詩人:どるとる | [投票][編集] |
大切な人に宛てて 手紙を書くとして
どんな言葉で 始めようか
筆無精な僕だから きっと 呆れさせてしまうね
でも 今の僕が 伝わるように
駄目なところも 隠さず書くよ
今度の 日曜日にはデートでもしよう
会いたい気持ちが 膨らんでしまうと
会える喜びが とたんに涙になって 溢れる
一年365日 考えてみりゃ 長いもんだね
泣いて笑って 喧嘩しては すぐに仲直り
素直じゃない僕ですがどうか呆れずに
ついてきてください
このとおりです
言葉が言葉にならない気持ちになる
君にいつも 助けられてばかりだ
ただ人を愛するというだけのことなのに
それが難しい
愛されることさえ 苦手だ
人前でキスができない
でも手をつないでないと不安になる
会えたときの喜びは筆舌し難いんだ
会えたときの喜びは笑顔では足らないよ
寒い冬も暑い夏も 休みなく 働いて
飽きることなく何度も君を思う
そして君も僕を思うのだろう
うまくは言えませんが
そんな君を愛している
夜が明けていく まぶしい光が
雲の隙間から差し込めば
おはようの声で目覚める 朝
会いたい気持ちが 膨らんでしまうと
会える喜びが とたんに涙になって 溢れる
一年365日 考えてみりゃ 長いもんだね
泣いて笑って 喧嘩しては すぐに仲直り
素直じゃない僕ですがどうか呆れずに
ついてきてください
このとおりです。
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午後から 降りだした雪が
あっという間に 道を染めていく
つないだ手の温かさだけで
どこまで行けるかな
頑張れの 言葉だけで 強くなれるから
もう少し笑って 歩けそうさ
約束の 雪は 降るときを えらばない
願いが 叶うだろうその時に 二人の間に
そっと 舞い降りて
差し出した 手のひらに 落ちて
柔らかな 冷たさが 解けていくんだ
遠く離れた 二人は会いたいときに
会えない 忙しさに邪魔されて
もう 一年が 過ぎようとしている
またひとつ 歳を重ねたよ
365日の ほんのわずかでもいいから
君のこと以外は 考えなくていい
そんな日が 1日でもあったなら いいな
用意した 小さなプレゼント ポケットに忍ばせて 息を切らし走ってく
駅前のツリーの前で 待ち合わせ
早く来ないかな 待ってる時間が 愛しい
永遠とは きっと 永遠じゃないから
その長さを 味わうことが 出来るのだろう
きっと 永遠があったなら知ることのなかった
気持ちが 今の僕を走らせている
そんなふうに思う この頃
約束の 雪は 降るときを えらばない
願いが 叶うだろうその時に 二人の間に
そっと 舞い降りて
差し出した 手のひらに 落ちて
柔らかな 冷たさが 解けていくんだ。
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頼りなく 結ばれた
小指の先の 赤い糸なんて
あやふやなものに 救われている
この町でおそらく一番高い
あのタワーの 名前を君は知らない
展望台、屋上まで 登ったなら そこから見える
景色は 遥か地上を見下ろせる神様のアングル
捩れた 僕のよこしまな 醜さを
さらけ出してもいいなら
冬の寒さも 下手くそな口笛も
忘れたふりで 君を壊してしまいたい
懺悔という言葉で形容してしまうには
些か 違うのかも知れない
何か 脅迫めいたものに 突き動かされて
誰もが その不自由さを 喜ぶ
目の前に 咲いた可憐な花の 醜さを 僕は知っている
似たような 醜さを持って生まれた 二人
傷を 負った 傷口から流れる血潮は
人かどうかを確かめている証
今朝見た夢と 目の前にある現実
そうさ比べるまでもないだろう
僕は途方に暮れた 雨の中に
いつまでも たたずんで
無数の雨粒に打たれ 探していたんだよ
空白を 埋める記憶
捩れた 僕のよこしまな 醜さを
さらけ出してもいいなら
冬の寒さも 下手くそな口笛も
忘れたふりで 君を壊してしまいたい。
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あなたの声が 聞こえる場所で
今日も 僕はただ 笑っていたい
そう願う僕の 胸に咲いた花の名は恋
夕日が眩しくて カーテンを 閉めた夕暮れ
カーテンの隙間から見えた 迫る夕闇が
まるで あっという間の出来事のように
長かった一日を さらっていったよ
笑ったこと 泣いたこと
腹が立ったこと
全部 教えてよ 僕の知らない君の一日を
あなたの 笑った顔がもっと見たくて
ついついね 自分が悪くなくても
「ごめんね」って謝ってしまうんだよ
でもそのくらいなんでもないことさ
お安いご用だよ 君が幸せなら
僕は明日も こんな感じでいこう
雨は夜を 通り過ぎていくだろう
明日の朝には 降りやむらしい
今日の雨がまるで嘘みたいにさ
言葉がうまく出てこなくて黙ってしまう
でも気づいたんだよ言葉にするだけが 伝えるすべではないこと
大事なことは 黙ったままでも
手のひらを伝って 届くぬくもりがある
あなたの 笑った 顔が 僕に元気をくれる
本当は悲しくても 笑い飛ばせる強さを
君から もらって 僕はまた笑う
夜は明けていくよ そんなこんなで
眠れなくても 夢から覚めてしまえば
そこにはまた 変わらない暮らしがある
途切れた 線の上に
新しい 物語が続いていく
終わらない絶え間ない連鎖
いつまで続くのだろう
願うことは 君がそばにいること
それだけ変わらないなら
どんな未来でも 僕は笑っているよ
あなたの 笑った顔がもっと見たくて
ついついね 自分が悪くなくても
「ごめんね」って謝ってしまうんだよ
でもそのくらいなんでもないことさ
お安いご用だよ 君が幸せなら
僕は明日も こんな感じでいこう。
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吐き出す吐息さえ白く 染まる
冬の 街並みは 凍えるほど寒くて
一人きりじゃ とてもいられないよ
自販機の120円の 缶コーヒー
火傷しないように 冷ましながら
見上げた夜空に 星を見つけた
誰かを思うときは 人は空を見上げるらしい
だとしたら僕は今 誰を思ってるんだろう
粉雪が舞う駅前 表通りの 大きなツリー
誰かが ささやくメリークリスマス
便乗するのは あまり好きではないけど
僕は 照れくさそうに口笛を吹いたの
仕事は 順調だよ 嘘を重ねていくよ
求人雑誌と エロ本を交互に見る日々
心の寒さをごまかすように 出掛けた
映画館で 適当に選んだ 今話題の映画
家族ものの 心あたたまる映画だった
泣く人がいる中で 僕は一人寝ていた
恋をする 余裕もないくらい忙しいなら
一人の孤独もまだかっこつくんだろう
分厚い手袋と 色褪せてしまったコート
ソリを引きずって歩く 子供のきれいな瞳
僕はどんなふうに映っているんだろう
吹けもしない口笛を吹いている
いつまで叶わぬ夢を見ているんだろう
行き交う人は皆おそらく僕よりはずっとマシな 毎日を送っているんだろう
百人いたら百人を 僕は 羨んで 同じだけ憎んでしまうよ
粉雪が舞う駅前 表通りの 大きなツリー
誰かが ささやくメリークリスマス
便乗するのは あまり好きではないけど
僕は 照れくさそうに口笛を吹いたの。
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天才じゃない だから 頑張れる
百点は とれなくても 努力をしただけ
力になると 信じるものだけが笑える
まだ未来が 遠かった頃 僕らは 七色の夢を見ていた
小さな瞳で見上げた空に 描いた未来は眩しく輝いていた
努力しても 報われないんじゃ悲しいよ
でも 結果ばかりに 左右される 生き方なんてまっぴらだぜ
僕らは そうさ 天才じゃない
だから 頑張れる その意味を知る
結果よりもそこにたどり着くまでの喜びを 知っている
努力戦士 ガンバリオン。
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優しさだったりぬくもりを知ったときから
僕は 一人が無性に寂しくなってしまったの
平気なふりをして笑う必要がなくなった
今は 大切な人が 傍にいるから
