詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕はやみを抱えてもなお光り輝くうたを創りたいんだよ
やみよ 広がれ
もっと 広がれ
そして 輝け
ぼくのうたは光とやみの二大要素で創られる
創造しよう
イメージしよう
アイディアを呼び出そう
ぼくのうたをさあ
描こう
やみの中に光をともすように誰かの心にマッチ一本の明かりだけでもともせればいい
それがぼくのうたの意味。
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悲しみといういわゆるひとつの映画が終わったあとぼくの瞳からこぼれ落ちた涙一滴
ほかの涙はただ流れてあとは消えてくだけなのに
なぜだかその一滴だけは運よく地面に落下せずに下水道の穴に落ちたからたすかった
こぼれた涙は意思をもちわけもわからず旅に出た、行き先も決めないで
大気中にワッと浮き出たカビかコケのように生まれたぼくらはその涙のようにこの世界にいつか生まれ
今も莫迦みたいに常識という名のルールをつねに守り続けてる
少しでもきれいでいたいと汚れた心をあふれる欲望とたたかいながら洗って
ぼくらはたかが一滴
いつかは消えるんだ
最期はお手てとお手てを合わせてお経に見送られ天に昇る、誰も
なんにしても守らねば裁かれるだけの世の中だからつねに基盤は「正しく生きる」それだけ
神様だかなんだか知らないがぼくの産みの親は母さんひとり
あんたはただいつまでも神話の中にいればいい
ぼくは涙を流すたび
思い出すのさ
下水道に流れていったはかないさだめの涙たちを
生まれ出たぼくだけがここにいて
あとはみんな分別されるように抹消されて
それでもぼくは笑ってる
消えてったしずくたちのことなどかまいもしないままよく食べよく寝てよく働いている
ぼくは今も衰えることもなくだんだん羽根をひらいていくよ
いつか 大空へ巣立つために
授かったこの命
与えられた時間
その全てに感謝しながら限りある今を流れるように旅をする
時にはいたずらだってするけれど
忘れないでいたいのはいつも人間であるということ
ただそれだけ
悲しみという名のいわゆるひとつの前半が終わり
つづいてはじまるのは
喜びという名のいわゆるひとつの後半です
その全てはひとつの映画の中で起きる様々な人生もよう
さあ 笑いましょう
悲しんだ分だけ
失った笑顔をとりもどそう
それはいわゆるひとつのお助けツールだから。
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円滑なコミュニケーションでジョークも飛ばせるすごいキミ
ぼくなんかジョークなんかうまくいえなくていつも真面目にしか生きれない
ジョークがもしもうまく言えたなら君は笑ってくれるかな
手のひらにぎゅっと握りしめたこの思いをパッと花が開くようにひらいたら楽になれるのかな
笑ってばっかじゃ生きられない
人は心に闇を抱き
人生を笑うことなんかできやしないほど角張った気持ちを捨てられないのさ
だけれどブラックなジョークでもってキミを振り向かせるよ
円滑なコミュニケーションなんかできなくたってさ
笑えないけれど
笑えないことが笑えるようなストイックに富んだジョークをキミにあげよう
これがぼくなりの愛情表現さ
受け取って
受け止めて
最初で最後のジョーク
世界中が凍りつく中
キミだけが笑ってくれている
あたたかな笑顔で
ぼくはうれしくって
うれしくってさ
泣いてしまうだろう
ぼくもキミに笑顔を返して 思いきり笑うのだ。
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いつだったかな悲しいことがあるといつも夜明けまで泣いていた
気づけば寝ていたけれど
夜明けまで泣いていたあの記憶だけは大人になっても僕の空に広がってるよ。
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みんなが思ってるよりずっと僕は切なくって悲しい毎日を過ごしている
