詩人:どるとる | [投票][編集] |
生きていたって
これという楽しい事はないなんて
毎日に楽しい事を求めてたらそれこそきりがないよ
ある時は退屈である時はとても楽しい
それが人生の形じゃないか
不況だ 景気が悪いな
そんな小言をつぶやく誰かの横を通り過ぎる時その背中に僕は言ってやるんだ
『そんなのいつだって同じじゃないか今にはじまったことじゃない!!』
わけもなく人を殺める誰かのナイフを持つその手は血だらけ 僕はナイフのかわりにギターを持つよ
手持ちぶさたならば
両手をふさいじゃえばいいんだよ
人を殺してる暇があるなら 僕なら歌を唄うぜ
たとえばギターがないならば 誰か好きな人に贈る 花束をふたつ 手に持って
愛を叫ぼう
意味もなく 人を殺める人の気持ちなんてわからないけど
誰かを思う気持ちならわかるから
今夜はあなたのためだけに時間を空けたがら 一緒に過ごしましょう
べつにいつだって暇な僕だけど 小さいことは気にしないで
今夜は楽しもう
アカペラだっていいんだよ
僕が誰でも いつでもどこでも歌える愛の歌を教えてあげる
愛してる
この一言だけで
歌になるのさ
その続きなら
愛し合う二人で
つくっていけばいいんだよ
今はまだ真っ白な思い出でも
いつの日かたくさんの思い出であふれるだろう
さあ 歌おう
愛し合う僕と君だけが歌える愛の歌
何度でも叫ぼう
愛してる 愛してる
今誰かを殺めようとしてるあなたもナイフを捨てて
ギターを持って
花束を持って
大好きな人に会いに行け
仲良しなのが一番なんだよ
あなたにだって歌える愛の歌がある
だから歌え
だから歌え
簡単なことさ
愛を叫べばいいんだ
愛してる
これだけ。