詩人:どるとる | [投票][編集] |
くたばってよもう二度と
立ち上がれないくらい
叩きのめされてしまいたい
死にたいくらい打ちのめされたから
なんとなく死を望んでみたりする
昨日の僕は 生きていることを
それはもう 嘘みたいに喜んでいた
完膚なきまでに叩きのめされたいよ
消し去りたいよこのちんけな命
呪いのように つぶやいている
産み落とされたあの日僕は
あんなにも幸せそうだったのに
ぬぐいきれないキラーミュージック
ぬぐいきれないキラーミュージック。
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夕暮れの街並みは 優しさで満ちあふれてる
切なさを ばらまいたような 通りに木枯らしが吹く
望まなくても手に入る幸せは
望む望まざるに関わらず僕を生かす
目をつむってごらん今日という日が
あなたにとってどんな日だったのか
涙だったり笑顔で訴えかけてくる
誰も知らない 僕が何を悲しみ
何に喜んでいるのか ただそれさえ
人はただ通り過ぎるだけ
断りもなく人の人生のワンシーンに映り込む エキストラ。
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世界地図を広げてみても
分厚い辞書を開いても
わからない君の愛し方
不器用なのがばれたくなくて
下手くそな嘘で繕ってきた
いつの間にか 汚い縫い目はほどけて
綿みたいに涙がはみ出してしまったよ
時を刻む この命が
やがて 静かに
その時を 止めても
「愛してる」ってあと何度言えるかな
あとどれくらい キスができるかな
春は 待たなくてもすぐにやって来るのに
何時も 気づけば通りすぎたあとです
愛し君へ どんな言葉も 君の笑顔には勝てない
花が咲いては散っていく
命の始まりから終わりまで
僕らは種から育てる
風にあおられて 雨にうたれても
花は負けることなく咲きほこってる
そんな小さな命に教えられたから
こんなでかい図体の僕が負ける訳にはいかない
何を忘れても 何を忘れなくても
あなたのことだけは忘れてはいけない
愛されているという心強さがある
「愛してる」ってあと何度言えるかな
あとどれくらい キスができるかな
春は 待たなくてもすぐにやって来るのに
何時も 気づけば通りすぎたあとです
愛し君へ どんな言葉も 君の笑顔には勝てない
愛し君へ 伝えたいことはいつもその笑顔に消えてく
あとに残るのはあなたを思う気持ちだけ。
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そして僕は目を閉じる
愛はここで終わる
雨が降りやむように
本を閉じるように
ぬくもりさえも
指先を離れたらもう
余韻さえ 残らない
僕が君を愛せなくても
君が僕を愛せなくても
君は君が愛せる誰かを見つけて
僕は僕が愛せる誰かを見つけて
その人に 二人が 愛せなかったぶんだけ
ラブミーテンダー
涙さえ包むように
あなたのすべてを抱きしめて
やがて音は消えて
朝は夜に変わる
夢から覚めるように
我に返るように
ここにあった幸せは
過ぎ去った昔を語る
でも季節は過ぎてく
僕は君を 愛せなかった
君は僕を 愛せなかった
ただそれだけのことだと笑って
いつまでも離せない手を振り払って
可愛そうだとかそんな気持ちいらないから
ラブミーテンダー
出会ったことを悔やむなら
幸せになったあとでもいい
僕が君を愛せなくても
君が僕を愛せなくても
君は君が愛せる誰かを見つけて
僕は僕が愛せる誰かを見つけて
その人に 二人が 愛せなかったぶんだけ
ラブミーテンダー
涙さえ包むように
あなたのすべてを抱きしめて
あなたのすべてを受け止めて
いつかただひとりの人を愛せるように。
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僕らはせっせと積み上げる
時間を空の果てまで積み上げる
てめえの命を終わらせるために
天高く時間を積み上げる
太陽の熱光線にとけないように
真冬の寒さに凍てつかないように
他人の言葉に惑わされないように
それぞれの解釈で積み上げる
太陽に手を伸ばすように積み上げる
命をかけて積み上げる
今日も明日も昨日に放り込んで
果てなき果てを目指す
地平線と同じ高さのタワー。