胸がさけそうなほど悲しくて悲しくてしかたないのさ
みんな同じなんてくだらない言葉で片付けないでほしいのはきっと僕だけじゃないはずだろう
誰にも言えない気持ちは行く宛もなくさまよっている
孤独という闇の中で
今日も誰にも言えなくて苛立ちともどかしさだけが
この僕を何倍も疲れさせているよ
楽しいことにさえ笑えない
それがいちばん辛いのさ
夜空を見上げても何ひとつ感想ももてないし感動もできない
こんなにも
こんなにも
悲しいのに
誰かにたすけを求めることさえしないのはなんでなのか
自分でもわからない…
あふれる切なさと
こみ上げる悲しみで
目の前が見えない
目をつむったまま投げたダーツの矢みたいに的を外れた現実
標準が定まらない
誰にも言えない気持ちを残したまま
弱い僕は強い僕を飛び越えられずに
ずっと闇の中で立ち止まったまま
やませようと思えばやませられなくても弱まらせることができる雨もそのままに
降り続く雨に濡れ
僕はただ生きる
それもまた運命だと都合よく片づけながら 今日も都合のいい理屈並べ立てて
結局は逃げ道をただ走るだけの弱いだけの僕で
雨はだからやまない
多分ずっとやまない
誰にも言えない気持ちが言えないかぎり
僕は蝶にはなれない
孤独の殻に籠もった
蛹のままの日々から
抜け出せないのさ。
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いつだって本気なんだぜ
いつだって真面目なんだぜ
ただそれが誰かに伝わらないだけだぜ
おまえも おまえも
俺の素晴らしさに気づいてないだけだぜ
我こそがスーパスター
スポットライトなんか
観客なんかいらない
僕は僕ひとり風まかせ気ままにうたうだけだぜ
荒波乗り越えて たどり着いたのはスーパスターにふさわしい未来 未来 未来 未来 未来…
我こそがスーパスター
バカにすればいいさ
おまえらなんか嫌いなんだぜ
共感なんかいらない
ひとり気ままに風に流されうたうだけだ
そうだぜ もう
正しさなんか捨てた
愛なんか捨てたんだぜ
我こそが
我こそが
スーパスター
輝いている
誰が認めずとも
我こそが認めるとも
キミは世界一
いや宇宙一
輝いている
スーパスターさ!
大切な思いは今日も流されてそれでも
うたう僕よ
スーパスターだぜ
未来へ 未来へ
伝えよう
過去へ 過去へ
流されよう
僕はスーパスター
意味なく 笑う星
さあ 行こう
ああ 行こう
スーパスターよ
スーパスターよ
スーパスターよ
我こそが共に
幻が光る 光る 光る 光る。
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わかってくれないならばいいさ いいさ
自暴自棄になってまたきたなく汚れるだけ
つくられたこの笑顔の後ろにはかならず涙がある 涙がある
ああ 背中を丸めさせるものよ 無駄な抵抗はやめて僕の中からすぐに出て行け
立ち退けよ
ああ もう悲しくて
何が悲しくて
僕は もう この場所にいられない
孤独から抜け出せない
言葉がまとまらない
全てが卑屈で憂うつで億劫だよ
死にたい…
じゃなかったら
誰かをころしたい…
隠れた心の中に広がる闇をのぞけば誰もこんなものさ
いつでも
死んでやるさ…
孤独なままで
生き続けるさ…
矛盾する気持ちは
全てを焦がす。
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赤と白のめでたいような色の服を着て
ソリを引いてやってくるよサンタの爺
そんなの嘘さ、さながら真っ赤な、ね
僕にはプレゼントも恋人もいない
ともに笑いあい喜びを分かち合う人もいない僕にはクリスマスなどただの平日
クリスマスなんか大嫌い
口ずさめば口ずさむほど悲しくなるさ
クリスマスなんか来なけりゃいい
街で見かける幸せそうな顔たちに嫉妬してしまうから
メリーメリークリスマス
早く 死んでくれ…
幸せなんて僕にはない
クリスマスなんか大嫌い
嫌でも口ずさんでやるさ
幸せなんてどこにあるのさ?
ふざけないでくれ…
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目が覚めるように始まったこの旅は
いつかまた眠るように終わるのだろう
それまでのあいだ
何をしていればいいのかな
夢を叶えるのも
誰かを愛するのも
僕にはできそうもないし
ただこのまま時に流されて死ぬのを待つのがいいのかなあなんて思う
大切なことを何か忘れているような気がする
だけれど僕にはそんなもの必要ないと思う
そのくらい前向きじゃないんだよ
この人生って長い夢に
夢を見ているならば
早く覚めてほしいな
悲しみって悪夢に
魘されているときは
いつもそう思うんだ
あまりにも悲しすぎて
こんな思いをするくらいならばいっそ死んだほうが楽だよって思ってしまう
人はね光と影に身を寄せていなきゃ生きていることさえできないんだ
だからたまに悪いこともしてしまうんだ
こんな切ない思い
抱いていることも他人はただ他人ってだけの繋がりでせせら笑うことも簡単なんだろう
今、僕は生まれたことこんなにもこんなにもうれしいんだけれどぬぐえない悲しみに涙を流してしまうんだ
あの日 手にした夢のかけら 光らなくなったらこんなものいらないと捨ててしまった僕にはもう夢も見る資格もないのさ
ほら 目覚めさせてくれよ 本当はこんな世界
ただの暗闇なんだろう
何が本当なのか
わからないから
たとえ全てが嘘でも僕はきっと気づけないでそれを信じるしかないのさ
今っていう時間さえそれを嘘か本当かを証明する見本さえないのだから
この夢もわからない
ずっと僕はそんな不思議な時間の中で
夢を見る
ただひとつだけわかってることは僕はそんな思いさえもどうでもよくなるくらい君を愛してるってこと
ただそれだけは何があってもね
つまらない夢なんて思わないのさ
たとえいつか泡となり消える人魚のような運命を辿るとしても
笑って受け入れられる
そんな夢を生まれる前から見てた気がする 遠い昔からの長い夢。
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ありふれている
ありきたりな日々
あくびが止まらない
野放しにしたら眠ってしまいそうなほど退屈な日々
それでもそんな僕も一瞬でたたき起こしてしまう
そんな鮮やかな朝に
君が笑った
太陽はさんさんと輝きを放っている
青い空がいつものように広がってる
なんてありふれているんだろう
だけれど そんな思いをよそに
なんてすばらしいんだろう
そんな思いがシェイクした炭酸水みたいに箱を開けた途端一気にあふれ出す
君が笑ったから今日は幸せな1日さ
ただそれだけでもう
君が泣いたから今日は悲しい1日だ
ただそれだけでさ涙が止まらないんだ
僕は君の心の変調を即座に指し示すいわば何かの計測器みたいなものなのさ
心に太陽を輝かせてみよう
悲しみは願ったって消えないものなのさ
幸せなことが当たり前に思うくらい幸せな今だから思う
それは全て君のおかげなんだと
君が見せる笑顔に
君が見せる涙に
僕の心の針は左右にはげしくふるえその笑顔や涙がじかに心に伝わって僕も同じ気持ちになるんだよ
涙と笑顔で程よく混ざり合った日々よ
続いてゆくがいい
ありふれている
ありきたりな日々を
君がいつか変えてくれました
ありがとう
どれだけ感謝しても感謝しきれないほどの気持ちです
ありきたりなことが
ありふれていることが
こんなに幸せなことにも気づけないまま
僕はただ欲望に目も心もくらんでいた
でも君が気づかせてくれた
僕の愚かさや
今までの愚かさを
言葉とか意識とかはやがて時間がくれば全て消えてしまうけど
いつか消えてしまっても残せる思いや気持ちがあるならば残しておきたい
君は僕を照らす太陽
僕の 僕だけの太陽だ
悲しみに降られても
涙が止まらなくても
君はいつでも君で
慰めきれないとしても太陽のような絶え間ない愛で僕を包んでくれる
今日もほらすぐ傍で。