詩人:どるとる | [投票][編集] |
悲しみの波にさらわれた君の笑顔
僕はすぐ傍にいるのに何もできない
無力さにただ打ちひしがれて 僕が君を愛すべきなのか迷いが生じるよ
さよならなんて僕には言えないから
ずっとこのまま
君の傍で
一生を送りたい
でもそれも退屈だから君の話を聞くよ
なんの癒やしにもならなくても君を愛してるから
悲しみの波が引いてゆけばきっとさらわれた君の笑顔ももどるだろう
その時こそが僕の役目
精一杯励ますから
目一杯慰めるから
胸を張ってまでは
言えないけど
これが愛かな
貝殻のようにこぼれた君の涙が光る
良かった
あなたがいて
そんな言葉がうれしくて
さよならなんて言わないよ
いつだって君は僕の大切な人さ
これが愛だよ
今、悲しみの波は静かに引いてゆく
そしてあとに残された君の笑顔がまぶしくて 月がそれに嫉妬してる
そんな夜の長話
愛かな 愛だよ
多分ね
きっと世界の終わりの日も君がいれば
僕なら最後までずっと君に笑ってられるから 傍にいてね
永遠の愛だよ。