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青と緑の田畑に命の種を蒔いて
あなたの笑顔が咲くその日を待つのさ
産声が朝に夜明けを連れてきたら
すべてのはじまりのはじまり
物語はここから動き出す
望むなら ただどこまでも
変わらない 幸せを
ありふれた 今日のような青空を
ただそれだけをくださいな
さよならは いつも誰かの胸をこがして
はじめてのことばかりさ うまく出来るかな
いつも それだけが心配なんです
望むなら ただどこまでも
変わらない 幸せを
ありふれた 今日のような青空を
ただそれだけをくださいな
この世界に
すべての人の今日に
すべての人の明日に
今を生きる 僕らに。
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どこまでも 高く 高く積み上げる
涙も笑顔も材料にしてしまおう
あなたの思い出を道連れに
ああ 今日もあなたの一日が終わります
そして ため息が出鼻をくじいても
さよなら また明日ねって 言えば
夜が来て すべてのいろいろは
片付いて あとはただ真っ白なシャツのように
夕陽が焦がしたフライパンの上の目玉焼きのように。
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涙は 優しさに 運ばれて向こう岸に渡る
僕は沈む夕日を眺めながら今日に手を振る
うまく出来るかな
そればかり考えてしまうから
うまく出来なくても
一生懸命やればそれでいい
頑張ったぶんだけ報われるならいいけど
結果ばかりのこんな世の中では 頑張ったことなど見てもらえない
人の心には 冷たい風が吹き荒れる
誰かを思いやることより誰かを妬み憎むことに忙しい
住宅街をあとにして夜のど真ん中を歩く
頬にふれた風はもう冬の色をしていた
大丈夫って 言い聞かせながら
今まで歩いてきたけど
たまには泣き言も言いたいよ
指を差されてばかにするような人は
自分のおろかさを鏡で見たことがないのかな
覚えておくといい 他人を指差し笑うことは自分を笑うことだ
行き交う人の中にぬくもりを求めれば
本当に優しさはあるのかと疑ってしまうほどの世の中だ
僕の心は 見た目より傷だらけだよ
ほら見えない傷をみんな抱えているんだ
結果ばかりのこんな世の中では 頑張ったことなど見てもらえない
人の心には 冷たい風が吹き荒れる
誰かを思いやることより誰かを妬み憎むことに忙しい。
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疲れはてた僕たちは泥のように眠った
気づいたらもう次の日の朝だった
悲しいことなんて何もないような顔して
大きな荷物を背負っているんだろう
流れる 雨のしずくがほほを伝えば
いつの間にか雨粒に涙が混じるの
それは映画の終わりに
そっと 流れるエンドロール
それによく似た雨の夜
今日あったすべてのことを忘れさせるように
抱えた痛みごと 洗い流してくれる
なんとなく 生きているような毎日でも
生き甲斐は誰だって欲しいものです
今日も窓の外を赤く染める夕暮れは
泣いちゃうくらい優しい色をしている
今日一日だけでもたくさんの出来事があった
まるで記憶のダイジェスト
それはなだらかに落ちていく
一分一秒がいくつも折り重なって
その人の人生のすべてになるんです
こうしてあなたが生きている今は
紛れもなく 人生の貴重なワンシーン
そして 映画が終わったあと
誰もいなくなった 映画館には
エンドロールを最後まで観ていた
人だけにおとずれる至福のときが
幕を降ろすように あなたを光が包む
それは映画の終わりに
そっと 流れるエンドロール
それによく似た雨の夜
今日あったすべてのことを忘れさせるように
抱えた痛みごと 洗い流してくれる。
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飛び立ってゆく想い
いつか この窓辺に
幸せを描くとき 君の笑顔が絵の具だよ
僕は ズタボロの翼でこの世界の果てまでも飛んでゆく
イメージの彼方へ
その最果てへ
世界が待っていた
君を待っていた
君は奇跡の卵
存分に笑うがいい
楽しみはまだまだ
盛りだくさん。