詩人:どるとる | [投票][編集] |
サラリーマンのみなさん毎日ご苦労さま
ご自宅では奥さんのでかいケツにしかれて財布握られて
会社では相も変わらず出世できず上司に見え見えの愛想振りまいて
気に入られようと媚びを売りまくる日々
若い奴らになめられまいと必死で真面目に働くけれど だんだん月日が経つにつれ
会社のお荷物になる自分がいるよ 定年間近のサラリーマン気づけば四十を越えている。そんな夢を最近よく見る
目の前に立ちふさがる社会という壁
青春はもうとうに過ぎたんだ
毎日 奥さんに罵られ
少ない小遣いしか与えられず その小遣いの中でやりくりして
今日も昼飯 コンビニの一番安い弁当
栄養偏ることウケアイ
社内の健康診断
結果見てビックリ
体重と比例して内蔵脂肪が増えてる!!
医者に言われたよ
「お酒と油物は極力控えましょう」
だけどだけど僕からお酒をとったらあと何が残るっていうんだ?家のローンだけじゃないか?!
サラリーマンは今日も世知辛い世の中と居場所のない家のあいだにはさまれて 安いネクタイ風になびかせ
今日も外回り
業績は伸び悩む
新卒の若者の溌剌さに心底嫌気がさす
暇さえあれば愚痴をもらし 若者のマナーをああだこうだ言う自分はもうそこいらのオヤジと一緒かな
ああ サラリーマン
今日も三十の少しガタのきている 身体ひとつで頑張っているよ
できることならあと少し 小遣いアップを望むけど奥さんは それを許さない
家を支えてるのは自分なのに 奥さんは今日もえらそうな顔で
ただ はよ行けはよ食べはよ寝ろと単語の波状攻撃 マシンガンのように早口でまくしたてるよ
まあ何にしても明日も会社だから早く夕飯食べて早く寝る
悲しい宿命背負ったどこにでもあるサラリーマンの生活
あなたも同じですか?
日々堪えているクチですか?
あなたも苦しい
僕も苦しい
けれど頑張りましょう
僕らはそういう生き物。