ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > アンブレラ

どるとるの部屋


[1894] アンブレラ
詩人:どるとる [投票][編集]


悲しいことがあったときには
君の胸でわんわん泣くのさ
嬉しいことがあったときには
君の前で 笑いあうのさ

心に雨が降る日には
心の中の僕が傘を差してくれるよ
悲しみなんて通り雨さ
ステップ刻んだりふざけているうちに
通り過ぎて
晴れる きっと

僕もつまり君の
傘になりたいんだ
たとえば君が
悲しくてどうしょうもない時
君の心の中でうずくまってるずぶ濡れの君に傘を差し出すような

そんなことができたならすてきだと思う

見えないアンブレラ
頼りにならない僕だけど君のために君のために 何かがしたいのさ

なぜって聞くならそれは簡単なこと
愛しているからさ
心の底からだれより
愛しているからさ。

2010/10/10 (Sun)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -