ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > ブラックユーモアナンセンス

どるとるの部屋


[2260] ブラックユーモアナンセンス
詩人:どるとる [投票][編集]


無意味だな
何もかもすべて
無意味だな
世にあるすべて

捨て去ろう
ブラックホールに
かき消そう
嫌な記憶は

悲しみに手を振って
憎しみとは縁を切ろう
明日が真っ暗闇でも
ただひとつの光を
信じていよう
抱きしめよう

ブラックユーモアあふれる僕と君の世界
無意味なようで意味のある素敵な会話の端でなにかを疑う君に示すよ 僕の愛

無意味なように生きても無意味なことなどなにもない
意味のあるものもなければ意味を持つこともない
無意味なようで意味のある素敵な会話をつづけましょう

マネキンみたいに強張った表情で何を語るの?何を謳うの?
孤独だけが妙に際立つ夜

悲しみが涙になって
心の空に降り出した

悲しみは空の上から
僕らを狙撃する

聖なる夜の秘密の会話

それは愛の言霊
まぶしいネオンと
鐘の音に合わせて
詠うよ 詠うよ

ブラックユーモアあふれる僕と君の世界
無意味なようで意味のある素敵な会話の端でなにかを疑う君に示すよ 僕の愛

君に伝えるよ
思いのこもった
安い指輪のプレゼント

いかにも高そうな包装紙に包み直して

そんな見え見えの嘘も笑って ゆるす君の愛
僕よりかっこいいぜ

やはり君は僕の好きな人

運命が教える 赤い糸の繋がり

今夜 黒い妄想は
白い雪に清められて
サンタが僕の心にそっと見えないプレゼントをくれるんだ。

2010/12/25 (Sat)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -