ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 明日が呼んでる

どるとるの部屋


[1973] 明日が呼んでる
詩人:どるとる [投票][編集]


どんなに悲しくても
どんなに切なくても
明日は誰にでもやってくるからね
卑屈になって
文句をこぼして
愚痴ってみても
構わないけど
明日はやってくる

朝だと思ったら
もうそうこうしているうちに夜になって
空に星が輝いていた

不思議なくらい
疑っちまうくらい
リアルから抜け出た
非日常の物語
規則正しく
時をきざむ
時計に振り回されて
お疲れモードの帰り道
少しだけ重たいため息があふれたよ

なんだかんだ言っても
たどり着いた安らぎの中で
何が幸せ?
何が不幸せ?
今それらを
心の中で考えながら
途切れそうな意識を無意識になんとかたもってる

そら耳かな
聞き間違いかな
どこからか
かすかな声で
ささやくように
僕を呼んでる
明日が呼んでる

行かなくちゃ
行かなくちゃ

やっぱり生きていれば生きていたでいいことがある
だから僕はそんな期待に胸膨らませて生きていこう

そう思うこの頃の僕。

2010/10/27 (Wed)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -