詩人:どるとる | [投票][編集] |
晴れた日には自転車で
雨の日には傘差して
出かけましょう
何かを探しに
出かけましょう
太陽が出てるなら
お日様の下に
顔を出しましょう
そりゃ生きてれば
悲しいことは
数えきれないほど
あることでしょう
でもそれをもしも
当たり前なことと
割り切ってしまえば
そうね そうだよね
それだけで話は終わってしまうね
だから
誰かが泣いているなら せめて傍にいてあげたいんだよ
誰かが笑っているなら 一緒に笑いあいたい
ただそれだけのことがこんなに難しいなんて思いもしなかったけど
不器用なりに
恐々でも
少しずつ
歩み寄ってゆく
君の隣へ
胸を張って
『彼氏』なんだと
言える日まで
べつに何かを変えるとか 何かを改めるとか そんな気なんてさらさらないね
だけれど君のことが僕はこんなに好きなんだよ
わかるかな?
こぼれんばかりに愛がこの胸にあふれてる
ただそれだけのことを言いたいがために
今まで 走ってきたよ
今まで 生きてきたよ
息をきらして
今 ゴールテープを切った 歓声はないけど君が倒れるように
本音 こぼしたとき
全て受け止めてくれた
ありがとう
愛してる
ありがとう
愛してる
こぼれんばかりに愛がこの胸いっぱいにあふれてる
あふれてるんだよ。