詩人:どるとる | [投票][編集] |
意味もなく ただ笑ってみたり
なんでもないことに大袈裟に 泣いてみたり
それなりに忙しい日々を 生きている
ある日は落ち込んでみたり
ある日は 上機嫌になってみたり
心は天気ほどにめまぐるしい
机の引き出しの奥にしまったままの
伝えられない思いは涙に 濡れる
この街で一番 高いビルの屋上にのぼって
そこから見上げる空を 見たいんだ
なんとなくそんな気持ちになって
かけ上がった階段 頼りない一歩は
宛のない明日に 続いていた
つく必要ない嘘をついてみたり
果たせない約束を取りつけたり あげく嫌われたり
それなりに残念な日々を 生きている
好きでもない人とキスをしたり
その気のない 優しさを見せたり
色んなことがありすぎるエブリデイ
届かない空に 手を伸ばした きのう
それはいつだったか 少年の瞳に映った青
ぬるま湯みたいな 安らぎに浸って
幸せなふりを死ぬまでしていたいんだ
なんとなく そんな気持ちに落ち着いて
のぼりきった階段 ここからは下り坂
あとはただ 流れに身を委せるだけ
浮かんでは 消えるイメージにとらわれ
描けない 自分の理想の世界が
希望という 見え見えの嘘っぱちに
汚されてちんけになった
この街で一番 高いビルの屋上にのぼって
そこから見上げる空を 見たいんだ
なんとなくそんな気持ちになって
かけ上がった階段 頼りない一歩は
宛のない明日に 続いていた。
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机の上の置き手紙 君が残した
最後の雨が 消えない涙のあとになった
降り続いている 雨が濡らした明日を
僕は 必死で生きるけど
寂しさを ごまかすのが精一杯だった
やめられない煙草は 君がいなくなってから
ますます やめられなくなったよ
たまに 洗濯物を干しては 予報にない雨に濡れて
あわてて 取り込んだときには
殆ど 濡れていたけど
もう一度 干す気にはなれなかった
アパートの階段を 一段飛ばしで
かけ上がる理由を僕は 知らない
知らないというより 見えないといったほうが
正しいかもしれない
あるいは 間違っているのかもしれない
同じ今日を 生きるなら 眠る必要なんかない
きのうと同じ今日なら違いなんかない
今日が何度 おとずれても
それは少しも変わらない はみ出すこともできない僕らには
最初から 行き場なんかなかった
繰り返す日々の先
透明な時間が
いくつも 通りすぎていった
よくある幸せは 泡のようにあらわれては消えた
やめられない煙草は 君がいなくなってから
ますます やめられなくなったよ
たまに 洗濯物を干しては 予報にない雨に濡れて
あわてて 取り込んだときには
殆ど 濡れていたけど
もう一度 干す気にはなれなかった。
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冬の隙間から夜が降りてくる
待ちわびていた雪が降り出せば
言葉なんてなくてもいつの間にかどちらからともなく手をつないでる
僕の手よりひとまわり小さいはずの君の手が
僕の手を包み込んでる
こんなに 大きな背丈をした僕を
簡単に幸せにしてしまう
君は 見た目よりずっと 大きな心を
持っていると 知ったんだよ
星を 数えた 眠れない夜には
途中でいくつかわからなくなった
あまりの星の多さに何度でも見失って
そのたびにまた最初から数えた
寒いはずの冬なのに心なしかあたたかいのは
君がそばにいるからだね
見た目よりずっと情けない
でもそれなりに頑張ってはいる
幸せにできるかはわからない
でも二人で生きる未来は楽しいはずだ
歩道に誰かが つくった下手くそな雪だるま
朝にはとけて 顔がめちゃくちゃ
悲しそうな顔になっていたから君はなおしてた
そんな 君を見てたら 寒いのなんて忘れていた
見ていたいよ これからもいろんな君を
こんなに 大きな背丈をした僕を
