詩人:どるとる | [投票][得票][編集] |
僕の人生は駄作の詩のようさ
人と比べなくてもすぐにわかるくらい
光からは遠く気迫乏しい 毎日
べつに誰かのせいとかそういうことじゃないけど
時々 涙が止まらなくなってしまう時がある
燃えるような真っ赤な夕焼け空に誓った約束ひとつ
どんなに悲しくても
生きていくよ
最後まで
だって まだまだ
僕は元気だから
生きる権利はまだまだあるから
悲しみは消えない
不安なことも消えない
こうして歩いているけど正直目的はないし夢もない
遠い幼い昔夢見た
未来とはまるで
違う 地味な四畳半の片隅
ビードロみたいな涙がこぼれる夜には
流星群さえ 美しいとは到底 思えない
ポケットにつめこんだ 切なさが いよいよあふれて 僕は立ってるのもままならない
燃えるような真っ赤な夕焼け空に誓った約束ひとつ
どんなに悲しくても
生きていくよ
最後まで
だって まだまだ
僕は生きたいから
歩いてく力はまだまだあるから
涙をまたぬぐって
ぬぐいきれない
涙さえ 泣き止んだ
ふりして 歩いていく嘘さえ 大切なもの
風に吹かれて
ページは
ふたたびめくられる
新しい旅ははじまる。