詩人:どるとる | [投票][編集] |
心の中に今 雨が降っている
当分やみそうにないくらいの勢いで
だけれどいつかやむだろう
やまない雨などないのだから
どんなに激しく降ろうとひたすら晴れるのを待つレーニーデイ 今日も変わらず雨
だけれど信じる未来だけはひたすら晴れている
そんな心を抱いたまま今日も見えない雨の中を傘も差さずに歩くから濡れるわ濡れる
限りなく僕を濡らし続ける雨
切ない気持ちが泡のようにせり上がってくるよ
舌を刺すような熱いコーヒーゴクリと喉を焼く
そんな秋の終わり
そして冬の始まり
寒さが迫ってくる
そんな冬の始めの
秋雨に濡れている
心が 心が 心が。