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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[7574] 希望という荷物
詩人:どるとる [投票][編集]


長いトンネル 抜けて 会いにゆく
変わらない日の 僕の抱いたデイドリーム

忘れ物ばかりが 増えてゆくよ ただ青い空の雲も見えない

いつまでも 期待できそうにない未来だ
でも 僕らは
いつまでも 希望を捨てることはできないらしい。

2016/03/31 (Thu)

[7575] 海の詩
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ざわわと 僕の言葉で広がった海が
君を 包むなら それを愛と名づけよう

僕らは 見えない気持ちに 向かい合うときその名を呼んで一段落。

2016/03/31 (Thu)

[7576] ダーウィンの進化論
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ベストセラーの自己啓発本で 読んだ
「周りを変えるんじゃなく自分を変える」

何の答えにもフォローにもなってない
よって迷いは よりいっそう深くなる

棚の上のダーウィンの進化論とか
あくびする猫の 歯並びにある 意味

あるいはその過程や成り立ち
そんなもの どうでもいいや

ただ 今を笑って 生きることが 先決
誰かの物差しで 計られてたまるか

計算なんかできやしない世界にグッバイ
黒板に書かれた 教科書通りの例題

そんなものに魅力は皆無だよ
だからはみ出すのさ引かれた線から

僕は 脱皮を経験して 再度生まれる
望むなら何度でもやり直せるさ

スタートラインはどこにもない
でも裏を返せばどこにでもある曖昧なボーダーライン

天気予報通りの空模様とか
年間自殺件数のグラフが示す 結果

もしくは それとは関係ない今朝の腹痛
すべてまとめてくずかごにポイだ

夜明けの空から降りてくる光
数回に渡る深呼吸ののちのため息

ノストラダムスの予言が外れた日に
世界はきっと一度終わってまた始まった

そしてなんとなく生まれ変わった世界で
昨日より少しだけ前向きな言葉を紡ごう

それはまるで大事な局面から
目を離させるための賢い選択

理想のままの世界だけを見ていれば
いつまでも悲しみとは 出会わないまま

涙を 流さずいられるのになぜだろう
それではあまりにつまらないと思う

ただ 今を笑って 生きることが 先決
誰かの物差しで 計られてたまるか

計算なんかできやしない世界にグッバイ
黒板に書かれた 教科書通りの例題

そんなものに魅力は皆無だよ
だからはみ出すのさ引かれた線から

誰かが作ったありもしないルールの
轍を外れて 今限りなく一線を越えて。

2016/04/01 (Fri)

[7577] MURAKAMI
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ノルウェイの森を読んだ午後に
世界は少しだけ 輝いて見えたの

限りなく 透明なブルーに出会った
少年の日の図書館 頬を紅潮させ

何もない昼休みの空に 夢を描いた

襤褸襤褸のあの 文庫本 表紙は破れ
今は 引き出しの奥のほうにある

もう少し 時間ができたら読もうかな
なんて 嘘をついてもいいですか

窓の外に 春が揺れている
陽射しは 半分夏色。

2016/04/01 (Fri)

[7578] 名前
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同じでも違うよ 重なってても違うよ
名前の持つ意味とか由来とかを 考えて
夜を明かしたあの日はもう遠い昔
夕暮れが空を赤く染めたって
僕は おちおち 飯も喉を通らずに一食抜きました

君が幸せになれるように
君が笑って生きられるように
あなたにつけた名前を
あなたが 誇れるように
いつの日か その名前を 心から愛せるように
僕は呼ぼう何度でも世界にただひとつの君の名前を。

2016/04/01 (Fri)

[7579] 365日
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この夜の どこかで誰かが今日も
誰かとの時間を 笑って生きているかな

だとしたらなんて素敵なことなんだろう
戦争やいじめが蔓延している世界で

それは希望のように ささやかながらも灯る明かり

回り続ける地球は観覧車に似ている
いつも 待っている人がいて
一周したら誰かが 降りて
代わりに誰かが乗る
そしていつか僕も世界から降りるときが来る

いくつもの場面が走馬灯のように見える
笑ったり泣いたり それなりに忙しい日々を
明日また明日と 繰り返してきたなあ

1年365日もの 時間もあっという間に過ぎて
子供も大人になる
大人はもっと大人になる
ほらねそれは この夜に降る星のように 世界を照らす目映い光に満ちている

退屈な 毎日を楽しく生きるためには
悲しみに 出会うのも免れそうにないなあ

おざなりの未来に幸せはあるだろうか
絵に描いたような毎日があくびが出るほどつまらない

なに不自由ない幸せにも飽きた

終わることのない 時間があれば
命の大切さなんて思うこともない
出会う人との出会いを大切にするのは
もう出会えないかもしれないから

別れるとき流れる涙にはそんな理由がある

いくつもの場面が走馬灯のように見える
笑ったり泣いたり それなりに忙しい日々を
明日また明日と 繰り返してきたなあ

1年365日もの 時間もあっという間に過ぎて
子供も大人になる
大人はもっと大人になる
ほらねそれは この夜に降る星のように 世界を照らす目映い光に満ちている。

2016/04/02 (Sat)

