詩人:どるとる | [投票][編集] |
百年も経ったら 僕はここから跡形もなく
消えてしまう
いつになるかはわからないけれど
そもそも百年も持つかわからないけど
とりあえずいつかは死ぬことは確実みたいだから
それまではやりたいことしておきたいことできるだけやりたいと思うのさ
天性の面倒くさがりやでなにをするのにもとかく中途半端で
それに付け加えて諦めるのが人一倍早いもんだから 手に入れたものは極端なまでに少ない
自分のこと痛いくらいわかってるのは
やっぱりほかの誰でもないこの僕だから
この街に生まれて
良かったと思うこと或いはわるかったと思うこと
時折死にたくなるくらい追いつめられたとき僕に問い詰められる難問があるよ
問1、人生とはなんだ?
問2、生きるとはなんだ?
問3、これからどう生きてゆくの?
明日の空は思うほどうまく晴れ渡ってはくれないから
足元さえ おぼつかないけれど 目の前に見えている今を大事に生きることが
多分 曖昧だけど
それが大切なんだろうね
他人事みたいに語る
いわゆるそれが僕なりのスタンスなんです
百年経ったらなんてそんな先のことはわからなくて当然だろう
とりあえず今は今のことを精一杯やっていりゃいいよなあ
背負ってるのは責任かい? 愛かい? 友情かい? 信頼かい?
なんにしても 生きていくことは必須の条件だから よろしくね
百年経ったら いないかもしれないけれど
できるだけ長生きもしたいんです
だから、不衛生な毎日は ひかえめに生きてゆくよ
この頃 出てきたお腹を見て思うよ
百年も経ったら 何かが変わるだろう
百年も経ったら 何かが違ってるだろう
でも今はとりあえず馬鹿でのろまな
現代人でいるとしましょう
とりあえず常識ってものを 怪しみながらも 守って 時々破って そんなふうに歩いてゆく僕の毎日
百年先の未来でも 今みたいにただ笑えているといいな。