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どるとるの部屋


[1215] 恋桜
詩人:どるとる [投票][編集]


はじめての恋はぼくを笑顔にした
今までこんなに 人前で笑えなかったのに
それが嘘のようにぼくの顔には笑顔があたりまえのように今では 咲いて枯れない花のように ほらね
満開なのさ

恋って素晴らしいね
一人じゃないって心強いね
素敵だね

今まで知らなかった
君が教えてくれるまでは

つぼみをつけた桜の木のように
ふくらんだつぼみはやがて花を咲かせるだろう

ぼくの恋がたとえば花ならば つぼみはきみと出会ったあの時に 膨らんで
ぼくの中で花を咲かせたのかな
いつのまにか

咲いた花ならば
けっして枯らしてはいけないのさ
このまま綺麗な花をきみと枯らさぬように育てましょう

つぼみにはもうもどれないし
一度枯れたらもとにはもどれない
儚い花だから

百年桜どころか永遠に枯れない 恋という桜だからね 覚悟してて
今に もっと 大きな幸せ きみに運び届けるから

今はその香りや匂いに鼻をひくつかせてて

春はもうすぐ
いろんな意味で訪れるから
はじまりを汚さないような スタート切ろう。

2010/03/22 (Mon)

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