詩人:どるとる | [投票][編集] |
変わり映えしない部屋の中
独りきり閉じこもって
さびしさと向かい合わせ 見つめ合ってラブラブ
性格は悪いほうさ
他人のことより
まずは自分を一番に優先したいんだ
僕が夢見ていた
未来は全て幻
蓋を開ければ
よくできた嘘偽り
目を開けて
脳を呼び覚ませば
目の前には何もないことがわかるだろう
罪を犯すことに罪悪感などまるで無い
死にたいやつは勝手にどうぞ死んでくれればいいさ
あなたが今いるこの世界は幻だと思えば幻に変わる
あなたが今感じている喜びや浮かべてる笑顔も信じないというならば真っ赤な嘘に変わるだろう
大事なのは理由を問いただすより 神様が仕掛けたこの壮大な時間を生き抜き
幻じゃない何かを
垣間見ることにある
この世界がもしも幻ならば僕自身も幻になるけど 僕は幻なんかじゃないと思うから 僕の世界はリアルへと変わるのです
さあ今日も嘘か本当かわからない世界の中 様々な人間と戯れて 時に抱き合って
命の炎を燃やす
壮大な百年ゲームをクリアすべく生きるのだ
夕焼けはどんなに燃えても 燃え尽きることはない
ちょうどいい加減でいつも燃えている
ほらね
もうすぐ
夜がそこまで
来てる
幻を連れ帰るように
1日という時間に
区切りをつけるため
僕らの瞳に美しい幻を最後見せるよ
そろそろおやすみ
そろそろさようなら
幻は赤く 燃えながらやがて 闇にのみこまれて 無口なその口を閉ざす
さようなら幻よ
また会おう幻よ
この場所で
長い夢から覚めたら
あたりまえのように
おはようと言うから
その時はどうぞ
僕を受け容れて。