詩人:どるとる | [投票][得票][編集] |
沢山の星が降り注ぐ夜は何か眠れないわけがあることが多い
夜の窓は鏡になって
僕の涙を 映し出すよ
こぼれ落ちる言葉がまるで 流れ星のように 僕の胸を なめらかにすべって
やがてひとつの歌になりました
眠れない夜には歌でも歌いましょう
そのわけのわからない気持ちを歌にして
完璧とはいえなくてもいいところまで
言葉にできたなら
救われる 詩人の夜
君もかい?
同じ痛みを
感じてるかい?
ただ言葉にならないだけで それだけで辛いのさ
世界の終わり
太陽系の消滅
それにさえ
等しい絶望感
かき鳴らす
心の弦は無限大
さあ 散らかしたっていいから
言葉を この夜にばらまいて
見てごらん
天窓の彼方に
詩人の涙が
群をなす星のように
輝いてる 輝いてる。