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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[974] 意気地なしの僕と勇気のハンマー
詩人:どるとる [投票][編集]


今、目の前にそびえ立つ壁もぶち壊して君に会いに行きたい気分なんだ
もともと見えない壁なんだから行けるはずだ 勇気のハンマーを弱気な心に振り下ろせば
君に会える
そして この気持ち言えるだろう。

2010/01/27 (Wed)

[975] 底なし胃袋ック
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さあ 食べよう
ガツガツ むしゃむしゃ
どんなものでも
あたりかまわず
食い散らかして

僕は胃袋におさめるよ

腹がすくといつもそんな化け物になる

底なし胃袋ック BGMに腹の鳴る音 歌い奏でたくなる。

2010/01/28 (Thu)

[976] ラブリズム
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リズムとリズムが重なってきれいなハーモニーになるように
君と僕の声がリズムなら重なったとき
それはきれいなハーモニーになる

楽器や伴奏なんて
まるで必要はないのさ
僕らの声だけでうまくいく
そんな素敵なハーモニー
奏でて行きたい
僕は君と…

あふれ出す僕の声
流れ出す君の声
ふたつの声が
空気をふるわすたび 重なって ハーモニーになるんだよ
ほら 君の愛してるが僕の愛してるに重なって 紛れない真実になるように

すなわちラブリズム
愛の旋律
優しく響けば ねえ

あたたかい気持ちになれる。

2010/01/28 (Thu)

[977] 明日まで
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明日までに終わらせないといけない事
明日までに決めとかないといけない事
様々な事に囲まれ
僕らは明日また明日と急かされながら
歩いてゆく
歩いてゆく

明日までの予定は
仕事仕事で埋め尽くされている
行楽シーズンも
誕生日も
デートも
関係ないね

本当笑えない日々

スケジュール帳をビリビリに破りたくなるほど明日の明日のそのまた明日まで
苛々するくらい
仕事仕事でびっちりさ

たまの息抜き
君とのキッス
それだけが救いのようなものなんだよ

わかるかい?
こんな僕の気持ち

聞き逃さないで
耳 かっぽじって
よく 聞いて

ヘルプミー…

まるで調律の合ってないピアノみたいな声で泣く夜から僕を救い出してよハニー

輝ける明日まで
連れ出してくれたら
素晴らしいのに…

2010/01/28 (Thu)

[978] リセット
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大人が戻らない時を惜しんでいるとまだ何もわからない子供がいいました

『そんなのリセットすればいいじゃん』

2010/01/29 (Fri)

[979] 水族館
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閉館した水族館の中
従業員は皆 家に帰り
魚たちは水槽の中で
深い眠りにつく

そんな 明かりの消えた水族館はどこかさびしげで昼間の賑わいも嘘のように静かなんだろうな

夜の水族館はまるで
宇宙みたいにどこまでも終わりがないような静寂と無限に続く永遠みたいな
そんな感がある

ほら 魚たちは夜明けとともに目を覚まし朝ご飯を待つ
寝坊助はマンボウかな
少しずつ明るくなってゆけば水族館もまた昨日の賑わいを取り戻し人でごった返す

ほら 小さな女の子が水槽の中にいる魚をめずらしそうにのぞき込んで手を振る
瞬きしたのはジュゴンかな

午後から降り出した雨の雨足も夕方ごろには弱まる 予報
そしてまた水族館は
閉館する
変わらぬ日々が
水族館にもある
営みはつづくよ
人も魚も

そして日は沈み
また水族館に夜がおとずれる
魚たちは夢を見る
どんな夢を見てるのかなあ

あらら、マンボウは
今更目を覚ましたみたい。

2010/01/29 (Fri)

[980] 蠕動運動
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どこに行くんだろう
僕はこれからどこを目指してゆくのかな
自分のことなのにまるで他人ごと
何もわからない
何もやる気が起きない
今日でもし世界が終わるなら僕だけは笑って終わりを待つだろう
こんな退屈で憂うつなだけの世界なんて消えてほしいと日ごろから思ってたから

僕に残された少しばかりの信頼とか期待とかも
もう諦めたよとでも
いうように最近ではとんとその影も見ない
ほら気づけばひとりぼっちの僕がいたんだ

さあ 自分の葬式を形だけでも執り行おう
今日僕は死ぬんだ
生まれ変わるため
ほら 脱皮するよ

シャクトリムシみたいな その他の芋虫みたいなからだを縮めてはのばす
あの歩き方で僕も少しずつ
目的の場所に向かい
多分 歩いてるよ

確か なんだっけ
蠕動運動だっけ
ど忘れしたけど
確か そうだ

ほら ひときわ大きな葉っぱを選び今日はここらで昼寝としますか

何も構わず
何も迷わず
蠕動運動
始めよう
まず最初は
屈伸ですが?
なんて
言ったそのあとの
苦笑い
僕を切なさで
ふるわせるよ。

2010/01/29 (Fri)

[981] 宇宙創生
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神々が見下ろすこの世界は
もう何十億年前から
ほら あったのさ
いつか この世界ができたころから僕が後に生まれることももし決まってたとしたら
僕など太刀打ちできないな
神様は偉大であるから

宇宙創生のそのあと
世界ははるかな
時間の中で様々な発展を繰り返し
今日にいたる

誰かのくしゃみも妙ちきりんなくらい響く静かな ころから
僕の図案はできていたとしても過言じゃないさ

ああ 偉大なる神様
僕はこの先 どうなってゆくんだろう…
それだけが今は不安で仕方ないんだ…

2010/01/30 (Sat)

[982] デ・キリコ
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顔も口も何もない
のっぺらぼうに
意味のわからない
図形が立体を成して不規則に並ぶ

そんなキリコの絵画を見つめてるとおかしくなりそうだ

美術館の中央部分に
ほら キリコの絵が楽しそうに並ぶ

僕も連れて行ってほしいな
あなたの不思議な世界へ

ただいつもあなたを目標にして 多分
僕は 言葉を紡ぎ
詩というひとつの作品を編んでゆくのさ
文字を 歌に変えて

ほら、今日もおいらの基盤はデ・キリコ。

2010/01/30 (Sat)

[983] 君であふれてる
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爪先から脳天まで
君を落とす哲学でいっぱいいっぱいなんです
破裂してしまいそう、そんな僕です

様々な思考が渾然一体と化したこの街はまるで芸術家のためのストリート

メインストリートからちょっとはずれた隠れ家的なおしゃれな店で君とお茶する
僕は焙じ茶
からだの芯まであたたまるよ

言葉がふいにとぎれたとき 僕は焦り
言葉をつなげなきゃと無理やり会話を投げる 僕だけれど

そんなことはやめてよと君は歌うように言うから
僕は安心したようにふーっと息を吐くのさ
真っ白な

明日のまた明日まで
ずっとずっとずっと
僕のスケジュール帳はハートで埋め尽くされている

大好きな君であふれてる

心もからだも君で満杯

デートも回を重ねるごとになんだか当たり前になってゆく

いい意味でね、特別になってゆく。

2010/01/30 (Sat)
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