簡単に幸せにしてしまう
君は 見た目よりずっと 大きな心を
持っていると 知ったんだよ。
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会いたいと思うぶんだけ
会えない日が 辛くなって
こんな寒い日ほど あなたにそばにいてほしい
嫌いなところまで 好きになりたい
そんな 願いを言葉にしたら
きっと僕は照れてしまうよ
すれ違う日々 お互い忙しくて
それはそれで 幸せなことなのに
会えないだけでとても 悲しい
僕と君を隔てる距離なんか越えて
今すぐにでも君に会いに行きたい
そしてこの胸の中の気持ちを全部
残らず吐き出してしまいたい
愛してる それだけを伝えるために
僕はこんなに 苦しんでいるんだよ
会いたいときに会えたらうれしい
でも会えないときも会いたい
会えないときほど 会いたい気持ちだよ
嫌いなところなんてあるはずもない
嫌いなところも好きになる予定さ
時間なら いくらでもあるだろう
たまに 会ったらどう言葉にしていいかわからなくなるよ
今の気持ちは間違いなく うれしいはずなのに
同じ空の下にいるのに僕らは離ればなれ
僕らの恋を遠距離恋愛っていうらしい
でもどんなに距離があっても 心だけは
いつでも すぐそばであなたを感じてる
愛してる それだけじゃ伝わらない
でもそれだけしか伝えられない
今度はいつ会えるかな?
カレンダーに丸をつけるよ
楽しみだなって電話で笑っていた
その声の向こうに君を描いてる
僕と君を隔てる距離なんか越えて
今すぐにでも君に会いに行きたい
そしてこの胸の中の気持ちを全部
残らず吐き出してしまいたい
愛してる それだけを伝えるために
僕はこんなに 苦しんでいるんだよ。
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踏み出せばそこに道が延びていく
この世界の果てまでもランナウェイ
サイコロ転がして 出た目の数だけ
進むような旅はしていない
地図なんて 持たされてやしない
運命なんて 知らない
宿命にも興味がない
誰にも信じてもらえなくなったら
誰も信じられなくなった
気づいた僕は 一人だった
見上げたあの空と同じ 色に染まった
嘘ばかりの 愛でもいいから
そばにいてほしい そう思った
僕の中の僕と君の中の君で
この物語の続きを つなげてゆこう
踏み出せば そこが道となるように
僕らが生きるその場所が世界になる
何が間違ってるかより何が正しいかを考える
もて余したこの 好奇心は
止められないよ誰にも
アウトローな 気持ちが
体より先に 走ってく
踏み出せばそこに道が延びていく
この世界の果てまでもランナウェイ
自問自答はやめだ
考えるより先に
動き出せ 体よ。
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どうすればいいのかわからなくなった
答えなんてあるはずもない
正しさを 探していたら
簡単に生きるのが 嫌になった
今日もまた 疲れはてた体を無理やり
酷使して 泣き言も言わないように
平静を装うけどそれにも限界がある
僕には やらなければならないことがある
だから 生きていく意味があるんだ
浮かんでは 消えてゆく 思いの数だけ
正解があって 同じく間違いがあるなら
どんな生き方をすれば
僕は幸せになれるんだろう
誰も教えてはくれない
でも自分一人で考えるにはとても 荷が重いよ
それでも どうにか答えを出そうとして自問自答してるんだ
悩みなんて 挙げればきりがない
生きていることがもう悩みです
もて余した 優しさのせいで
そのつもりもない愛なんて囁いてる
真夜中にふと死にたくなって
でもどうしたら死ねるかわからない
孤独なんてもう慣れたのに
涙には嘘はつけない
弱い自分が 強くなろうとするとき
涙を流して優しさを思いだそうとする
集まってはバラけていく 人の群れをかいくぐり
街の人混みに酔う
誰もが自分に精一杯で 他人のことなんて見えないんだね
優しさを 求めすぎると容易く絶望する世の中さ
だから 理想を持つのはやめるよ
今日も自分を幸せにする為だけに 自問自答してるんだ
この街でいちばん高いビルにのぼって
展望台から 見た空は少しだけ このまま死ぬには惜しい
そんな気持ちにさせてくれた
浮かんでは 消えてゆく 思いの数だけ
正解があって 同じく間違いがあるなら
どんな生き方をすれば
僕は幸せになれるんだろう
誰も教えてはくれない
でも自分一人で考えるにはとても 荷が重いよ
それでも どうにか答えを出そうとして自問自答してるんだ。
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君がいなくなって少しだけ広くなった部屋に
新しくカーテンを変えてみたけど
あまりにも思い出がありすぎて
君を忘れることなんかできなかったよ
あれからどれだけ季節が流れただろう
そんなことさえ見えないくらい
心ここにあらずで日々を生きてた
大事な気持ちがすっぽりと 抜けた
コンセントのように見えたんだ
もう一度だけ 君に会えるなら
どんな言葉を最初に言うだろう
あの日の 間違いをどう 償えるだろう
今も心に降り続いてる悲しみの雨に濡れてる
僕を笑顔にできるのは世界中でも君以外いないから
そばにいて情けない人ねって叱ってよ
生き方を間違えないように
誰より近くで僕を見守っていて下さい
桜が咲いても 雪が降っても
イチョウが 赤く色づいても
それを 一緒に眺める人さえいないなら
季節など僕には見えないんだ
君に似合う服を見つけても
プレゼントすることさえできないね
こんな勝手な僕が愛なんて語るには
きっと間違ってるんだろう でも
君に愛された記憶は消せないから
君がくれた思い出は変わらずずっと僕の宝物
目を閉じて 君をまぶたの裏に描いて
水面に浮かぶ光のように 笑ったり
泣いたりする いろんな君が見えたよ
こんなにも まるで昨日のことのように鮮やかに思い出せるのに
手を伸ばしても ふれることさえかなわない
何度も同じ夢を見る
君は 夢の中で 僕に優しく微笑みかけるのに
大事な気持ちがすっぽりと 抜けた
コンセントのように見えたんだ
もう一度だけ 君に会えるなら
どんな言葉を最初に言うだろう
あの日の 間違いをどう 償えるだろう
今も心に降り続いてる悲しみの雨に濡れてる。
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普段は言えない 素直な気持ちになる
何気ない優しさにふと気づいてしまう
ふれた手のあたたかさに冬を思えば
家族でも恋人でも友達でも変わらない愛のかたち
どんなふうに 言葉にすればいいだろう
愛されてるこの喜びを
簡単ではありますが君に贈るよこの歌を
もしよろしければ受け取ってくれたら嬉しいな
お手柔らかにお願いします
何しろとても不器用だから
ご不便かけることもございましょうが
気に入ってくれるならなお嬉しいな
感謝の気持ちを 拙くはありますが
この一言で 締めくくります ありがとう
思ってることを全部吐き出してしまえたら
きっと すれ違うことなんかないね
花が咲いて散るまでの間が人生なら
それまでの 短いようで長いような 時間を大切な人と生きたい
いつかはちゃんと言葉にして伝えるよ
もらってばかりいるこの愛を返すため
多少お聞き苦しい点もあるでしょうが
あなたにだけ 特別に素直になってもいいよ
とても 恥知らずで身の程をわきまえぬ
そんな僕が 命懸けで愛するあなたのため
身をけずって 夜通しかけつくった歌です
手紙を書くように 詩を綴るように
音を 形にして 見えないものが見えるような そんな歌になればいいな 愛してる
最後はやっぱり 笑って 君に見送られたい
どっちが先になるかは 今のところわかりきってるから
