ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 君の声

どるとるの部屋


[1522] 君の声
詩人:どるとる [投票][得票][編集]


君の小さな手に
自信のない僕の手が重なる

いつも 君を呼ぶときも自信なさそうな声でしか
君を呼べない僕でさえも君は愛してくれる

ただ君を呼ぶだけで
ただそれだけのことで
とても 素敵なことさ

僕には守るべき人がいるけど
君には守ってくれる人がいて
それが僕みたいな人でも 嬉しいのかな
なんてこと考えながら
君の声を今日も呼ぶよ

嘘のない素直な
気持ちが強すぎるから
いつでも声に本音が出てしまうよ
そしてまた自信のない僕の声で君を呼んでる

でもいつか
自信にあふれた
声できれいな
君の名前呼べたら
いいなと思うんだ

君の声が今以上に
はずむ 気がするから。

2010/06/22 (Tue)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -