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どるとるの部屋


[2310] ごめんねのドア
詩人:どるとる [投票][編集]


なかなか言えない言葉だよ
自分がわるくても
相手がわるくても
言えない言葉だよ

それでも人は単純なものだから
誰かに促されれば
謝れる時もある

背中を押されて
言い伏せられて
僕は君が背中でふさいだ ドアをノックする

君の涙を 君の言い分を 聞けなかった僕をゆるしてほしい

僕は今 開くよ
ごめんねのドア
君に謝るためのドア

君がゆるしてくれるまで
もっと君と一緒にいたいから

ごめんねのドアをノックする

仲直りしよう
小さな生活の中で
ふと浮かんだ
詩のように
ふたりの心に
さびしさが募るから

数回ノックしたら
君が開けてくれて
また僕は君に助けられたね

仲直りのキスをしよう

やっぱり
やっぱり
僕は君が好き

だから君を傷つけた自分が嫌いになる

だからだから
傷つけられないようにもっともっともっと君を愛そうと思うんだな。

2011/01/03 (Mon)

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