[7580] 16ビートの雨
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走るこの気持ちに 重なるように
胸を打つ 雨 傘を開いて自己防衛

強かに生きるには 嘘も必要らしい
先人がやって来たおろかな罪を

僕も被ろうかな なんて嘘も必要かな

狂ったように 走る雨をよけ風を切って

この気持ちは16ビート
胸を打つ 雨 加速してくスピード

大袈裟な愛を持って
今世界に叫ぼう

声にも言葉にもならない 思いを。

2016/04/02 (Sat)

[7581] 北風と太陽
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いつか 誰かが歩いた 道を僕も歩いてる

雲の残した足跡を 追いかける

宛のない旅の始まりはいつもこんな雨

出会いと別れの 入り交じった物語

色とりどりの光で 目が眩みそう

手にした地図には 書いてない明日への行き方

本のページをめくるように
移り変わる景色を飛ばして
終わりのない空の下を
走ってくバイク 風を切って

ほんの数秒の 星のまたたき
まばたきの間の一瞬の光
ただ過ぎてくだけの毎日も
視点を変えれば さほど幸せと相違ない

旅に出るなら 何を持って行こうかな

大好きなCDとふるさとの風を

道連れにして 何処までも行こう

僕も旅人になるなら孤独を 知らなくちゃ

冷たい風に 吹かれても強かに立って

北風と太陽の 努力むなしく僕は 旅をやめないよ

僕のこのただの一歩が 明日には
きっと何かしらの意味を持つって
思うからね花が種を宿すように
命終わるその時には最後の花を咲かす

影を明日に大きく 伸ばして
背伸びをした 僕の命が空に届いたら
夜空の星のひとつを盗んで
君にあげよう 命が未来に繋がるように

星の種が 芽を出したら 僕は笑うよ
「生まれてきてくれてどうもありがとう」
なんて 照れくさそうに言いながら
待ち焦がれた夜明けに やっと
長い長い 不安から解放されて

本のページをめくるように
移り変わる景色を飛ばして
終わりのない空の下を
走ってくバイク 風を切って

ほんの数秒の 星のまたたき
まばたきの間の一瞬の光
ただ過ぎてくだけの毎日も
視点を変えれば さほど幸せと相違ない。

2016/04/03 (Sun)

[7582] カレンダー
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笑った顔も 泣いた顔もあの日の喧嘩も
数えきれない思い出が影のように心の足元にあって 根っこのように支えてる

ベランダ 干した洗濯物が風に揺れて
陽射しが飴色に染まった昼下がり

幸せだと思える瞬間は以外にも
何でもない場面だよ
たとえば こんな落ち着いた時間の片隅にひっそりと咲いてる

カレンダーの中にある 365日もの
日付の中に どんなに
特別な日があっても
いつも今日ほど 素敵な日はないから

過ぎ去った日々は なるべく
思い出さないようにするんだ
思い出はきれいで帰りたくなるから
前を向いて 生きて行く
僕らは 未来に向かって 走るだけだ

笑っても泣いてもこれが最初で最後
明日はどんなことがあるのかなあ
今はそれだけが楽しみで仕方ない。

2016/04/03 (Sun)

[7583] 365日
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笑った顔 泣いた顔 むくれた顔
思い浮かべれば数えきれない思い出が

星のように僕の空に輝いてる
その一つ一つが違う光りかたをしてる

些細なことで すれ違ってまた仲直り
離れたぶんだけできてしまった隙間がぎゅっと 縮んだ

その時の笑顔は 僕の空っぽになった心に幸せを注いでくれる

ただ 笑って泣いて 1日が過ぎてく
そんな毎日を 過ごして行けるなら
幸せなんて簡単に見つかる気がするよ

まぶたの裏に刻まれた思い出が
いつの日か 僕のかけがえのない宝物になる
今はまだ 出会って間もない幸せ

後味まで 飽きさせない その味を
奥歯でかみしめて 思う存分味わおう

365日のどの日も 君を忘れたことはない
僕の毎日には 君が必ずいるんだ

くだらないことで意地の張り合い
馬鹿馬鹿しくなって やめたよ でも先に謝るのはいつも 君だった

意固地になったらとことん 僕は君より頑固らしいね

次の誕生日には どんなに忙しくても
時間をつくって君と過ごすんだ
約束したよ 誰にも邪魔はできないよ

歳を重ね 二人の手にシワが刻まれても
今日と何ら変わらない気持ちで
愛してるなんて 言葉を恥じらうことなく言おうね

そして少しずつ砂時計は 落ちて 流れて
十分の一を切って
もう若いなんて 言えなくなって
それでもまだまだ 僕らは 若いつもりで
昨日より笑ってる
歳をとることの悲しみなんて考えても仕方ないから見えないふりだ

ただ 笑って泣いて 1日が過ぎてく
そんな毎日を 過ごして行けるなら
幸せなんて簡単に見つかる気がするよ

まぶたの裏に刻まれた思い出が
いつの日か 僕のかけがえのない宝物になる
今はまだ 出会って間もない幸せ

明日には 今日より

十年後 数十年後には
もっと かけがえのない幸せ。

2016/04/03 (Sun)
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