詩人:どるとる | [投票][編集] |
急ぎ足で駆けていく 風を切るように
あなたのためにプレゼントも用意したよ
大きなケーキも忘れないで買わなきゃね
今夜は誰にも優しい夜だ クリスマスという特別なホーリーナイト
今まで ないような
素敵な夜にするから
遅れないでついてきてねダーリン&ハニー
奇跡は起こるよ クリスマスの夜に
雪が二人の距離をもっと近づけさせるよ
普段は怒りっぽいお父さんも笑って
その日を楽しみに待っていたのさ
残業なんてしないで今日は早く帰るよ
家族の笑う顔をイメージしながら 駅の改札を抜ければほら雪のプレゼント
誰もが 笑って過ごせる 今夜はそんな夜です 昨日の涙はどっかに行っちゃった
今その手に贈ろう Happiness
ジングルベルが何処かで鳴っている
遠い昔 子供だった頃
サンタクロースを待っていたら
眠気に勝てず眠ってしまった僕は
翌朝起きると枕元にプレゼント
本当は知ってるんだ サンタクロースなんていないことくらい
でも信じたっていいじゃない
夢があっていいじゃない
今夜はそんな気持ちにさせてくれる夜
今まで ないような
素敵な夜にするから
遅れないでついてきてねダーリン&ハニー
奇跡は起こるよ クリスマスの夜に
雪が二人の距離をもっと近づけさせるよ
大人も子供になれる夜 それがクリスマス。
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普段は元気な君も なぜか今日は泣き顔
そんなときもあるよねと見過ごしてしまった
僕の存在はなんのためにあるんだろう
君のためにあるってどの口が言うのかな
スマイルアゲイン スマイルアゲイン
もう一度 君の笑顔が見たくて
たまらなくなってしまうよ だから
お願いだから もう一度 僕に笑顔を見せて
洗面所に2つ揃えて歯ブラシがある
ピンクの歯ブラシは君の歯ブラシで
ブルーね歯ブラシは僕の歯ブラシだ
毛羽だった僕の歯ブラシが まんま僕の不器用さ かたどってる
アイラブユー アイニードユー
どんな言葉でも 伝えきれない想いだよ
もう隠せない 恥ずかしさなど捨て去って
抱きしめてみせるくらいやってみせるよ
君の寂しさ 本当はねとっくに気づいてた
でも知らないふりしてた どうすりゃいいのかわからなかったから でも気づいたよ
わからないなら探せばいいんだって
スマイルアゲイン スマイルアゲイン
もう一度 君の笑顔が見たくて
たまらなくなってしまうよ だから
お願いだから もう一度 僕に笑顔を見せて
いつもの君のあの笑顔を 取り戻すのは僕の役目だね。
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雨をよけ ふらふら蛇行しながら 歩く
君は 雨男 どこまでも飛べそうな気がするよ
宙を舞い 華麗に 飛び回って
どしゃ降りの一斉射撃を 早業でよける
蝶のように舞い 蜂のように刺す
僕は 雨にさえも嫌われた 仕方のない
嫌われものでいい 傘なんて放り出して
体中濡れてしまいたい そんな気分だ
そんな気分だ
ワイパーの指揮者 意味をなくした夜
雨音の中、僕のスキップも聞こえない
雨宿りしているたくさんの人たちは雨がやむのを待っている
こんな 雨なのに 濡れない手はない
蝶のように舞い 蜂のように刺す
僕は 雨にさえも嫌われた 仕方のない
嫌われものでいい 傘なんて放り出して
体中濡れてしまいたい そんな気分だ
そんな気分だ
お上品は顔だけ 心は焦げたように真っ黒
僕は 神様さえも裏切ってみせるよ 今
愚か者で十分 人生笑ったもの勝ちさ
世界を制覇したような気分
そんな気分だ
そんな気分さ。
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狭い六畳ほどの部屋
あるものだけで 果たされる
なんとか暮らしていける生活
ハエの手と手が擦りあうあの音にさえ
愛しさを感じてしまう おかしさに
僕は 夕暮れになぜか意味もなく泣いた
赤く染まる部屋 窓から差し込む陽射し
あとひとつなにかが足りないような
いまひとつ なにかが足りないような
すきま風が ほほを冷やす
窓から見えるのはいつかの思い出
僕の顔さえも赤く染めた夕日よ
沈むときくらい さよならを言い残せよ
僕は 夕暮れになぜか意味もなく泣いた
赤く染まる部屋 窓から差し込む陽射し
あとひとつなにかが足りないような
いまひとつ なにかが足りないような。
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あなたの心に舌を這わせたい
溺れてみたいよ 底のない水に
酔いしれていたよ エロチシズムの波に
