詩人:どるとる | [投票][編集] |
消えてゆく 今日の日よ わずかなぬくもりだけを残して
ビルばかりに囲まれた 東京の街で 流行りに流されて
本当にすばらしい
歌は地下鉄のように
暗い路地裏で静かに響くだけさ
明日の行方を知ってしまえば きっと僕は死にたくなる
どうせ希望なんて
あるわけもないのに
僕だけの一番星を探している旅の途中さ
消えてゆく 今日の日よ 数秒ごとに生きれば生きるほど
その味を濃くしてゆく人生よ
まだ若いこの僕に何を求めていますか?
そして僕には何ができますか?
僕の唄はいつかお日さまの下で歌えるかな?
行く先もわからない
宛のない鈍行の旅
明日の行方は星空の彼方でゆらめく蜃気楼。