詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕は 生きているよ
小さくても 生きているよ
君の住むその街から僕の街は 見えないね
僕の住むこの街から君の街も 見えないね
僕の流した涙も 浮かべたはずの笑顔も
誰かが見ていないとまるで なかったように 消えてしまう
ちゃんと見ていて欲しいんだよ
他には何も 望まないから
そばにいれるときはそばにいて欲しい
そして 負けそうな僕の手を握ってて欲しい
雨の中でも せめて強がれるだけの
わずかな希望をたずさえて生きていたいから
君は 笑ってるかな 今何してるかなあ
今日あったこと話したいよ今すぐにでも
今日あったこと聞かせてよ今すぐにでも
誰かがくれた言葉に救われて 同じ言葉で 傷つけられて
そんなことを繰り返して生きているよ
僕の目を見て 悲しそうだったら 何も言わずに抱きしめて欲しい
ほんの少し 時間に余裕があったら 長いキスをして欲しいんだよ 気まぐれでもいいから
悲しみは消えなくても君がいれば希望という船に乗りまた明日へ行ける
またそうして夜が明けては
気づかず 暮れていく
重ねてく日々に 意味はなくても
そうして生きている毎日が 意味のあることだと 君は笑う
ちゃんと見ていて欲しいんだよ
他には何も 望まないから
そばにいれるときはそばにいて欲しい
そして 負けそうな僕の手を握ってて欲しい
雨の中でも せめて強がれるだけの
わずかな希望をたずさえて生きていたいか。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
すれ違う 人の数だけ 出会いがあるなら
別れは 悲しい涙に濡れないように
笑って手を振る強さが欲しい
遠ざかる羽ばたきは旅立ちの合図
君はブルーバード 翼を広げて 僕の知らない未来に 飛んでいく
栄えある自由を その手に 新しいドアを開けて
明日を信じる君の目には 希望しか映らないだろう
僕の目には 何が映るだろう
同じ世界を見つめても全く違う世界
君は ブルーバード 可能性の カタマリ 夢を抱くたまご
目を覚ますとき 見える世界は日々生まれ変わる
何も いらないよ空がそこにあれば
目的をなくすことはない だから行く果ての果てまでも
君はブルーバード 翼を広げて 僕の知らない未来に 飛んでいく
栄えある自由を その手に 新しいドアを開けて。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
約束を結んで 指切りした夕暮れ
誰かが 置き忘れた涙の足跡
追いかけながら 帰る
猫が にゃあと鳴く いつもと変わらない朝なら都合がいい
ありふれている すべてを
幸せと 名づければ 悲しみなど 小さなこと
痛みは 残るよ 雨上がりにも
だけど 雨は虹になる
涙も 笑顔になる。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
それは単純なようでとても 遠回りな日常描写
レールをたどっていけば 明日は 誰にも手に入るけれど
今よりずっと遠い明日を目指すなら
レールからはみ出すくらいの 勇気が必要さ
踊り出してしまうような
不思議な リズムに乗って
ステップ踏めば たちまち
この世界は 僕だけの舞台になる
君は 今や この世界に欠かすことのできないスーパースター
眩しいくらいに輝いている
優しく厳かに夜は 明けて 街に光と色が戻る
ドアを開けて 今か今かと 待ちわびてる
卑しい誰かさんの企みを
知りながら 騙されているふりをするよ ほら
何重にも仕掛けられた ステキな罠の中においで
夜も眠れないほど 明日が楽しみでたまらない
眠れないなら夜を明かして 月明かりの下でダンスをしようぜ
拍手も観客も いらないんだ
飛び出しそうな ハート
トキメキのユニバース
集まれ ここにおいで
幕よ 開け 君のために今夜
踊り出してしまうような
不思議な リズムに乗って
ステップ踏めば たちまち
この世界は 僕だけの舞台になる
君は 今や この世界に欠かすことのできないスーパースター
眩しいくらいに輝いている
夢よりももっと もしかしたらステキな夜だ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
誰かを憎み蔑む言葉は毒になる
誰かを気遣いいたわる言葉は薬になる
用法用量を守ってお使いください
言葉は使い方を誤るとたいへんだから
あなたが僕を思う気持ちが
言葉に 魔法をかける
何気なく言った一言が 誰かを傷つけて
何気なく言った一言が 誰かを悲しい気持ちにする
でも 何気なく言った一言で 間違いなく
誰かが 救われて笑顔になるよ
ほら、いつの間にか泣いていた君も笑ってる
誰かをうらみ妬むなら何も言わないで
心の中で 散らかった思いを片付ける
言葉にする ただそれだけの行為が
間違いではすまないくらいの事態を招く
たったひとつの言葉にも 色んな意味がある
そんなつもりもないのに 僕の余計な一言で
傷つけてしまうとき
僕は 降ってもいない雨に濡れる 差す傘もない
何気なく言った一言が 誰かを傷つけて
何気なく言った一言が 誰かを悲しい気持ちにする
でも 何気なく言った一言で 間違いなく
誰かが 救われて笑顔になるよ
