夜の向こう側で誰かがもし泣いていても僕にはどうすることもできない他愛ない夜の話と僕には忘れ去られてしまうような夜も誰かには忘れられない夜だから小馬鹿にはできないだろうよくある映画のワンシーンみたいにそれは始まり終わる僕にはくだらないことだって誰かには悲しいことだ誰かには嬉しいことだ同じ夜なのに違う夜をみんな見つめてる同時刻の外側で誰かが生まれ誰かが死んで何かが終わり何かが始まる同じ夜の出来事。
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