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どるとるの部屋


[3006] 都会の流れ星
詩人:どるとる [投票][編集]


言葉にならない思いが僕の中にある
不満があっても言い出せない 苛立ちがたまってゆく日々が
夜の眠りを妨げる

太陽は真昼の空に
鎮座して 街を照らす
熱せられた真夏のアスファルト東京は灼熱地獄

真夜中、流れ星が流れたら
願い事をしよう
叶わなくても
叶っても明日は思うより明るいよ

月の砂漠は果てしなくまだ続くんだね

終わらない夜が覆い被さってきて 僕はもう足元さえも見えない暗闇に飲み込まれて
目覚めればそこにはいつもの朝があり
空には大きな大きな
太陽が鎮座してる

そしてまた夜が来れば 見上げた瞳に流れ星が流れて
僕はそっと願い事をするんだよ。

2011/06/22 (Wed)

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