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どるとるの部屋


[1479] 言葉のちから
詩人:どるとる [投票][得票][編集]


たくさんの評価やそれと同じくらいのたくさんの反響を夢見る日々

誰よりも高くありたい
誰よりも輝いていたい
そう思う気持ちが大切だけれど

僕は聴きたい人にだけ届く言葉を紡ぐよ
僕は読みたい人にだけ伝わる思いを打ち明けるよ

戯れ言は風に消え
大切な言葉だけ
置き去りにされた
荒野で僕は風に吹かれてる

たどり着いたこの場所で僕は歌うよ
誰かに届くと信じながら かかしのように強く 強く 立ち尽くしてる

誰かの涙と
誰かの笑顔に
支えられ
そんな毎日は
ざんねんながら
ここにはないけど

言葉は届くべき人のところへと届く
思いは必要とするべき人の心へと流れる
そう信じている僕の日々も意味があるのならきっとちっぽけな思いさえ誰かの助け舟になっているんだろうね

だから 言葉のちからを信じたい
言葉がもたらす大きな ちからを 愛したい

そして 誰かを 救ってあげられたなら
それは僕の言葉も望んでいたことだから
幸せだろうね

夜も朝も昼も
何時でも何日でも
地球が何周していても
言葉のちからは衰えず聴く人聴く人に言葉は訴えかけるのさ

たしかな熱を伝えるのさ。

2010/06/13 (Sun)

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