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どるとるの部屋


[2956] 嘘とハッピー
詩人:どるとる [投票][編集]


悲しくないなんて まるで嘘で 本当はひとりじゃ さびしくてさびしくて 死んでしまいたくなる

いやに冷たい世間の風に吹かれて 人を信じることさえもできなくなってしまった
人を疑ってばかりいても 誰も愛せない
だけど裏切られすぎて 疑心暗鬼の二十代

夢やロマンなんて この世の中には安易に期待しちゃいけないと僕は思うんだよ 若くして捨てた希望送り火のようにため息に見送られて

もういっそ僕がここに生きていることも全て嘘ならば どんなにいいだろうと思った夜 酒は涙の味がした
空に浮かぶ満月が美しすぎた

ハッピーですか?
あなたはハッピーですか?
僕は嘘をついて
頷いた

魔の青春時代。

2011/06/12 (Sun)

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