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どるとるの部屋


[2320] 夕日といっしょに帰りましょう
詩人:どるとる [投票][編集]


絶え間なく川は流れ
空は色を変え
だんだん暗くなる
だんだんさびしくなる
昼間の道は人であふれるのに
夜にはみんな家に帰るお腹が空くから
カラスの一声で
人は切なくなる
家に帰りたくなる

夕日が沈むから
僕も家に帰りましょう

もう遊ぶのは終わりさ

誰もいなくなった公園には街灯が照らすすべりだいと 小さなブランコの影があるだけさ

子供たちはもう
いない
街は死んだように
静かだね

誰にいうわけでもないがさよならを言うよ

僕は窓辺の壁に寄りかかり
夕日の脳天が空に沈むのを見送る

言葉は何もいらないよ

黙って手を振ろう

さよなら 夕日。

2011/01/05 (Wed)

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