ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 孤独

どるとるの部屋


[2641] 孤独
詩人:どるとる [投票][編集]


独りぼっち 見上げた空は やっぱり なんだかどこかが淋しげ
だけど 独りが好きだから 独り言も人の目気にせず 言えます
なんて幸せなんだ

散らかした部屋の中
一日中ぼーっとして
現代人の私生活そのままに 僕は暮らして
このつつかれたらすぐに破裂してしまいそうな風船みたいなもろい心を満たしてるのは途方もない淋しさだけだ

この痛々しいばかりの強がりでやっと覆い隠してる今にもはがれそうな孤独 皮一枚でつながれたこの世界とあの世の境を行き交う意識はまだ未練を残して
繰り返す虚無感に満ちた日々

あしたも同じことの繰り返しさ

他人と交わることもない自由気ままな僕が選んだ道

後悔はないよ

カレンダーの数字を飛び越えて早く 死に目に遭えたらいい

前向きにもなれないけど後ろ向きでは生きられない

はがれそうな孤独よ
虚無感に満ちた毎日よ

この涙は嬉し涙だ
勘違いしないでおくれ

孤独なんてどうって事はないさ

ただ、少し 退屈するだけ。

2011/03/26 (Sat)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -