの気持ちだけは どこへ行くのにも 手放さないようにと
なんとなく空を 見上げながら イメージしているんだよ
幸せな時間でも いつか君を置いて死ぬんじゃないかと
泡のように消える時間にも永遠があるなら
あなたが笑えば ただそれだけで 世界から悲しみが
ひとつ残らずなくなってしまったような気持ちになれる
そんな気持ちをいつまでも宝物にしていこう 情けなくてすぐに泣いてしまう僕の愛した人は君だけ
思い出がひとつふたつ だんだんと増えてく
空っぽだった心が満たされてゆくのがわかる
いつかなくしてしまうぬくもりを
永遠のものにするには その場しのぎの気持ちじゃ追い付かない
だから いつでもあなたを思うこの気持ちだけは どこへ行くのにも 手放さないようにと。
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心に映る 悪しき自分を 消し去ろうとした
君を傷つけた昨日の僕は嘘にはできない
空に天気があるように 僕もいつでも青空を抱いては生きていけない
時に 荒れ模様 君につらくあたってしまう
ああそれは 君の心は僕を映すちょうどいい鏡
僕の醜さ 僕の浅ましさ 自分が迷った時には
君の表情に しぐさに 自分の足りない部分を見つければいい
愛は自ずと見える
君が愛してくれる
自分が描ける。
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不思議な国へ ようこそ 連れていっておくれよ
血だまりの海を泳ぎ 骨の森を抜けて
終わらない悪夢から覚めてもまだ
消えない痛みを 見つめている
僕は邪な夢見る無邪気な子供
回転木馬の上で小人が踊ってる
吊るされた人形は
秘部をさらけ出し
悪意をえぐり出す
少女の笑顔はひきつり
陰惨な童話を
きれいごとでおおった
だから僕らはきれいな世界だけしか見えない。
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拷問機械の針が貫いた正義
悪夢は続く マリアを血に染めて
断たれた首が風にさらされて
物語を運んでくる
自転車に乗った猿が怪しく笑う
言葉をばらまく詩人の手には
見えない台本があるようで
次々に歌われる言葉の明瞭さに
驚く暇もなくアリスは聞き入る
世界を動かす歯車は誰の手にも握られているというのに
それを恐れるあまりに人は戦争やいじめという手段で
己の弱さを隠している。
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終わらない夢のような
果てしない路のような
色褪せない色のような
途方もない想像のような
そんな 宇宙を広げながら
あるいは 敷きつめながら
イメージだけで心は宛のない旅をしてる
いつかつかみかけたあの光は今 どこにあるんだろう
恒星のように光り輝くスピカ
見つけておくれよあなたの瞳で
言葉なんて何もいらないから
イメージするだけで空も飛べる
そんな色とりどりの夢で世界を満たしたい
答えのない計算のような
行く先のない旅のような
通じない言葉のような
鍵のかかった扉のような
意味のあるものと無意味なものすべてがすべて ひとつの世界
書きかけの物語の続きを 足跡が埋めてく
握りしめた見えないペンのインクが空欄を塗りつぶす
いつか見た流れ星が尾を引いて 弧を描いて落ちた あの夜
魔法なんて使わなくても ほら不思議なほど伝わるイメージ
モノクロだった僕の世界を色鮮やかに染めてく
何が正解なんだろう
何が間違いなんだろう
そんなことはもういい
間違えることもまた答えならば
僕らには間違える愚かさも必要だ
恒星のように光り輝くスピカ
見つけておくれよあなたの瞳で
言葉なんて何もいらないから
イメージするだけで空も飛べる
そんな色とりどりの夢で世界を満たしたい。
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寄り道しながら イメージはどこに行くのか
宛のない旅の始まりはいつも気まぐれです
待ちきれない 夜明けより一足先に
僕は闇を振り払い 光の中へ 飛び込む
目を開いたその刹那 この心に 届く
何万光年越しの 星たちの旅の足跡
ほらね はるかな景色が 遅ればせながら 昨日を映す
空はスクリーンになって ちゃんと 僕の目に映っているよ
それは星がたどった道筋の痕跡
たとえば今はない命が残す一欠片。
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もう何一つ 君を縛る概念なんて無い
そういうことにしておこう
青く広がる空を飛べるように
正しさなんて 絵に描かれただけのまやかし
騙されないで 流されないで 大切なのは何を信じるか それだけ
固定観念と思い込みがこの世界を狭くしている
目の前の世界は 君が見ている 世界だけじゃないんだよ
見聞きするすべてが世界だと疑うこともなく信じるならば
心なんて必要ないさ 君の世界はどこにある? 目を凝らしてごらん
耳をすましてごらん
そこにある世界はひとつかい?
もはや理論的な思考などは 役に立たず
計算などでは導き出せない次元さ。
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行く宛などない 僕たちには
空の終わりをただ目指すだけの旅だから
いつか 訪れるであろう 死から逃れるすべなどはないことくらい
とっくに気づいているんだ
いつからが始まりで
いつまでが終わりなのか
線で結ぶように何もかもを割りきれない
この世界は続いていく それでも今日とこれから先の途方もなく長い時間を何処までもつなげて
それならこの雨が降りやむことさえも
僕には 少なくとも未来だ
誰かが見ることのできない景色や 出会うことのできない感情を
僕は眺めている そのまなざしの向こうには何があるんだろう
たとえば 言葉を介さず存在する花が この世界を見つめたとき
生まれる気持ちが僕と同じなら いいな なんて思う
色さえもない 形も持たない
命は価値あるもののように定められ
それなのに僕らは時にその命を虐げて
人に平気でくたばれと言うだろう
昨日まで当たり前に笑っていた人が 信じていた毎日が
あるいは 明日までの幸せならば
それを知らないだけで僕らは 笑っていられる 明日が見えなくてよかった
幸せな今だけを信じていたい心は 悲しい明日を嘘にする
雨を信じたくない心が イメージするのは晴れ渡る空の青
明日の一歩手前で 知らんぷりしている僕は無防備さ
明日傷つくことも知らない今日の僕はなすすべもない
それなら 僕は雨の中に肌をさらしながら
すべてを受け入れるように 雨に うたれている花でいい
誰かが見ることのできない景色や 出会うことのできない感情を
僕は眺めている そのまなざしの向こうには何があるんだろう
たとえば 言葉を介さず存在する花が この世界を見つめたとき
生まれる気持ちが僕と同じなら いいな なんて思う
明日も今日と同じように笑えたならいいなと思う。