ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > ただの1日もただの青空も

どるとるの部屋


[2601] ただの1日もただの青空も
詩人:どるとる [投票][編集]


おはよう おやすみ
こんにちはさようなら
ごめんなさい
ただいま おかえり

人はいつも1日の中で誰でも言葉にする
一回しか言わない言葉もあるけど なんだか投げかけた言葉が返ってくるだけで幸せだね 安心するんだ
一人じゃないって思えるから

退屈でつまらないただの朝も おはようって言うだけでなんとなくなんとなく
幸せ感じるよ
わけもなくわけもなく眠れない夜も
誰かが傍にいてくれればそれは一人じゃないって思えるから
ぐっすり眠れる

ふいにこみ上げた
切なさも 風に吹かれて どこかに飛んでいったから僕の涙もいつの間にか 乾いていたよ 涙のあとに浮かんだ笑顔はまるで雨上がりの虹のようだった

誰かが傍にいてくれればきっとどんなことも乗り越えられる
馬鹿みたいに僕は繰り返すよ
阿呆みたいな毎日を
クソみたいな何かに苛つきながら
思うことはただひとつだけさ
どんな1日も
一回きりだから
交わす言葉も
全て全て
明日になったなら
会えない人もいるからね
ただの1日もただの青空もどんな言い訳もまやかしも通じないほど素晴らしいものなのです

君の声が僕の耳に届いた時 涙が溢れ出すほどうれしかったのは あなたがそこにいるってだけのただそれだけの涙だけど
あなたがいてくれることは何よりの僕の支えなのさ

愛してる
あなたも素晴らしい

さあ今日も言おうね
おやすみなさい
明日、またおはようって言えるように。

2011/03/18 (Fri)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -