詩人:どるとる | [投票][得票][編集] |
時には悲しい人生だから
その悲しさを分け合う人が必要なのさ
自分ひとりで抱えるにはあまりにも大きな悲しみに出会うときもあるから
時には悲しい人生だけど
たまには嬉しいこともあるから
いつまでもいつまでも背中丸めていないで
雨が止んで空に光が差したら 立ち上がって息するのも忘れてた
空っぽの肺に 酸素流してあげよう
ほら 幸せって目には見えないって人はよくいうけど
すぐ近くにある
この笑顔はなんなんだろう? 幸せと違うのかい?
たとえばただありふれた日常の中に隠れたささいな喜び
二人ぶんの笑顔
雨上がりの虹
美しい 夕暮れ
揺れる 街明かり
幸せは小さくてもいい
ただその小さな幸せをどう思うかで違ってくるから
ぼくひとりだけじゃ
多すぎる喜びだから
ぼくひとりだけじゃ
背負いきれぬ悲しみだから
君が必要なのさ
君じゃないといけない理由を言うなら愛しているから
それじゃ 不満かな?
さあ 少しずつ少しずつ ぼくらの中で膨らんでゆく思いを ぼくらで永遠にしてゆくんだ
かまいすぎてもだめで
ほっときすぎてもだめさ
ちょうどいいぐらいの距離と
ちょうどいいぐらいの愛情で
ぼくらはそれをそだててゆく
時には悲しい人生だけど
時には涙が止まらなくなるくらい
死にたくなることもあるけれど
ぼくには君が希望だから 君がいるかぎりぼくは死ぬわけにはいかないから
君に今日も照らされて ぼくは生きていられるのさ
生きる理由なんていつもありきたりだけど
愛する人のために生きていたい
そんな気持ちをバカにはできないだろう? いくら全知全能の神様だとしても
だから ぼくは明日も生きてやる もしもの雨に降られて
君の笑顔を 強く胸に抱いて進んでゆくのさ
向かい風も 構うことなく
ねえ ぼくに唯一見れる幸せがあるとしたら君以外に考えられない
そうさぼくは君のため生きてる。