詩人:どるとる | [投票][編集] |
人という人でごった返した社会という名の交差点
空き缶のように
蹴られ あちこち
でこぼこになって
へこんでいる
僕の心(プライド)
ゴミ箱にさえ
入れられず
その辺に落ちてる
タバコの吸い殻みたいに
かわいそうな
人々が行き交う誰かに踏みつけられて
日夜、理不尽な言葉浴びせられている
空き缶みたいな僕らの立場はもとからないのさ
大人たちに理解を求めるのはどうやら
無駄な悪あがき
空き缶ならば空き缶らしく ぺちゃんこでもいいや
だけれど空き缶でも
生きているんだから
蹴られてもたたかれても自分というものを持って 逆らうことだって時にはあるさ
世の中の冷たい風に吹かれているから
心まで冷たくなりそうだけど いつまでも忘れない人間のあたたかな気持ち
半ばバラードにも似た僕なりのロック
この世の中に捧げよう
空き缶は空き缶の人生を空き缶なりにへこみながら また膨らんで いくらだって再利用(リサイクル)できるんだ
何度だって 起き上がって 立ち上がるよ
空き缶は強い気持ちを持って向かい風のような社会に立ち向かうように ように
空き缶は蹴られても
蹴られても
社会風刺
理不尽な扱い
目下への見下し
ふざけた社会の
現状を身を持って
感じてるよ
空き缶は今日も空き缶だから 蹴られてあちこち傷だらけさ
でも何度蹴られても
また空き缶に生まれ変わって
そして…めぐる
僕らの終わらない
闘いの日々
追い風よ巻き起これ
空き缶ならば空き缶らしく ぺちゃんこでもいいや
だけれど空き缶でも
生きているんだから
蹴られてもたたかれても自分というものを持って 逆らうことだって時にはあるさ
世の中の冷たい風に吹かれているから
心まで冷たくなりそうだけど いつまでも忘れない人間のあたたかな気持ち
半ばバラードにも似た僕なりのロック
この世の中に捧げよう
聞くがいい
我らの歌声を。