詩人:どるとる | [投票][編集] |
あたりまえのように始まっては過ぎてゆく
暑くてだるい夏の日々
それでも君といるとなんだかそんな時間も大切に大切に思うよ
特別なものなど何ひとつなくていいから
君といつまでもいられたら それだけで幸せだから
今 思い出すあの夏
思い出せあの夏を
君と過ごした日々
いつまでも宝物
この胸の中
キラキラ 光ってる
入道雲がほら
青空 一面に広がってる
まだまだ 先の話かい?
そう言ってるあいだに夏は来るから
夏は来るから。
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ひとりきり 何もやることもなくただ空見てるだけで時間は過ぎて行く
悲しいことなんてさ
すぐ忘れるって言うくせにいつまでも根に持つのはなぜって君に聞かれたよ
ノンストップで世界は回る 君の中でそして僕の中で
どんなに忙しくしてても悲しみは消えないで休まず僕らを泣かせるから
意地悪なやつさ
悲しみって
苛立ち隠せない
今からでも いいから
悲しみをぶっ飛ばしに行こうぜ
夕暮れなんか気にしないで今から
この悲しみとけりをつけようぜ
ひとりきり 何もやることもなくただ空を見てる
そんなの悲しみごまかすための言い訳さ
決まってるじゃないか
なんて…
今からでも いいから
悲しみをぶっ飛ばしに行こうぜ
約束の場所なんかわからないけど
この悲しみとけりをつけようぜ
悲しみをぶっ飛ばせ!
この拳で
この涙で
今までのぶんを
やられてきたぶんを
取り戻しに行こう
君が見守っててくれるから
きっと勝てるさ
夕暮れの中
僕は拳を空に突き上げたのさ。
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君と僕とのあいだに降る雨は
いつになればやむのだろう
ずっと待ってる
言葉にしようとすればするほど
遠く見える愛の言葉
互いの息がかかるほどこんなにも近くにいるのにね
二人はまるで地球の反対側どうしにいるようで
だれよりもなによりも好きな人なのに…
今、僕を立ち止まらせる何かを振り切って
君に伝えられたら
何か変わるのかな
いつまでもこうしていても仕方ないし
ねえ、だれよりも好きな人よ話を聞いて
いつか言いたい気持ちだから 伝える時はちゃんと 聞いてください
今はまだ言えない気持ちだけれど
いつか言うから
その時はどうかよろしくね
だれよりもなによりも好きな人よ…
だれよりもなによりもいちばんに好きだから
適当にはできないのさ
ただ愛を伝えるだけでもひと苦労さ
でも待ってて
いつか二人のあいだに降る雨をくぐり抜けて偽りもごまかしも何も効かないほど晴れ渡る青空の下で君に愛を伝えるから
だれよりも好きな人よ その時を楽しみに。
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明日は何があるんだろう
この先何があるんだろう
立ち入り禁止の看板も何もないけど
どこまで行けばいいのだろう
どこまでが冒険なんだろう
何をもって自由というんだろう
僕は今、自由かな
僕は明日も自由かな
今日も明日も次の日も空っ風に吹かれては悲しい自由に嘆くかな
さあ‐次なるページを
今日も開くのは来るものを拒まない時間という見境のないすべてをのみこむ竜巻だろう
今日ものみこまれてゆく はげしい渦にからだといわず心ごと
限りなく明日へ引きずり込まれて
1秒すらも待っちゃくれないネクストストーリー始まるぜ
今、不安と期待を胸にまたひとつ見えないドアを開けるさ
大きな 波に さらわれて悲しみも喜びもお隣さんもご近所さんも何もかも巻き込んですべてを明日へ連れ去るさ
ほら今日も始まるよ
望む望まざるとに関わらず生けとし生けるすべての者をドアの向こう側に追いやる
もう開いたドアは再び開くことはない
そしてまたひとつ
人は歳を重ね夢を抱き絶望に嘆き うつろに空見上げ 悲しみの雨に濡れる
そんなストーリー
今日も始まってるさ
もう まぶしい朝に目を覚ましたその瞬間にすべては
さあ‐開かれたページの中 隅から隅まで冒険して行こう
地図を描くのは君さ
ほら、あくびなんかしてるヒマはないぜ
生まれたときから止まらないストップウォッチのような限りある時間の中を命の電池が切れるまで
旅をしてゆこう
輝くための鍵はいつでも君の手の中に
ほら、あふれてる
だからありふれた 日常を 君の手で 塗り替えるのだ
可能性を無駄死(し)なせるな。
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ほら、はじまってる
君が生まれたその日から止まらない時の流れが波打ちながら動いてる
限りなく明日へ続くまるでひとつの物語のような日々が君に語りかけている
しゃがんで見ている世界と
立ち上がって見た世界は違うんだ
目線を変えてごらん
悲しくなったときや
終わりにしたいときは
視点を変えればきっとわかる
限りなく明日は先へ流れ行くために続く
だから 生きたくないならばリタイアしたっていい だけれどもう一度考えてごらん
果たしてその選択は正しいのかどうか
ただ明日は限りなく続くよ 生きている人のためだけに続くよ
死んだら何も見えないよ
喜びや幸せさえも
だからたったひとつの理由のために生きていたっていいんじゃないかな
僕はそう思うから
生きている
どんなに悲しくたって
どんなに切なくたって
どんなに苦しくたって
生きがいってひとつだけあればじゅうぶんだと思うから
それを灯りに僕は明日へ続く物語続けてゆく 時に悲しく開くページをめくって
どうせ続くのなら
終わりの終わりまで
僕は行く
明日へ続く物語。
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君のことばかり考えてるよ いつも
仕事もまったく手につかないくらいさ
こんなにも愛おしくて
こんなにも大事な人
もう二度とこの先もそんな気持ち抱かないだろう
君は最初で最後にしたい そんな人なのさ
遠くまで果てしなく続いてるあの空よりずっとずっと彼方まで
君への思いがあふれてるよ
とまらない愛
そんな気持ち込めたラブソングがいつでも心の中に流れてるよ
愛し合えるのに切ないな
これも愛の運命なのかな
1秒でも一緒にいたい
離れると悲しくなる
愛の副作用かな
今日も相変わらず君のことばかり考えてる
仕事なんて手につかないや
早く 君に会いたくて会いたくて
いつのまにか涙で景色がにじんでゆく
愛しい人へ今、伝えたい
心配しないで 僕が愛してるのは君だけ
君だけだから。
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ひとりぼっちの部屋
外界へ続くドアを開けても変わらない
ひとりぼっちのまま
そんな孤独な人さえも生きてくのは
生きがいというものを持っているから
明日へ行くためには
切符の代わりに生きがいという生きる意味や意義を持ってなくちゃだめなんだ
消えてしまいそうな
小さな小さな存在だけど そんな僕でも光を捨てないぞ
闇から目を背けないぞ
孤独がなんだ
それを理由に命を絶つなぞつまらない
愚かなことだ
それなら負けじと
生きてやる
どこまでも
どこまででも
憎い奴らよりはるかに長生きしてこの世界の変容を眺めてやる
孤独なんて消える理由にはならない
ほらひとりきりでも
空は見えるぞ
夢は抱けるぞ
毎日が楽しいぞ
そんな僕をもし
見本にしてくれるなら
どこかで死にたくなったら その時はひとりぼっちなのは自分だけだなんて思わないでいれるはずだ
僕もひとりぼっちなんだよ
上も下もなく
同じ悲しみ 抱える
ひとりぼっちなんだよ
孤独に負けるな
いつか日は差すさ
君の心にも
夜明けを信じて
明日へ続くドアを
さあ 開け放て
今は生きがいがないなら 生きがいを探しに明日へ行け
生きがいはなくとも
探すためならば
ドアは自ずと開くはずだ
希望をもてとはいわないけれど
絶望ばかりに目を向けないで
孤独を乗り越え その先に見える朝焼けの空をともに見上げよう。
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小雨の降る 駅のホームでひとり電車を待つ
次、来るので終電だ
もし乗り過ごしたらもう今日の運行はない
だからそうならないように ずっと待ってる
月の光に照らされて
人も僕を合わせてふたりくらいしかいない
さあ 帰り支度は整ってるかい?
今日1日最後の電車の中 思ったよりガラガラ まああたりまえか
最寄り駅に着く頃には小雨もやんで星が輝いてた
明日の希望
ちょっとだけ
浮いてきたよ
終電の夜
遠くにいる君を少しだけ思い出した
ただそれだけの夜
されど おだやかな夜
僕を優しい場所へと連れて行くよ。
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思いのままに気の向くままに歩いて行こう
どうして苦労なんてしなきゃいけないのか わからない
買ってでも苦労はしろなどとわけのわからない昔の人間の戯言は聞き流すよ
悲しみなどノーサンキュー
喜びを絶え間なく願うよ
思いのままに気の向くままに
風の吹く方へ回る風見鶏と洒落込もう
口笛は高らかに
夢は無謀なくらい大きな
そんな毎日でいい
僕は僕らしく進むよ
この足でどこまでも行くよ。
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もうすぐ春だ
そしたらカーディガンを着よう
カーディガン一枚で春を出迎えよう
ほらカーディガンはたちまちのうちに春色に染まってゆく
君に見せたいカーディガン
春色のカーディガン
桜よりずっときれいな
春色のカーディガン
ほら 桜より一歩早く満開な心地
冷たい北風
ぶっ飛ばして
さあ 着よう
おきにいりのカーディガン。