とりあえず 君が幸せなら 今はそれで十分だ
簡単ではありますが君に贈るよこの歌を
もしよろしければ受け取ってくれたら嬉しいな
お手柔らかにお願いします
何しろとても不器用だから
ご不便かけることもございましょうが
気に入ってくれるならなお嬉しいな
感謝の気持ちを 拙くはありますが
この一言で 締めくくります ありがとう
この命が 終わるまで
この体が 消えるまで
ずっと愛させて下さい
君の喜びこそが僕の喜び。
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君が笑えば それだけでうれしくて
簡単に幸せになってしまうんだよ
君が泣いていたら 僕も泣いてしまう
同じ痛みを分けあいながら 生きてる
大切なことに気づくためには
痛みから目をそらしてはいけない
悲しみにちゃんと 向き合える目を育てて
花を咲かそうよ きれいな花じゃなくても
僕の瞳に映る 君のうれしそうな顔が
時折 悲しみに濡れるときは
適当な言葉を探すより 抱きしめてしまおう
何よりも そばにいる ことが支えになる
涙を流さなければ強くはなれない
悲しみを知らない人に優しさはわからない
目を閉じて 歩きながら 気づいた
大切なものは 目を閉じても消えないこと
見逃してしまった 君の涙を せめて今度ばかりはぬぐいたい
君の悲しみすべてを消すことはできない
でも涙をぬぐうハンカチくらいにはなれる
この世界でいちばん 大切な人の涙を
笑顔に変える魔法などあるでしょうか
空にたずねても わからないけれど
そばにいるよ それが君の助けになるなら
どれだけの涙を流せば
どれだけの痛みを抱えれば
僕は もっと 君を守れるような
強い 人になれるだろうか
そしてまた宛もなく探してる
君が笑顔を取り戻す 明日を
僕の瞳に映る 君のうれしそうな顔が
時折 悲しみに濡れるときは
適当な言葉を探すより 抱きしめてしまおう
何よりも そばにいる ことが支えになる。
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あなたには大切な人はいますか?
その人の背中を見たことがあるかい?
悲しみをきっとたくさん抱えてるのに
言葉にはしないで笑っているんだよ
強がりと言ってしまえばそれまでだけど
優しい人は 悲しくても笑ってしまうんだ
誰かのことを ふと何気なく思うとき
胸の真ん中に まず最初に思い浮かぶ
人は誰ですか?その人があなたの大切な人
夜の街にそっと灯った きらびやかな明かり
333メートルの 高い東京タワーに
君とのぼって 見下ろした街は
とてもきれいだった
今どんな気持ちだろうって
気づけば 君の胸の内をうかがう
でも 目の前にいる君は とても
愛らしい笑顔を浮かべてる
どっちが本当の君なんだろう
気になるけど 言葉にはしないよ
いつでも かっこよく立っている
そんな頼りがいのある人になりたい
約束はするけどなかなか会えないよ
この前会ったのはいつだったかなあ
キスをして 抱き合えば 愛なんて
伝わるものだと 思っていたのに
見えないもののほうが多いくらいで
見た目よりずっと 強い君も 時には悲しみに勝てず
涙を見せる でもきまって悲しいとは言わない
君と僕が住む東京の象徴のように
いつも僕らの暮らしを見守ってる
その役目はただの電波塔なのに
いつでも気づけば そこにある東京タワー
そしてまた僕は何かあるたびに
君にのぼっては 人には言えない悩みを
打ち明けに 来るんだよ
変わらないここからの眺めは今日も
僕にたくさんの大切なことを教えてくれる
今はただ不器用にすれ違いながら
ありのままを愛そうと思ったんだ
手をつないでまた 離したりして
どっちつかずで 身勝手な恋を
いつまで続ける気になんだろう
僕らは もう引き返せないとこまで来てるのに
あと一歩 もう一歩で僕と君は ひとつになれる
振り向いた 君に僕がやるべきことは
その笑顔を守ること。