嘘なんかつかなくてもいいよ
素直が一番だよ
強がりや 意地を張るのはやめて
泣きたいときは 泣けばいいのさ
涙を見せるあなたを 弱虫と 笑う
人がいるなら そいつらを 笑ってやるから
何も心配しないでいいよ
今日から私が あなたの
居場所になるから
本当の 孤独や 悲しみなんか 知らない
僕なんかよりずっと辛い立場にある人ならごまんといるから
自分だけが 悲しいような顔は できないけど
でもやっぱり自分だけの悲しみはある
ただ居心地のいい場所になるつもりはないよ
あなたが 道を 間違える時は 厳しく 叱るから覚悟してね
愛と言えるものは この世界に いくつあるかな 数えてみる
優しいだけの 愛なんて きっと僕には似合わないだろう
だから悲しみ重ねて愛を知る
疲れて帰ってきたあなたを
おかえりと迎える人の笑顔が
眩しくて 幸せとは何かを 気づいた
君が 求めたのは 変わらない暮らし
そして あなたは座る
身の丈に 合った みすぼらしい椅子に
涙を見せるあなたを 弱虫と 笑う
人がいるなら そいつらを 笑ってやるから
何も心配しないでいいよ
今日から私が あなたの
居場所になるから。
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時計は 刻んでゆく その人のためだけの時を
あなたの中で そして僕の中で広がる宇宙
すべてのものは終わるためにあると
誰かが言っていたのを思い出したよ
本当か嘘かもわからない
あやふやな 正しさを信じながら
時に 疑いながら
やがて気づく 正しさだけでは
計れない 自分だけの 答えに
365日もの 忙しない毎日の中で
僕は 何度 笑い泣くんだろうか
そして 生きている喜びに 何度 出会えるのだろう
嘘ばかり ついて 笑うことさえ しなくなった
むなしさばかりが 募ってくよ
でもそんな毎日の中にも 幸せはあって
もしも僕の 役目が その幸せを 守ることならば
君が 笑えるように僕が まずは笑わなきゃ
そう思うのは 気まぐれでもなんでもないよ
揺るぎない 決意だ
僕が思う以上の人が暮らす この世界
夜の向こう側に そっとイメージを 膨らませていた
いつしか手にした お金で 買った 小さな幸せは
その場しのぎの 欲望を 叶えただけ
僕が欲しいのはきっと 永遠に 終わることのない 胸のときめき
観覧車みたいに ゴンドラが回転して
動くことなく季節を運んでいく風
気づいたんだ僕は 幸せを探していたけど
持っていたことに気づかなかっただけ
見慣れてしまうと
幸せは幸せではなくなってしまうのかな
そんなことがないように
つないだ手を離さないで 今ある幸せを見失わないようにするよ
365日もの 忙しない毎日の中で
僕は 何度 笑い泣くんだろうか
そして 生きている喜びに 何度 出会えるのだろう
嘘ばかり ついて 笑うことさえ しなくなった
むなしさばかりが 募ってくよ
でもそんな毎日の中にも 幸せはあって
もしも僕の 役目が その幸せを 守ることならば
君が 笑えるように僕が まずは笑わなきゃ
そう思うのは 気まぐれでもなんでもないよ
揺るぎない 決意だ。
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広がる 畦道を日が暮れるまで走って
真っ白なスニーカーで駆け抜けた 夏
瞼の裏に 絵はがきのような イメージ
それは誰の心の中にもある心象風景
いつまでも 忘れない 夏が ここにはある
流れる 汗と 残された日焼けのあと
夏のおとしもの ひろいあつめて
重ねた思い出 ひとつずつ輝いて
君を 思い出す その日まで。
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長い坂道を 陽射しが 照らして
校舎の窓から あなたが手を振る
元気な声でおはようと微笑むあなたは 誰ですか?
あなたは 私の まぎれもない友達
気づいたときには もうその輪の中にいる
花のように ほころんだ 手のひらを開けば
燃えるようなぬくもりひとつ 咲いた
暖かな春の日に 君がくれた 明るい口笛。