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どるとるの部屋


[1994] 真夜中の天体観測
詩人:どるとる [投票][編集]


数え切れないほどの
星が流れる夜に
見上げた夜空
遠い惑星に想い馳せる

銀河に広がる たくさんの惑星には
僕らのまだ知らない物語があるのでしょう

干し草の上
天窓から眺める
空には
自然のプラネタリウム
様々な星座が輝く

忘れかけていたロマンを思い出した僕ら

大人の瞳に映るのはリアルな世界
でも見てごらん
リアルだけでは語れない物語が宇宙にはあるだろう

今も時々
子供みたいに
望遠鏡持ち出しては
星を眺めてる

リアルな世界の中で
唯一夢あふれる時間
真夜中の天体観測

東の空に星が流れる
はるかな時間を想うような夜だ

真っ白な気持ちで宇宙を望む夜だ。

2010/11/01 (Mon)

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