詩人:どるとる | [投票][編集] |
今日もどこかで 新しい命が生まれ 元気な産声あげているよ
今日が君の誕生日
おめでとう
悲しい出来事は 笹舟に乗せて 川に流そう
涙は 笑顔をつくる材料の一つなんだと誰かが言っていたよ
いくつもの日々を 誰もが 生きて
何度だって 人は笑ったり泣いたりする
天国からお迎えが来るまで 何回笑い何回泣くのかな 何回生きてるって思うような喜びに出会えるかな
生きてても それは
生きてるって気持ちになれなきゃ 生きてても死んでるのとそう大差ないさ
だから
生きるということはただ大地を歩き
与えられたことだけをただこなすだけが生きるということじゃなく
生きるということはただ呼吸をしていれば果たされるんじゃなくて
生きてるという気持ちを心から感じてる
そんな気持ちになることが生きてるということ 生きるということは生きてるという気持ちになれているかということが生きるということ
今 この世界で
この街だけでも
どれだけの人が
心から生きてるといえるでしょうか?
どれだけの人が
生きるということの意味を知ってるでしょうか?
明日もどこかで
誰かが 人生に幕をおろし 静かに 目を閉じる
明日はもしかしたら
誰かの命日
安らかにおやすみ
僕にもいつか訪れる
おしまいの時を
待たずして 今を精一杯 大事に大事に生きるよ
それが僕には生きるということの全てだから
生きて 生きて
生き抜いて
はじめて
たどり着く 場所がある
今はそんな場所を目指して 生きてる。