詩人:どるとる | [投票][編集] |
一日お疲れ様
大人も子供も
関係ないさ
一日頑張ったのなら
それはなんとも素晴らしい一日だったね
ため息を何度もついたけど 大人は大人の大変さがある
子供は子供の大変さがある
その中でみんないつも頑張ってるんだよ
みんな頑張ってる
頑張ってない人なんて一人さえもいないんだよ その涙がそれを証明してるじゃないか
お腹が減ったから 今すぐ家に帰ろう 君のお腹黙らせる美味しい夕飯が君を待っている
人には誰も帰る場所がある 君の帰る場所はもうすぐそこまで
その角曲がれば あたたかい明かりのともるあなたの家
ドアを開ければ
そこには優しい家族の笑顔
元気な声で言ってやる
ただいま 帰ったよ
サラリーマンも
学生も
それぞれの一日を
終えてみんな それぞれの悲しみの中で何か笑えないかと考えながら 今日も 生きてるんだ
馬鹿らしいことや
くだらないことでも
笑わなくちゃ 悲しみにどんどん沈んでいきそうでこわいんだよ
今夜の夕食何かな
考えながら 会社や学校からの帰り道を歩いてたり 走ってたりしたよ
イメージしただけで
お腹がぐーっと鳴ったよ 夜空に浮かぶ月さえなんだかハンバーグみたいで よだれが止まらない
だから家に帰ろう
まっすぐ 寄り道せずに帰るべき場所へと
僕を君を待っている人のもとへ
みんなそれぞれ悩みや不安を抱えてる
それでもみんな頑張って生きてる それだけで表彰もんだよ
お疲れ様 本当は誰より自分に言いたいはずなんだ
愛する人の笑顔や
待っていてくれる家族の笑顔に
僕は今日も変わらない
声でただいまって言うからおかえりって言ってほしい
子供にも大人にも
それぞれ帰る場所がある ひとり暮らしでも アパートでも一軒家でも 立派な家さ
無理しない程度で頑張りゃいいから
せめてただいまって言うだけの余力は残しておいてね
さあ四の五の言わずに家に帰ろう。