詩人:どるとる | [投票][編集] |
お手を拝借 手と手をうち鳴らして
響かせるのさ 始まりの歌
誰も彼も似たようなつまんない顔をしているな
笑うことさえ忘れた人に 用はない
人生を楽しむコツを 教えてあげよう
それは 自分を幸せにすることに 貪欲になること
笑った顔のまま 泣いてみよう
間違いだらけの エモーション
トップギアに入れて 駆け出す先へ
パントマイムでエボリューション 始まるよ君だけのショータイム。
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今夜は雪の夜 窓の外は白い世界
シチューを つくって食べよう
忙しさから やっと抜け出した
町はきらめく 宝石
とてもきれいだね
遠い昔の 物語
小さな君が抱えてたプレゼント
赤いリボンで 結んで
暑い夏を忘れるために
寒い冬はあるのなら
その寒ささえ ロマンス
ほんの少しの 寂しさなら
手と手を重ねて 温めあえば
いつの間にか 絵に描いたような雪の夜。
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長い夜の始まり 君はソリを引いて
ゆるやかな坂道を 降りてくる
今日は 子供にとって 年に一度の 大切な日なんだろう
子供たちは 夜が来るのを それはそれは
楽しみに 待ちわびてる
駆け出す リズムで恋人の待つ あの場所へ今すぐ行こう
今夜は きっと素敵な夜になるだろう
星降る 夜の秘め事 寒さも忘れてしまうほどに心まであたたかい
クリスマスくらい 浮かれたっていい
映画館は 満員御礼 今話題の ラブストーリー
僕は こんなことしか出来ないけど
僕ができる精一杯を君に届けるよ
サンタクロースがいるとするならそれは 誰だろう
今夜は誰にとっても忘れられないくらい
特別な夜になること
どこかで 願ってる僕もまたサンタクロースの一人なんだろう
後ろ手に 隠した プレゼントは
無理して買った銀の指輪
君は笑ってくれるかな
それだけを期待してるから
電話の向こうではしゃぐ声
今電車に乗ったよ
改札の前で 手をこすりあわせて
待ってる 今一番会いたい人
今夜は きっと素敵な夜になるだろう
星降る 夜の秘め事 寒さも忘れてしまうほどに心まであたたかい
白い雪景色 去年よりも 一昨年よりも
ずっと 素敵な 冬になるだろう。
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君に 伝えたい気持ちが ここにある
だけれど それは
とても言葉じゃ言えない
眠れない 夜には悲しみが ほほを伝い
見上げた空の彼方
星がにじむよ
窓を開けて 見上げた空は 星のステージ
吐き出すため息まで白く染めるんだ
目を閉じれば いつでもそこに君が 笑う
この世界で一番 大切な人よ 幸せでいて
コンビニの 前で 二人は お喋りをして
いつまでも 飽きずに 尽きない 会話をした
こうして 日々はただ過ぎ行くもので
映画のワンシーンのように 移り変わる季節
傷つけた 日もある
慰められた日もある
悪いのはいつも 多くの場合僕だった
今はいない君の面影がちらつく冬の日
なくしたものはあまりに大きすぎるんだ
願っただけで 消えることができたら
きっと こんな命なんて誰かに くれてやるのに
そうはいかないところが 人生の厄介なところだ
目を閉じれば いつでもそこに君が 笑う
この世界で一番 大切な人よ 幸せでいて
今はいない君の面影がちらつく冬の日
なくしたものはあまりに大きすぎるんだ。
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春の終わりを告げる雨が
誰かの旅立ちのように 遠ざかる
傘を開いて 受け流した涙は
いつか 大人になって 消えない傷痕になる
簡単に 忘れたふりをするな
いつまでも 色褪せない思い出は
君を 君のままでいさせてくれる
ポケットには 入りきれない 宝物
置き去りにしていくのなら
そのときに 流れた涙も 浮かべた笑顔も
消えないように 記憶に焼きつけて
映画のラストを飾るエンドロール
時間に押し流される だけの 運命なら
風に 聞くさ 明日の行方を
見えないものも ちゃんとここにある
何度でも 交わした手を 忘れないように
大切だと 叫ぶ あの空に
凍えたような 指先がなぞる 冬
言葉を 失う前に 聞かせてよ
嘘偽りのない 君の本当の心の声を
その声だけが 道しるべになる
始まりは 終わりのあとのつまり雨上がりの虹
ポケットには 入りきれない 宝物
置き去りにしていくのなら
そのときに 流れた涙も 浮かべた笑顔も
消えないように 記憶に焼きつけて
なんでもないよと微笑んで。
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これは誰かの物語
果てもなく空が広がり
自由に動く手足と
考えるための脳みそが 回路のように巡ってる
踏み出すまもなく
始まる物語だから
選択の余地はない
夜が明けてく
押しつけられるルールに囚われて
泣き笑いの舞台だ
完結は おまかせ
主人公は君だ
オムニバスストーリー。
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今日も始まる一日
夜が明けるけれど何のやる気も なく
ただ あくびして時間が過ぎるのを待つ
煙草を数本 吸ったところで
日の落ちたことを知りあわててしまうんだ
また一日が 無駄に終わっていく
どんなに悔やんでも昨日には 戻れない
そんな当たり前なことに 気づく
カメラをかまえる仕種で
大切な 場面を
カシャリと シャッターを切るように
忘れてしまわないように
網膜に焼きつけて
「幸せ」のその意味を
間違えないように
僕は明日を生きていくよ
ついこの前やってた映画の なんていったっけ
脈絡もない 話の意図を 絡まった糸をほどくみたいにして
手探りで 互いの心を理解しようとして
あわよくば 愛なんてものを そこに求めた
赤く焼けた空の夕日がまぶしくて
錆び付いた歩道橋の真ん中に来たら
優しい 風が 落ち込む僕を慰めた
いつの間にか 生きることに 慣れすぎて
笑うことさえ しなくなっていた
立ち止まった 夜の帰り道の 途中で
見上げた空の きれいなこと
今まで出会ってきた大切な人達の 笑顔をなんとなく思い出しながら
今はまだ見えない幸せを 探すよ
街に雪が降り積もっていく
ケーキの上に メレンゲを 振りかけるみたいに
やがて明日の 朝には
一面の 雪景色
こんな小さな幸せを 僕は今まで
見過ごしていた
大切にすべきは
形のない思いや目には見えない気持ちだろう
そうやっていればいつかはきっと
カメラをかまえる仕種で
大切な 場面を
カシャリと シャッターを切るように
忘れてしまわないように
網膜に焼きつけて
「幸せ」のその意味を
間違えないように
僕は明日を生きていくよ。
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立ち止まっても 進んでみても
状況は何も さっきと変わらないな
ただ 過ぎ去る時が先を急ぐだけだ
いつまでも 変わらない僕を僕の中の僕が 呆れたように見てる
誰かの思いと思いが交わるところに 愛は生まれるものなのさ
眠れずにいる僕と同じように君も同じ気持ちでいるかな
見上げた空に 流れ星を見つけたら
真っ先に君に 教えてあげるよ
開けた窓から 手を伸ばしても
万が一にも星はつかめないとしても
千の夜を 飛び越えて たったひとつの偶然を 手にいれてやる。
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見上げた 空に 輝く星の 数ほどに
この世界には 生き物がいるのだろう
今まで 気づかなかっただけで
知らずにいた 誰かの笑顔や涙にふれて
世界が少しだけ 広くなった気がする
悲しいことも 知って
嬉しいことも 知って
傷ついてみたり たまには慰められたりして
人はどんなときも懲りずに生きていくものなのさ
歩いていこう 今日がどんな日でも
明日は 必ず 晴れると頑なに信じて
気球みたいにさ 風に乗って旅に出たい
宛なんかなくていい 行き当たりばったり
手紙も届かない 地球の裏側へ
心を旅させたい
長いこと忘れてた自由を手にいれるため
辛いことから学ぶこと
嫌なことから逃げないこと
でも 泣くことを決して忘れないこと
生きていくことは 学ぶべきことばかりだ
つないだ手から伝わるぬくもり
僕にもあるよ 守るべきものなら
悲しいことも 知って
嬉しいことも 知って
傷ついてみたり たまには慰められたりして
人はどんなときも懲りずに生きていくものなのさ
歩いていこう 今日がどんな日でも
明日は 必ず 晴れると頑なに信じて。
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季節の移ろうように 花びらは色を変え
あなたと出会いもう何度、春を数えたか
公園通りには 膨らんだ蕾が 遠い春を待ってる
優しすぎるのと あなたは 言った
でも僕はあなたが言うほど 冷たくはなれずに
鼻先にふれる 甘い風
雪を解かして 密やかに隠れた桜の思いに
恋に似た かたちを思い描くのは
きっと 偶然じゃない
僕らは 明日も 待ち続ける 遠い春を。