ため息ゆらゆら揺らしながら物憂げに頬杖ついて 窓際 黄昏るティーンエンジャークリーム色のカーテンが揺れる悲しいことは終わらない悪夢は何度でもやって来る空は飴色心は鈍色ロマンスのかけらもない土曜日無理矢理に浮かべた笑顔に翳りがさす言葉に詰まる なんの予告もなく盗んでいく泥棒のようにほら僕の元気を華麗に盗んでいく悲しみが憎たらしいよだけれどそこにおかしなロマンスを感じてしまうのは気の迷いなのかしら ねえ ねえ ねえ…
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