揺られてグロッキー 状態 ホンネ吐き出しそう
楽園は あなたの白い足に続く道
僕は もう引き返せない
幻想からのカムバックも惜しくたちまちフラッシュバック
楽園は 許されたものだけの歓迎を許す
扉は 欲深いものにしか 開けられない
騙し 騙され この世は地獄より 寧ろ地獄
ゆらゆら 七色の光が
いくつも 行ったり来たりする
そんな 夢に うなされて 真夏の夜
楽園は あなたの白い足に続く道
僕は もう引き返せない
幻想からのカムバックも惜しくたちまちフラッシュバック
楽園は 許されたものだけの歓迎を許す
扉は 欲深いものにしか 開けられない
騙し 騙され この世は地獄より 寧ろ地獄
騙されるほうがこの世では寧ろ悪だ
寧ろ地獄の鬼が可愛く見える。
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夕暮れを待っていたのさ ここでずっと
あなたの帰りを首を長くして待っていた
夢から覚めればそこは昨日の続きで
また動き出す世界
何も迷わなくていい
何も悩まなくていい
花が咲いては散る
それだけのことさ
それだけのことさ
バス停には水色のバスが停まっている
僕はいちばん後ろの座席に座った
バスは夜の真ん中を突っ切っていく
もうじき夜が明ける
何も迷わなくていい
何も悩まなくていい
花が咲いては散る
それだけのことさ
それだけのことさ。
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そして僕は瞳を閉じる
あなたの声を思い出すように
記憶の糸を手繰り寄せてみる
離ればなれの 点と点は
地球と太陽のようです
闇に浮かぶ光 鏡に映る昨日の傷痕
ほら跡形もない 泡のように消えたから
まるでなかったことみたいに
真っ白に塗りつぶした世界
地平線をなぞるように線を引く
でたらめな呪文でやり込めた
宛もない祈りは宇宙をさまよう
衛星みたいに 行き場をなくした
まぶたの裏に ぼんやりと
浮かぶ あの日のこと
ゆっくりと 褪せていく 思い出は水性さ
溶けだした絵の具がにじんでしまえば
その先へつづいていく ひとつの道になって
今日と明日をつなげていく 夜明けを紡ぐ
闇に浮かぶ光 鏡に映る昨日の傷痕
ほら跡形もない 泡のように消えたから
まるでなかったことみたいに。
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目を閉じた暗闇の中にも消えない光が
あなたを一人にさせない
大丈夫なんていい加減なこと言えないけど
この手を握っているから
なんとなく形になる
いつの間にか 色づく
あなたのために染まる気持ち
鏡に映る 醜さまで
僕だから 愛してくれるなら
僕の闇も 抱きしめて
僕の海に 肩まで浸かって
ただそこにある それだけで世界は
あなたを中心にして 広がる
果てしない宇宙の中のたったひとつの被写体
ガラスに反射していくつもの光が
パラパラと雨のようにこぼれ落ちる
どんなときも安心なんてできないけど
この瞳があなたを見つめているから
輪郭をかたどって
ストロボで焼きつけて
僕の心に あなたを刻む
あなたから目をそらす その時には
どうぞ僕を嫌いになってください
でもそれまでは好きでいてください
僕はあなたという水がないと
枯れてしまう花だから
あなたがいる それだけで僕は
あなたの目の届く場所に咲くから
枯らさずにどうか あなたの手厚い愛に育てられたい
そしてまた僕は目を閉じる
何も見えない暗闇の中でも
あなたを見つけられたなら
それは、愛のなし得た小さな奇跡
そんなことを言ってみたところで
何が変わるわけじゃないけど
鏡に映る 醜さまで
僕だから 愛してくれるなら
僕の闇も 抱きしめて
僕の海に 肩まで浸かって
ただそこにある それだけで世界は
あなたを中心にして 広がる
果てしない宇宙の中のたったひとつの被写体。
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積み重ねた言葉はまるで
楽譜に並んだ音符のようだ
夜空に瞬く星のようだ
手の届かない世界なら 窓の向こうに
羽を広げて 果てしない旅に出る
雲の足取りを追いかけて
窓から見える景色が遠ざかっていく
ここからの眺めは明日をはるかに見下ろす。
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言い残した言葉はいつも 雲間に消えて
いつかの思い出が見上げる空を染めて
もう何も言わなくてもいいんだよ
時ははるか遠く彼方よりまだ遠く
悲しみも 喜びも同じ色に染まって
君が笑うその時を待っている
ドアはいつもあなたの帰りを待ってる。