ほら、いつの間にか泣いていた君も笑ってる。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
体中を 自分の血で濡らして
生きていると 気づきたい
1ミリだって はみ出せない
どんなに変わっても自分は自分のままだ
死にたくはないから
痛いのもイヤだ
だから、ちょっと 明るいやり方で
今ある命を 本物にしたい
明日も思いきり笑い 泣いて おごり昂り
たまには ずるもして
誰かに愛されたい 誰かを愛したい
だから、死に物狂いで生きているのだ
きれいな 心をきれいによごして
いろんな色に 染めてみるのさ
誇りある 傷がほしいのさ
臆病者のくせに 無理をしたがる
走り抜ける 滑走路
飛び抜けて 間抜け
明日も思いきり笑い 泣いて おごり昂り
たまには ずるもして
誰かに愛されたい 誰かを愛したい
だから、死に物狂いで生きているのだ
デッドエンドラン
死に向かいながらも
生きるために全速力で走る。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
既成概念に邪魔されて イメージが広がらない
狭い世界で 生きているよ
笑っても泣いてもこれが最初で最後の百年戦争
「皆々様 覚悟召されよ」
戦争をやっている
そんな暇があるなら空を見ろ 海を見ろ
花を見ろ 夢を見ろ
ありふれた願いを言葉にすれば
たちまち 誰かが目や耳をふさぐ
明日の世界に「平和と愛」を束ねた 花束を
俯瞰で見た世界はあまりにも 滑稽だろう
アリのほうがまだ働き者に思える
ダメで元々 結果は二の次 一か八かの大勝負
「のるかそるかは運次第」
人を亡き者にできる度胸があるなら
歌を歌え 金を稼げ
人を愛せ 馬鹿をさらせ
頭の少し足らない ありきたりな優しさで
つまらない この世界を 塗り替えてしまえ
明日の世界に「夢とロマン」を込めた花束を
取り急ぎ 続くよ宛もなく ふらふら
誰のためでもなく世界は回るのに
なぜこんなにも 涙ばかりなのだろう
今さら 気づいてももう遅いのかな
そんなはずはないさ
戦争をやっている
そんな暇があるなら空を見ろ 海を見ろ
花を見ろ 夢を見ろ
ありふれた願いを言葉にすれば
たちまち 誰かが目や耳をふさぐ
明日の世界に「平和と愛」を束ねた 花束を。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
流れる 街の風景をただ 眺めている
窓の向こうに 浮かんでは消える 人影
メトロの闇に 溶けていくため息が
丸まった背中と 相まって 切ないね
そうして僕らは 忘れていくんだ いつも
目を閉じても 開いても見えない光を
宛もなく探しながら今日も 正と誤の境を無意味に泳がされてる
見つめたまま動かない瞳のゆくえは
空ばかり見ている 足元が疎かだ
まぶたの裏で思い描くすべてが
今の君の戸惑うそぶりに重なる
そうして いつの間にかあやふやになる 覚悟を
信じながら 疑いながらもて余したりする
答えなどないのだろう それでも 見えない物差しで正しさを計る
ああ たとえばありふれた概念をくずせたなら
もう少し 楽に 生きていけるのに
そうして僕らは 忘れていくんだ いつも
目を閉じても 開いても見えない光を
宛もなく探しながら今日も 正と誤の境を無意味に泳がされてる。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
あの星にふれたくて少し無理して背伸びして手を伸ばした
なだれ落ちるように弱さに負けたあの日の僕が抱いた焦燥
数々の後悔と 同じだけの懺悔
今は少しだけ遠い遠い昔話だ
持てるすべての 優しさを 持ち寄って
僕はただの ありふれた存在だと叫べば
見える世界が 昨日より開けてくる
今はまだ あやふやな覚悟
いつかは かけがえのない想いになる
今その手にある未来を守りながら
離さないようにぎゅっと抱き締めた
大切な人たちのイメージを思い浮かべたキャンパスに描いた
太陽のような笑顔が眩しくて乾ききった心に光を灯す
捨てきれない 幼さと対話しながら
答えを見つけようと奮闘してるんだ
瞳に映る世界は 少し掴みきれなくて
死にたいなんて言葉も常套句になるけど
そこにある 物語にはまだ続きがある
浮わついたり 空回りする情熱も
やがてさまになってくる
昨日も今日も明日も 未来はいつも
目の前に あることに気づいたよ
ぼんやりとした 輪郭で 笑ってるよ泣いているよ
見事なまでに寸足らず それでもここにいるよ
持てるすべての 優しさを 持ち寄って
僕はただの ありふれた存在だと叫べば
見える世界が 昨日より開けてくる
今はまだ あやふやな覚悟
いつかは かけがえのない想いになる
今その手にある未来を守りながら
離さないようにぎゅっと抱き締めた
そして やがて訪れる未来を 見据る。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
恋をしたのは 寂しかったからじゃないよ
隙間ができた 心にちょうどいい
アップリケみたいな代用品が欲しかっただけ
なんて 言ってみたところで
隠しようのない ときめき
好き勝手に跳ね回る感情
僕の知らない 僕に出会うなんて
知らなかったよ 僕の中にこんな 僕がいたことなんて
なぜだろう 君を知れば知るほど
もっと君が知りたくなる
この気持ちには 嘘はつけない
だって仕方ないよ君はガールフレンド。