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どるとるの部屋


[2742] 明日の君が笑えるように
詩人:どるとる [投票][編集]


俯いている顔をそっとゆっくりあげてごらん
少しずつでいいから
落ち込んだそのしぼんだ風船みたいな心にもう一度空気を送り込んでみよう

笑ってる顔が一番誰でも素敵なはずだから 君も時間をかけて笑える
無理はしなくていい
笑えるまで
僕は何時間でも何年でも待っているよ

趣味はなんですか?
好きな食べ物はなんですか?
話題を探すよ
かみ合う何かを探すよ
君と向き合うことは自分自身と向き合うことと等しくまたはそれと同じ

君のことが心から大好きで
でもそれは言葉では説明しきれなくて
大げさにいったなら
この世界が神様に創世される前よりずっと前から僕は

言いたいことはたくさんあるけれど
多分今はこれだけ
伝えられればいいと思うんだよ

アイラブユー
愛してる
君だけを

言葉のかけら
君にあげるよ
時に悲しく
響くけど

何が災いして命を落とすかわからないのもこの世界の一面だけど
ふと目を閉じて
美しいものだけに
耳を傾けたら
きっと何気ないことが疑いもなく素晴らしいものだと気づけることもまたこの世界の一面だと思うから
どうかこの世界の全てを嫌いにならないで

雨上がりのあとに架かる虹のように
泣き止んだ君の顔にありありと浮かぶ笑顔が太陽のように 僕の心を優しい光で照らしたら
その時は明日の君も笑えるように
僕が君の心を照らすよ

気がすむまで 泣いてごらん
気持ちを晴らすには
時間と気持ちの整理が必要だ
僕はただ傍で
寄り添うように
待つだけ
明日の君が笑えるように祈るような思いで君をずっと見つめてる

しぼんだ君の心を膨らませるお手伝いをする毎日

何も気にしなくていい
君のペースで生きてごらん

そうすることがきっと 幸せへの近道だからさ

僕の前では無理はしないでほしい
僕と一緒の時は弱音を吐いてほしい
それは全て明日の君が笑えるようにする為の今日の僕の役目。

2011/04/21 (Thu)

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