詩人:どるとる | [投票][編集] |
ふと目をつむってみれば
笑った君の顔が 浮かぶのに
でもなぜだろう 君が悲しいときは
君の笑顔が 思い出せなくなるんだ
つむったまぶたをふと 開けば
そこには 僕が知らない涙目の君がいた
弱虫のくせに人一倍強がりで素直じゃない
すぐに むくれるし
そんな君を嫌いになったこともあったけど今ではなぜか それが心地いい
知っているよ 君が本当は 人知れず 泣いていること
僕には 心配かけさせまいと無理に笑っていたことも
僕はそんな君に 心から笑うことを 知ってほしいと思うんだ
だからそのために君と一緒にその悲しみに 向き合うよ
言葉を知らない心に話しかけながら 僕は君が打ち明けるのを待つんだ
長いため息のあとに
雨のように 降りだした涙を
指の腹ですくってみれば
そこには 素直な君がいたんだ
僕が知っているだけの君を 心の画用紙に描いたら
君のすべてを知っているつもりで まだ知らない君がいることも知った
アイラブユーなんて言葉でごまかすような愛よりも
知らない君を知ること それがまずは大事みたいだね
何か特別なことできる訳じゃないけど 一生懸命愛すよ
頑張るよだなんてありふれたことしか言えないけど でも頑張るよ
君も頑張るなら 僕も頑張るよ
具体的に何をどう頑張るかは
うまく言えないけど
君がそばにいてほしいとき そばにいれる
そんな人に僕はなりたいと思う
プロポーズはそんなんでいいかな?
知っているよ 君が本当は 人知れず 泣いていること
僕には 心配かけさせまいと無理に笑っていたことも
僕はそんな君に 心から笑うことを 知ってほしいと思うんだ
だからそのために君と一緒にその悲しみに 向き合うよ
言葉を知らない心に話しかけながら 僕は君が打ち明けるのを待つんだ。
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どこまでも続く道はどこまで続いているのか
雲は流れ 空は青くただ広がり 見上げる誰もを同じ色に染める
風はそよぎ 川はせせらぎ 花はほころぶ
明日の僕らに 会いにゆこう今から
この夜を 飛び越えて 朝に出会おう
ページの先へと物語は続いてゆくよ
うまくいくもいかないもまだわからない
だから宛もない旅に出るんだよ
手のひらにぬくもりを ぎゅっとにぎりしめて
小さな トゲのような痛みを 抱きしめたとき優しさを知る
野を越え 山を越え 谷を越え 世界の果てまで
明日の僕らを 今日の僕はまだ知らない
笑ってるのかそれとも泣いているのか
晴れるのか雨なのか それさえわからない
溢れそうな気持ちが僕を動かしていく
恐いものなどひとつもあるものか
たとえば たったひとつの 勇気ある決心が
旅立ちの 合図なら今 目を覚ませ
心よ 体よ 限りなく 広がれ イメージの翼を広げて 空を飛ぼう
明日の僕らに 会いにゆこう今から
この夜を 飛び越えて 朝に出会おう
ページの先へと物語は続いてゆくよ
うまくいくもいかないもまだわからない
だから宛もない旅に出るんだよ。
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君の小さな手のひらに こぼれた
涙のような雪のかけら
体温にふれたそばからすぐに溶けて
跡形もなくなってしまう
命もまた こんなふうに消えてしまうのかな
あと少しの 命を持った誰かの 心情を思う
見渡すかぎり この街は とても幸せそうなのに
僕には見えない 悲しみが 誰かのほほに涙を降らすなら
僕にはなにができるだろう それともなにもできないのかな
夕暮れの空 見上げながら いつの間にか僕の頬を雨が降る
今日も雨が 街を濡らしている
傘を差した人たちが群れをつくる
幸せの意味などを探しながら
ふと気づくと誰かの手を握ってる
人は一人じゃ生きていけない生き物だ
だけど孤独でも生きてしまえる生き物だ
人混みの中に 紛れ込むとき こんなにたくさんの人がいるのに
ちっとも 寂しさをぬぐえないのは 誰もが孤独を抱えてるから
その寂しさを その切なさを たとえば言葉に変えられたなら
きっと 寂しさと寂しさが出会う場所に愛は生まれるんだろう
川のように流れていく 人波
喧嘩する人さえもそばにいないことが
こんなにも悲しいのは 多分人の 優しさを知っているから
一人が寂しいと思うことができるんだろう
見渡すかぎり この街は とても幸せそうなのに
僕には見えない 悲しみが 誰かのほほに涙を降らすなら
僕にはなにができるだろう それともなにもできないのかな
夕暮れの空 見上げながら いつの間にか僕の頬を雨が降る。
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今日が明日になって明日が明後日になる
今日と呼んでいた昨日は一歩先の未来
世界はなにも変わらない
時間だけが 先に進んだってだけ
僕のこの一歩が たどり着いた明日に
たとえどんな困難が待っていても
笑っている 僕らをイメージしよう
ダメかもって弱気に負けないで
まぶしいくらいに輝いていよう
あの空にある太陽に手が届く日には
きっと きっと
世界は今日より なにかが違う。
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歩き続けて このままどこまで行くのか
たどり着いた未来で僕を待っている
たくさんの喜びを たくさんの幸せを
僕は手にしたかったはずなのに
一番大切な何かを失ってしまった
ひとつひとつ数えてる僕に足りないもの
今必要なもの
君がいない それだけで
笑うことさえできなくなるなんて
君がいない それだけで
泣き止むのもひと苦労だ
いつもなら慰めてくれる君もいない
なんだそんなことって笑う君もいない
失ってはじめて気づいた君の大切さ
君がいた季節が あと少しで通り過ぎてく
いくつもの思い出を残したままで
君はどこに行くの
僕はどこに行くの。
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窓の向こうのかげろう
狂おしい陽射し
蝉時雨が 降る夏
思い出が窓に映る
憧ればかり
追いかけていました
君がいたあの夏へと
心は帰っていく
今もまだ 忘れられぬ面影抱いたまま
虫取網を手に 駆け抜けた 畦道
入道雲が 青空いっぱいに広がって
ホースで水を撒いたら生まれた虹
夢のような 時間。
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この夜の片隅で 誰かが見上げる空に
星がひとつ 願い事をかけたよ
言葉にせずに胸の中で祈った
どうか 明日も平穏無事でありますように
自分のことばかり考える人たちがいる
そんな世の中であなたはいつもいつでも
誰かのためにあろうと生きている
そんなあなたの優しさにふれたときに
あなたの中に 未来が見えた気がしたよ
たくさんのことはもう言葉にせずに
ただ流れる時間に身を委ねてみよう
宇宙の物語 星が語る 神話に
耳をかたむけ 遠い声を聞く
この世界に生きる星の数ほどの
命の名前を 知るすべなどないけれど
大切な人たちの名前をせめて覚えて
命あるかぎり 呼び続けよう
愛すことになんのためらいがいるだろう
毛先ほどの 小さな痛みに 僕は何度でも思い出す
僕も人だということを
この世界に生きる星の数ほどの
命の名前を 知るすべなどないけれど
大切な人たちの名前をせめて覚えて
命あるかぎり 呼び続けよう
愛すことになんのためらいがいるだろう。
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約束の雪は降る 窓の外は白い冬
子供たちは夜を待ちわびている
プレゼントの箱の中身が気になるよ
サンタクロースも大忙しだ
東へ西へ南へ北へ
ひとりぼっちで膝を抱えて泣いている
君にも サンタクロースは会いに行く
世界の果てまで 夢を届けにやって来る
メリークリスマスって笑いながら
今夜はかけがえのない夜になる
そんな気がするの
教会の十字架さえも白く染めて
高い屋根の上まで雪はかぶさって
願い事はあるかい?君には
叶うといいな 今夜は魔法の夜だから
クリスマスもない子供もいるんだよ
ご馳走もケーキも食べられない子供もいる
世界を見渡してごらん
君は幸せだ
ありあまるほどの幸せを手にしている
にもかかわらず 君はまだ足りないって幸せを欲しがる
足跡を 雪の道に つけて行く
この夜の中にはたくさんの夜がある
君はどんな夜を誰と過ごすだろう?
ひとりぼっちで膝を抱えて泣いている
君にも サンタクロースは会いに行く
世界の果てまで 夢を届けにやって来る
メリークリスマスって笑いながら
今夜はかけがえのない夜になる
そんな気がするの
すべての人の幸せを願うのは
今夜はクリスマスだから。
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何か楽しいことの始まりは
ショーの幕が開く前のドキドキに似ている
太陽が溢した光の雨が街に降り注ぐ
君が踏み出した一歩は明日に届くかな
夢を乗せた気球は行く 世界の果てまで
何を求めて 君は傷つき 涙するの
火にまかれ 水をまとい 物語は佳境へ
行こう 時の流れるままに。
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大切な人はあなたにはいますか?
その大切な人はどんな人ですか?
あなたにとっての一番大切な人の
一番大切な人があなたでありますように
喧嘩もしながら 時には 背中あわせで
見えないはずのあなたの心が 離れてはじめて見えてくる
一年365日 あなたといれたら
どんなに幸せなんだろう
笑ったり 泣いたり
ふざけあったり
そんな 何気ない毎日が当たり前に続いていくことが
幸せなんだと気づいたときに
今までないがしろにしていた すべてを愛せるようになっていたよ
そんな ありふれた答えを出すために ずっと 道を迷っていたんだ
辞書になんか載ってないよ 愛する方法は
自分で考えなきゃ 計算は役に立たない
あなたの喜びが僕の喜び あなたの悲しみが僕の悲しみ
ばらばらなはずの心 がひとつになるのは
心と心が リボンのように結ばれているから 固く結ばれた心はもうほどけない
一年 365日 短いようで長い時間
どんなふうに過ごすかは その人次第
無駄にするのも しないのも自由
あなたを愛して あなたに愛されて
ただそれだけで 大概のことは 笑って見過ごせるさ
心に花が咲いたように 解き放たれたような気持ち
そんな思いに出会うために僕はずっと 道に迷っていたんだ
行き交う 思いと思い 付かず離れず
けっして すべてを分かりあえる訳じゃない
それでも 揃わない歩幅でも 定まらない心でも頼りない 背中でも
お互いを大切に思う心が 明日の空に虹を架けること 僕は知っているから
離れ離れの手と手を繋ぐよ。